大失恋ストーリー15(私ってなに?)
彼が言うた「また電話する」は翌日かかってきた。
「仕事中は電話でけへん」って言うていつも夜に電話かけてきよったのに、
このときかかってきたのは昼前だった。彼は仕事中に電話してきた。
これはちょっとビックリやったなぁ…
けどね、私はいろんな気持ちでココロがザワザワしとったし、
昨夜のイライラも解決できとらんかったから電話に出んかったんよ。
けど、出ずにおったらそのままロージーが鳴りっぱなしで
今まで聞いたことのない部分(メロディ)まで長く鳴ってきたから、
しょうがなく電話に出たわ。「はい…」ってそっけない態度をとってもた。
彼は速攻謝ってきた。「マミ姉ごめん・・・本当にごめん…ごめんなさい」
余りにもヘコんだ声で謝ってきたからビックリした。
そして昨夜の電話のことを説明してきた。
昨夜は友達と飲んどって、女の子の話になったときに私のことを話したらしい。
そして彼の友達が酔っ払った勢いで私に電話してきたらしい…
そして彼が必死で謝って説明してくれたけど、
私のココロはまだザワザワしたまんまやったし、
イライラが解消されんかったからね、
もう思い切って聞いてみることにしたんよ。
「私って何なん?」
聞いて速攻、ハッとした。なんか思っとったよりもきつい口調で言うてもた!
彼はだいぶヘコんでもぉとるのに…
もちょっと優しい口調で聞けばよかったかな…
そんなことを思いよったら、彼が即答してきた。
「俺にとってマミ姉は、彼女みたいな存在かな」
続く…
大失恋ストーリー14(ショックな電話)
ある日、また携帯のロージーが鳴った。
彼からや!と思うて電話に出たら、彼じゃなかった。
彼の友達がふざけて彼の携帯から私に電話をかけてきたんね。
電話してきた彼の友達は異常にテンションが高かった。
そして彼の友達がイキナリ言うてきたんよ…
「マミ姉ちゃん大学生なんやろ?誰かかわいい子紹介して!」
あぁ、そういうことか…けど、残念やね。
そのとき私が仲良くしとった女の子の友達はみんな彼氏がおったんよ。
彼氏のおる友達をそういうノリで誰かに紹介するわけにはいかん。
私は、彼の友達にそう言うて断った。
けどね、彼の友達はしつこかったんよ。
「そんなこと言わんと!誰かかわいい子紹介してやぁ!」
「大学生の知り合いおらんし、マミ姉ちゃんお願いやわぁ~」
「頼む!誰でもえぇからかわいい子紹介してして!」
「マミ姉ちゃん友達多いんやろ?一人くらいは紹介できるやろ?」
最初のうちはやんわりと断っとったけども、
あんまりにも彼の友達がしつこく言うてくるもんやから、
私はだんだんイライラしてきたんよ。
彼から私のことを何て聞いて電話してきたんか知らんけど、
私はあんたとは初めてしゃべるんやで?
イライラが止まらず、「ちょっと、マジでしつこい!」って怒ってもぉた。
そしたら彼の友達は慌てて彼に電話を渡したんやろね…
彼が電話を変わって私に話しかけてきた。
「こいつ彼女がおらんからマミ姉に誰か紹介してもらおうと思うたんよ」
「それで?ほんまにマミ姉、誰も紹介できる子おらんの?」
ちょっと・・・なにそれ・・・。
私は彼にも
「しつこいっ!イキナリ電話かけてきていったい何なんよ!」って怒った。
そしたら彼は、「あぁ・・・また電話する」って言うて電話を切った。
私に「ごめん」って謝りたかったけど、友達が横におったから、
バツが悪いと思うて素直に謝れんかった…そんな感じだった。
そういう彼の気持ちは分かりながらも
これはなんともショックな電話やったわ…
彼は彼の友達に、私のことを何て言うとったんやろ…
そして何より彼にとって私はいったい何なんやろう…
彼にとって私は大学生のかわいぃ女の子のつながりを持ってる
ただの都合のえぇ女なんやろか…
そんなことを考えよったら不安なんだか絶望なんだかよう分からん気持ちで
またココロがザワザワしてしまった…
彼のことを『普通の友達』と思うならばそんなにイライラする必要もないという
自分の矛盾に気付くこともないままに…
続く…
大失恋ストーリー13(彼の誕生日)
その間、彼からの電話は1回もなかった。
風邪が治ってもココロがザワザワしたまんまやったからね、
私は元気になった報告とお見舞いのお礼を言い訳に彼に電話してみた。
思えば、私の方から彼に電話したのはこれが初めてやったかもしれんわ。
すると彼は相変わらず普通に元気でオモロかった…。
そしてまたアホな話をしよったら、彼が言うてんよ。
「実は今日、俺の誕生日なんよ」
これまた私はタイムリーに電話したなぁとか思うて、
あわてて「おめでとう」を言うた。
電話で彼としゃべっとったら、なぜかココロのザワザワがなくなった。
そしてこのとき初めて彼の歳を聞いたら26歳だった。
私ももうすぐ誕生日やったから、5つ年上なんやねって思うた。
20歳で学生の私にとって、26歳の社会人の彼は、
なんだかオトナな部分もあったけど、あまり歳の差を感じさせんかったなぁ…
そして電話を切った後、ちょっと考えてみたんよ。
誕生日にこうして普通に電話に出れるってことは、
もしかしたら、彼には彼女とかおらんのかもしれん…!
