『明日、どんな心構えでレコーディングスタジオに行こうか?』
・・・と考えていたら、このCD制作を始める前に心にあったことを、
改めて思い出し、『よし、これでいいのだ!』と何かが割り切れた。
今回のアルバム【A Blue Rose Garden】では、
このブログのように、今の自分を正直に、真っ直ぐに表現したいと思い、
その気持ちが根本にあり、作詞作曲をして、タイトルを決めたんだった。
だから、ジャケット写真も、その楽曲のイメージを表現したくて、
『スッピン&スッポンポンな寝起き』っぽい感じにした。
それなのに、制作をしながら、心のどこかで『背伸びしたい』
・・・という気持ちが芽生えてしまったように思う。
それで、ヘンな葛藤を繰り返し、お金と時間をかけて遠回りをして、
結局は、スタートラインに戻ってきたような気がするの。
そんなことを考えていたので、今日はこんな言葉にしてみました。
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【芸術表現は、一種の変身だ。
フローベルは、「ボヴァリー夫人は私だ」と言ったが、
最も深いところで自分を裸にし、人眼にさらし、
社会の評価を引き受けるというのは覚悟がいる。
芸術表現することは、その覚悟、自由を身につけることであって、
その自由によって、自分自身をせまい枠の中から
広く高く押しすすめてゆくのだ。】
・・・岡本太郎
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mamiの音楽は、芸術なんて呼べるものじゃないし、
評価を受けることを考えているような余裕もないけど、
モノを作り出す中で、大切な事は同じだと思ったの。
オリジナル曲の制作は、ライフワークであり、ブログのようなモノで、
今の自分を未熟だと思いながらも、勇気を出して、さらけ出して、
『挑戦していく人生の本』の1ページを更新する気持ちでいこう。
だから、このジャケット写真で表現したかったイメージを膨らませて、
明日のレコーディングスタジオに向かうことにしましたっ!!
今の自分で、背伸びせずに、スッピン&スッポンポンでいこぉ~♪(笑)
・・・と、覚悟をして、今の自分の精一杯を出せるように、
今日は、心と耳の限界値を上げることに集中していきます