永田和宏氏、河野裕子氏は
ご夫婦で歌人であり互いを思い合うエッセイ。
二人が恋をして、家庭を築き、河野氏が病に倒れて旅立つまで。互いの思う気持ちが切なく綴られています。私は短歌には詳しくなくてお二人の思い合う表現が歌集としては理解が深められない浅はかな知識を情けなく思いますが、それぞれの思いを綴った言葉には配偶者を失う苦悩を苦痛と共に表現されており、とても苦しくも情の濃いラブレターだなぁと思いました。
”河野氏:結婚して、「お前と俺とは育てられ方が違う」と一番初めに言いましたが、私も本当にそのように思いました。この人は全身をかけて愛されたことがない人だ。寂しい人だと思いました。ドーナツだと思ったんです。真ん中がない。いまでもそう思いますね。私が先に死んだら、あの人、どうするかなあって、多分、お酒を飲みすぎて泥酔してお風呂で溺死するでしょうね。
そう。(永田に)すべての愛情をかけようと思いましたね。永田はお金には苦労しなかったけれど、寂しい幼年時代、少年時代があったんじゃないかと思います。二番目のお母さんは小脳が委縮する病気でほとんど寝たきりになってしまわれて、きょうだい三人が当番でご飯を作ったりしたという事もあって、永田の家族は幸せではなかった。だから、いっそう自分の家族を大事にしてくれました。自分が欠けてもらわなかった愛情というものを子どもたちに全身をかけて注いだ、いいお父さんでした。”
~文中より~
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妻を病で亡くしてしまうことは読む前から知っていた私ですが、やはり名前を見れば永田和宏氏が破壊指数の高い家庭運20画をお持ちであることが気になりました。
そして河野氏が病に縁が結びつきやすい12画と27画を持ちであることも。運命思想としてはそういうところが気になってしまいます。どうしても、それがその通りになってしまいやすい事実を幾度となく観てきたからこそ運命鑑定をやっているのですけどね。
文中より永田和宏氏は、幼少時代より愛情をかけられたことがなかったことを記されていました。育った環境も、妻を失う前後、その過程もどれほど辛かっただろうと思ってしまいます。
切なくて儚さを秘めたお話ではあるものの、互いを思い合う芸術的な作中の言葉には何度も胸を打たれます。
良ければぜひ。
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