人件費と弟子と明日の半営業 | 自家焙煎珈琲 豆散人アルジの公式ブログ 珈琲と日々

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愛知県豊明市にある自家焙煎珈琲店 豆散人(まめさんじん)のアルジが、珈琲のこと、お客さんのこと、日々の思いなどを気ままに綴っております。 (旧 ほちほち日記)

愛知県豊明市からこんばんは。

自家焙煎珈琲豆散人アルジです。

 

 

春闘で賃上げが盛んのようです。33年ぶり高水準だとか。

 

確か「すかいらーく」の偉い人だったと思いますが、少し前のニュースで、「人件費をコストだと考えている企業は成長しない。コストではなく投資だ」というようなことを言っていました。

雲雀のように高く舞い上がってほしいものです。

 

とはいえ、会社というのは、何も産み出さない人も一定数いるわけで、そこには投資できないので、なかなか難しい。

 

もうひとつ最近のラジオで学んだことを書きます。

NHKラジオの「小痴楽の楽屋ぞめき」という落語演芸バラエティー番組に、神田松鯉という81歳の講談師が出ていて、こんなことを言ってました。

 

「師匠が教えすぎると、師匠を超える弟子が育たない」

 

師匠に似ている弟子がいるのはよくない、師匠が弟子を自分の枠に嵌めてしまってはいけない、というわけです。

 

これは珈琲の世界ではよくあることです。

何から何まで師匠の真似。そこから逸脱すると、独立した後でも怒られてしまう。こういうのは師匠が悪いのです。

 

アルジは特に師匠がいなくてよかったですが、誰に教えてもらうか、相手をちゃんと見極めることが大事です。

 

人を見る目と豆を見る目、どちらも重要ですね。

 

最後にお知らせです。

明日は定休日のところですが、祝日なので13時から17時まで店を開け、ゆるく営業します。どうぞお出掛けください。