愛知県豊明市からこんばんは。
自家焙煎珈琲豆散人アルジです。
今朝、NHKFMラジオで「×クラシック」を聴いていたら、MCの一人、サックス奏者の上野さんが、「ブラボーよりも拍手のほうが気持ちがいい」というようなことを言っていました。
なんとなく分かるような気がしました。
ブラボーは、演奏が終わるや否や飛んでくる場合があって、まだ余韻が終わってないのに、かえって迷惑な場合もあると思います。
演奏者に送るというよりも、自分のためにやっているのではないかと思ってしまいます。
これはもちろん、拍手でもそういうことがあって、落語のサゲの時の拍手も、言い終わる前にするフライング拍手があります。通ぶるなよ、と思います。
上野さんが言うには、本当に感動した時の拍手には間があるのだそうです。
すぐには手が動かず、ふと我に返って拍手を送る、という感じでしょうか。そして、だんだん大きくなっていく。
アルジは、ブラボーはもちろんもらったことがありません。
拍手もあまりないです。ちょっとカラオケで歌ったあとのお義理の拍手とか、人前で挨拶した後の白けた感じの拍手くらいです。
「万雷の拍手」という言葉があります。
「拍手喝采」というのもあります。
ああいうのは、とても気持ちがいいだろうと思います。
音楽の人もスポーツの人も演劇の人もお笑いの人も、あれが一番報われるのかもしれません。