冗談半分で、「誰も祝ってくれんーっ!」って言うとったけど、
それもほんまなんかもしれん・・・!
ってここまで考えてふと我に返った。
私、何を考えてんねやろ…
別に彼に彼女がおるとかおらんとか関係ないはずやのに…
なんでこんなにホッとしたりしよるんやろ…
そしてまたココロはザワザワし始めてしまった…
続く…
彼氏にお化粧
自分の顔に化粧をするのはそれなりに慣れたつもり…
決して上手ではないけど、自分の顔の特徴は分かっとるし、
どういうメイクをしたらこのブサイクが少しでもマシになるかも
それなりに研究してきたつもり…
そうしてくると、だんだん化粧がマンネリになってきて、
その楽しさがイマイチ分からんようになってきてしまう…ヽ(´Д`;)ノアゥア
そこでアホな私はふと思い立ったんですわぁ…
彼氏に化粧してみたら
どんなになるんやろ♪
(ノ´∀`*)アヘアヘ
(↑イタズラ根性に火がついたアホ)
当時付き合っとった彼氏はもともとヒゲが薄くて
なんとなく肌がキレイだったからね、
これに化粧したらオモロいことになるかもしれんと思うたんですわぁ♪
(ノ´∀`*)アヘアヘ(←そして優越感に浸りたいと思うたアホ)
彼氏に「なぁなぁっ♪化粧させて♪」って言うたら
最初はメチャメチャ嫌がられて拒否られたけど、
彼氏は私が言い出したらしつこいのがよく分かっとったからか、
しばらくお願いし続けたら折れて承諾してくれたっ♪ヽ(T∀T )ノワッショーイ!!!!
そして彼氏と向かい合って、化粧をし始めたんですけどね…
彼氏が初めての化粧に
ビビりまくりやってん!
ヽ(´Д`;)ノアゥア
(↑イマイチ化粧に集中できんかったアホ)
ファンデーションとまゆ毛まではなんとかすんなりいったんですけど、
アイラインを引こうとしたら彼氏が「ぬおーーーっ!」って叫びだし、
ビューラーでまつ毛を上げようとしたら「どぅ…どぅぁーっ!」とか
意味不明の言葉を発して暴れだしてん…
((((;TДT)))ガクガクガクブルブルブル(←ビビりまくるメイクさん)
「女っていっつもこんなめんどくさいことしよるんやね…」
って言うたり、
「女ってこんなエグいことまでやってるんやな…」
とも言うとった…_| ̄|○
けどね…
メイクしていくうちに
彼氏もだんだん
その気になってきてん!
(゚Д゚;≡゚Д゚;)?
「アイメイクはもう終わったよ」って言うたのに、
「アイシャドーはやっぱりこっちの色に変えてほしい」とか
「私は口紅は持ってへんからね」って言うてるのに、
「唇には赤いの塗ってもらいたい」とか
いろいろ注文してきたんですわぁ…(゚Д゚;≡゚Д゚;)?
