映画『ディア・ファミリー』を観てきました。
とてもいいお話でした。
娘の心臓病、という重いテーマを扱っているにもかかわらず、
最初から最後まで、明るくて、前向きな空気にあふれていました。
すごくドラマチックなことが起こるわけではないけれど、
地味に心があったかくなる映画。
何よりこの両親と三人姉妹の家族(坪井家)が、仲がよくてかわいくて、
映画が終わる頃には、この家族、好きだなぁって思ってました。
ついパンフレット買ってしまった。
原作小説(ノンフィクション)も売っていて迷ったのですが。
今回は、映画を作った人たちのことも、好きだなと感じたので、作った人たちの話を聴きたくて、パンフレットを選びました。
時代背景としては1970年代からお話が始まっているので、ある意味昭和レトロな映画です。
昔懐かしいデザインの特急列車、車内では普通におじさんがタバコ吸ってて。
坪井家のダイニングは昭和の家電がいっぱいあって。
家族で髪を乾かしているシーンとか、ああもうこれから先、こういう映画すら「時代劇」というカテゴリーに入っていくのかな、とふと思ったりしました。
娘さんの1人が、パティ&ジミーのTシャツを着ていたような気がする。はっきり見えなかったけど。
私はちょうど世代なので、懐かしいというか、あぁ、こういう髪型の女の子、確かにいたよなぁとか思いながら観ていました。
あと蛇足ですが、松村くんはとてもよい役どころなので、ファンの方は観に行って損はないと思います。
監督さんの評価も高いです(パンフレット見る限り)。
公開2日目、お客さんの入りは少なかったです。
もう少し多くてもいいような気がするけど…
残念だったのは、スマホの通知音が何度も鳴っていたこと。
静かでしんみりしたシーンで、「ピコン」って鳴るの。
やめてよー。切っといてよ。そのたびに集中がそがれてしまって、イラッとしてしまう。
と言って、場所もはっきりわからない距離で、「切ってください」とも言えないし。
前の席の男性も「うるさいな」とつぶやいていたので、やはり迷惑だったと思う。
自分では「これくらいいいでしょ」と思ってるかもしれないけど、周りのこと考えてほしい。
あと私自身は、もっと音に鈍感になりたいですね!
あとで「え? なんか鳴ってたの??」というくらい、作品世界に没入して鑑賞できるようになりたいものです。
今日の展示は『おいハンサム!!』でした。予告編見て、ちょっと楽しそうと思った。
このアニメも気になる。
京本さんの映画。予告編見たけど、面白そうとあまり思わなかった。なぜだ。
結束バンドの皆さんがいた~ ぼっちざろっく! 好きです。