愛知県豊明市からこんばんは。
自家焙煎珈琲豆散人アルジです。
このところ、よく来てくださる男性のお客さん。
特に浅煎り珈琲についてお話をするのですが、いつも誤解されている「酸味」について、「生焼けになって芯が残った豆のエグ味を“嫌な酸味”と思われる方が多い」と説明したら、
「酸化防止剤の味をワインの渋味だと思ってしまうようなものですね」
と言われました。
なるほど、上手い喩えです。
アルジはワインの味は分かりませんので、そのクチかもしれません。偉そうに言ってますが、専門外のところではそんなものです。
こういう風に打てば響くように返ってくると、こちらも頭の回転が良くなった気になります。
浅煎りで芯が残っている生焼けの豆は、深煎りにしても中は生焼けのままで、外側だけが焦げます。
その焦げた香りを深煎り珈琲の“苦味”だと思っている方も多いです。
浅煎りが上手にできないと深煎りもできません。