結局、いつも私がメイクする時間の倍以上の時間をかけて
彼氏の希望通りにメイクしてみた…♪(;´∀`A)アヘアヘ(←ちょっと疲れた)
そして完成したとき、化粧で変身した彼氏をマジマジと見て
これは腹抱えて笑ってやろうと思うたら…
メイクした彼氏は
私よりもキレイで
かわいかった…
_| ̄|○ 負けてもた…
あれはヘコんだ…あれはほんまにへコんだ…_| ̄|○
あまりに彼氏がキレイでかわいかったから写真撮りまくってもぉた…
彼氏も「俺もいざとなったらこっちでイケるかも♪」とか言うとったし…
ヽ(´Д`;)ノアゥア(←彼氏が「いざ」とならんことをひたすら祈ったアホ)
申し訳ないですが、今回も個別コメレスお休みさせていただきます
★もいっちょブログ更新のお知らせ★
もいっちょブログの★ココロ開いたらアシも開くやろ、やっぱ★
も更新しました(>Д<)ゝ”
今回のタイトルは『開放感と恥じらい』
(←ここからもブログに直接行けます)
大失恋ストーリー12(ココロのザワザワ)
風邪は思うたよりも長引いた…
彼からもろぉた風邪薬を一箱全部飲み終わるくらいまで寝込んどった…
熱で頭がモウロウとしとる中、なんかココロがザワザワしてきた…
彼がなんで私にこうして優しくしてくれたんかが分からんかったんよ。
彼は見た目もかっこえぇし、優しくて気が効くし、話してもオモロいし…
「あぁ、この人モテるやろなぁ・・・」って感じの人やったからね、
そんな人がなんで私なんかにこうして優しくしてくれるんかが分からんかった。
もしかして彼は私を好き?
それとも私を彼の遊びに引きずり込むための罠?
恋のカケヒキを知っとった私は、
彼の優しさに素直に甘えてもぉたら後で痛い目に遭うかもしれんと思うた。
そもそも、彼に彼女がおるかおらんかさえも知らんかったしね。
これは恋ではないんや!
惑わされたらアカン!
下手したら彼に遊ばれてしまう!
しっかりしないと!
彼の優しさや魅力にドキドキしよる自分を押さえつけようと思うた。
もう恋愛で痛い目に遭いたくない・・・。
遊ばれるのはごめんやわ・・・。彼に騙されるわけにはいかん!
そんなことを考えながら、私のココロはザワザワしたまま
布団の中で眠り続けた…
続く…
大失恋ストーリー11(風邪ひいてもた)
あの彼の海でのギターの演出がかなり刺激的だったらしく、
私は家に帰って鏡を見たらほっぺたが赤くなっとったわ…
そしてそのまま寝て朝起きたらまだほっぺたが赤かったんね。
私、どんだけトキめいてんねん!と思うたら、普通に風邪ひいとった…
真冬の海で寒い中遊んだのがアカンかったんやろね…
病院に行く元気がない…家に薬も置いてない…
熱はどんどん上がっていって普通に一人で寝込んでもぉとった…
その日はそのまま寝込んだままで終わろうとしよったんやけど、
夜に彼から電話がかかってきてん。ロージーが鳴ってん。
ベッドから這い出して携帯をゴソゴソ探して電話にでた。
彼に風邪ひいてもぉたとか言うたら気ぃ使わせてしまうやろうと思うて
必死で元気なふりをしてみたんやけど、すぐにバレた。
「今から行くわ。家どこ?」
寝込んでボロボロやったし、風邪うつしてもぉてもアカンし、
気持ちだけで十分って断ったんやけど、彼は譲らんかった。
そしてしばらくすると彼が家に来てくれた。
彼は玄関のところで風邪薬とポカリスウェットが入った
ビニール袋を手渡すと、「じゃ、また!お大事に!」って速攻帰ろうとした…
え?そうなん?とか思うたら、彼は私との電話を切った直後に
彼の友達から「車のタイヤを溝に落としこんだから助けに来てくれ」って
頼まれて、駆けつけんとアカンって説明してくれた…。
彼に家には来てもらいたくないと思うとったくせに、
こうしてすぐに帰られてしまったのがちょっと寂しかった…
けど、駆けつけてきてくれたことがうれしかった…
なんだかよう分からん気持ちのまま
家のベランダから彼の車を見送った後、
部屋で彼からもらったポカリと薬を飲んで私は眠った…。
続く…
大失恋ストーリー10(海でギター)
海は結構近かったからね、車で20分も走らんうちに着いてん♪
って言うか…冬の海!!!しかも夜やし真っ暗!!!誰もおらん…
私がうれしげに「海に行きたい」とか言うてもぉたけども、
こんな真っ暗な冬の海に来ていったい何をするって言うねん!
二人で車から降りて波打ち際まで歩いていったらね、
真っ暗な海から波ががサブン…ザブンって打ち寄せてくる…
しばらくその波と遊んだりしよったんやけど、あまりの寒さに車に戻った。
そのまま彼と車の中でおしゃべりしよったんやけどね、
ふいに彼が後部座席からギターを出してきてん!
車にギター!?!?意味不明やし!!!
そう思うたら彼が言うてんよ…
「マミ姉、ギターで弾き語りされてみたいって言うとったやろ?」
ビックリした…そういえば私は彼と電話でしゃべっとるときに言うとったわ。
そんな一言を覚えてくれとったんやね…
それでギター持ってきてくれるとかほんまビックリしたわぁ…
「車の中でギター弾いたことないけど、これは狭いなぁ…」
彼はそう言いながら、彼の好きな布袋さんの歌を弾き始めた。
けどもごめんね。私、布袋さんの歌はあんまり詳しくなかったんよ…
反応に困りながら聴いとったら、彼がそれに気付いた。
「じゃぁ、マミ姉の知ってる歌にするね」
そう言うて彼が歌ってくれたのはMisiaの「キスして抱きしめて」だった。
大好きだったこの歌を男の人に歌われるだなんて初めてだったし、
憧れのギターでの弾き語りやし…歌の歌詞がストレートにココロに響いた…
後にも先にも海でギターの弾き語りしてもらうのはこれだけやろうなぁ…
私はドキドキしとるのを隠すので精一杯やったわ…
続く…
スーツの私
大学4年のときのこの時期は、ひたすら就職活動してましたわぁ♪
いつになったら終わることができるのか分からない…
卒業までに内定をもらえるかも分からない…
そんな不安を抱えながら、エントリーシートを書いたり
会社の説明会に参加したり、面接受けたり…
ひたすら先の見えないスケジュールをこなす毎日でしたわぁ…
『就職難』って言われとったのもあって、厳しい思いをしたけどね…
スーツを着ると
なんだか大人の仲間入りが
できたように思いましたわぁ♪
(ノ´∀`*)アヘアヘ
今となっては、街で就職活動中の大学生を見たら、
なんだか特別目立った雰囲気をかもしだしてるように感じるけども…
真新しい黒っぽいスーツに清潔な雰囲気の色したシャツ、
茶髪をすこし黒くしましたって感じのサワヤカな髪型…
「あ、就職活動しよるんやな」って分かってしまったりするけども…
でも当時、ミニスカはいてギャルチックな格好しとった私は、
そのスーツを着て街を歩くだけで
見事に大人の仲間入りができた気分に浸っとったんですわぁ…
スーツを着て鏡の前でクルクル回りながら
「なんだか私、大人っぽい!」って一人で感動しとったし…♪
ヽ(T∀T )ノ≡ヽ( T∀T)ノ (←鏡の前の自分に感動するアホ)
そして…
この大人びたスーツ姿の自分を
彼氏に見せたいと思うてん♪
(ノ´∀`*)アヘアヘ
当時付き合っとった彼氏は私よりも5つ年上で社会人やったから、
いつも学生と社会人の差っていうか…壁っていうか…
そういう違いを感じたりしとったんですわぁ…
彼と同い年くらいのOLさんにヤキモチ妬いてもぉたりしとったし…
ヽ(´Д`;)ノアゥア(←いつも子ども扱いされよる気がしよった)
だからこそ!こうしてスーツを着て大人っぽくなった自分を見せて
ちょっと彼氏をドキッとさせてみたいと思うてん♪
彼氏は仕事で忙しくしとったんでなかなか会われへんかったんですけどね、
彼氏の仕事が終わった後に会えることになった日には…
スーツ着る用事もないのに
彼氏に見せるためだけに
わざわざスーツを着てん♪
(ノ´∀`*)アヘアヘ (←アホ)
いつものように彼が私の家に来てくれることになっとったんですけど、
彼が来るまでスーツ姿で部屋をウロウロして落ち着かんかった…
無意味に部屋の片付けをし始めたり、何回も鏡でチェックしたり…
(*´д`*)ハァハァハァアハァ(←かなりワクワクのアホ)
そして彼氏が来てくれたときは、
『私もさっき就職活動から帰ってきたから着替える暇がなかったのよ』
みたいな顔をして普通に「おかえり」って出迎えた。
内心『ちょっとスーツ姿の私を見てよ!褒めてよ!』とか思うてるくせに(爆)
そしたら彼氏がスーツ姿の私を見てさっそく言うてくれましたわぁ…
「なんかお前、
スーツ着たら急に
老け込んだな…」
_| ̄|○
彼氏は私を見て他にもいろいろ言うてくれたんですけど、
「人気のないお水の子っぽい」とか、(人気のないが余分やし…)
「ストッキング破れとるよ」とか、(部屋の掃除で破いとったんやろね…)
「スーツしわになるから早く着替えとけ」とかだった…_| ̄|○(←強制終了)
彼氏にとってスーツの私はあんまり魅力的やなかったんやろなぁ…
ヽ(´Д`;)ノアゥア(←スーツ着ても中身はアホのまんまやしなぁ…)
コメレス放置しっぱなしでごめんなさぃ…ヽ(´Д`;)ノアゥア(←遅くなります)
そして今回も申し訳ないですが個別コメレスお休みします…_| ̄|○
大失恋ストーリー9(2回目に会う彼)
彼との待ち合わせの時間ピッタリに行ってみたら、彼が先に来とった。
「ごめん♪おまたせ♪」言うて彼の車の助手席に乗った。
そして運転席に座る彼を見てみたら…
なんだか彼の雰囲気が違って見えたんよ。
出会った飲み会の日以来会うてへんかったからやろか…
最初見たときは、ちょっとかっこえぇな…とは思うたけども、
これがもうっ!めちゃめちゃかっこえぇことに気付いてん!
私は外見にはほとんどこだわらんけども、
こんなかっこえぇ人の助手席に乗ってえぇもんかと戸惑ったわ…。
そして彼のしゃべり方も、いつもと違う感じやった…
いつも電話ではアホ話ばっかりして大笑いしよったけども、
車の中での彼はちょっと口数が少なかった…
そして落ち着いたオトナな感じだったと思う…
あんまり私の方を見ようとしてくれんかったしね…
彼のその雰囲気の違いに戸惑って、
私は何をしゃべったらえぇんか分からんまんま、
沈黙だけは避けたいと思うて必死で話題を探したわ。
彼はその私の話に静かに返事をする感じ…うーん…
私が話しかけてばっかりで、なんか一人で空回りしよるかも…
後で彼から聞いた話やねんけどね、
彼はこのとき、めいっぱい緊張しとったらしい…
なんでやねん!って感じやわ。
だって私の方が、2回目に会う彼の雰囲気の違いに、
変にドキドキしてもぉとったのに…
そんな雰囲気のまま車は冬の寒い海へと向かっていった…
続く…
大失恋ストーリー8(彼からのお誘い)
彼からの電話攻撃は相変わらず続いた…
そんな間も私は他の友達とワイワイ遊びに行ったりしよった。
誰でもかまわず誘われるがままに右へ左へって感じやったんね。
そやから、彼からの電話に出られへんことも多かった。
そしてあるときの彼との電話で、
「今度、また遊ぼう」って誘われた。
いつものノリで「えぇよ~♪遊ぼぉ~♪」って軽く返事した。
「そしたら、この前の4人でまた遊ぼうか!」
ってふいに思いついて彼に言うてみたんやけどね、
彼はそれをサクッと却下した。「いや、二人で遊ぼう」って言うてきた。
このときの私はかなりニブかったと思うわぁ…。
彼が私に特別な気持ちを持ってくれとることに全然気付いとらんかった。
「そっか♪二人でもええね♪」って軽い気持ちで言うて、
週末の夜に彼と会うことになった。
「マミ姉、どっか行きたいところある?」の彼の質問に
私は何も考えず、率直に自分が行きたいと思うたところを答えた。
「私、海に行きたい」
真冬の寒い夜に、海に行きたいだなんてなぁ…もう私アホすぎ!
自分で言うときながら、何か失敗したような気持ちになったわ…
けれど彼は少し笑って「じゃぁ楽しみにしとくね」って電話を切った。
続く…