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(↑この一旦区切るときに、かっきぃさんが使ってる『OLOLOL』が実は好きですw)
続き。
プッチンプリンのエイドをスルーして、30kmのマットを踏んで、ここから少しスライド区間に入る。
ほどなくして反対側から『まめちゃ~ん!』と声を掛けてくださったのはパンダ大男のサムさん!エールをおくり合う中で、
『前にいるよ~!』
と、言いながら笑顔で走っていかれた。
…しばし考える。
前!?
前ってどっち!?
サムさんが誰かの前にいるのか、
それとも
サムさんの前に誰かがいるのか、
そしてその『誰か』は、誰なのか!?
むむむ…。
とにかくサムさんの前後に『誰か』がいることは確かで、その誰かは…みやみさん?
いや、もしくはSくんかもしれないと思った。走っていて、まだ姿を見てなかったので少し気になっていた。
そんな事を考えながら走るスライド区間。
…長い。こんなに長かったっけ?と思っていたけど、ゴールがサブトラックに変更になった影響で、ここの折り返しの距離が長くなったと後で聞いた。
ペースは自制心の崩壊&スライド区間でテンションが上がっていたので、4'40"を切るほどになっていた。
35kmくらいまではなんとかこれで粘ってみようと思っていた。
まもなく折り返し、というところでみやみさんとスライド!
『ファイト!!』とエールを交わす。
その後すぐ折り返し、少しずつ近づいてくるみやみさんの背中。
少しダッシュして追い付き、
『みやみさん!』と声を掛けた。
お互い言葉少なだったけれど、わたしは
『あと少しです。』というセリフを言ったと思う。
(考えなくても、まだ全然『あと少し』ではない。らんな~さんが時々言うセリフのようだw)
そして、
『まめちゃん、先に行って~』と言われ、返事が出来たどうか思い出せないけれど
そのまま先に行かせてもらった。
最後まで集中して頑張ろうと強く思った。
そして、あまり距離を置かず、いけピィさんの姿が見えた。スタート時に少しお話ししただけで、走っている間は一度も姿を見ていなかったので、ずっと先行されていたのだろう。
『いけピィさん!』とお声掛けした。
『まめちゃん、軽いねぇ~』と言われた。
その後、どんな会話をしたかまたしても記憶になく(T-T) そのまま先を行かせてもらった。
この間に、なつたろうさんともスライドし、エールをおくり合った。なつたろうさんも粘っているようだ。
いけピィさんを追い越した後、少しして後ろから
『まめちゃん!』と声を掛けられて慌てて振り向くと、ゲロちゃんがいた!!
(またしても気づかなかった…(T-T)
『あぁ~!!ゲロちゃん!元気ですか~!?』
と、猪木のようなセリフで話しかけてしまう。
『足は?大丈夫ですか?』
『いや~もうヤバい。』
確かそんなやり取りをして、
『わたしも潰れるかもです~』
と言い残して先を行かせてもらった。
そうしてスライド区間が終わり、進んでいく。
ここらの記憶はほとんどない。
ただ、後から見たら30km~35kmで最速ラップを叩き出していた。
給水は取ったり取らなかったり。
序盤、ペースを抑えて走っていたせいなのか、ここまでほぼ汗をかいていなかった。
日差しはあったけれど、むしろ寒く感じているくらいだった。
40km手前?あたりだったか、男性ランナーに『このままいけば、ギリギリ20分切れるかも!』と話しかけられた。
(゜ロ゜)マジで!?今そんなペースなの?
20分切りが目標ではなかったけれど、それが近いと分かれば欲が出てきた。
切れるか分からないけれど、近づけるように頑張ってみようと思った。
多分しばらく並走したり、前に行かれたりしながらその男性ランナーと走っていく。
周りはペースが落ちたランナーが多く、その小さな集団を拾いながら走る。
どの辺りだったか、その男性ランナーに
『前にいる集団を確実に拾って、集中していきましょう!!』と、やたら偉そうなセリフを吐くわたし(^^;
男性に言いながら、自分にそう言い聞かせていた。走るモチベーションは、もはやひとりでも多くのランナーを拾っていくことになっていた。
そして、昨日知ったのだけれど、その赤いウェアの男性ランナーはアメブロのチャボさんだったw (気づくのが遅くてすみません(´・ω・`)
最後のほうは
『あと竜門ダム○周だ…』とか、
『あと炎博公園○周だ…』とか
そんなことばかり考えていた。
35km過ぎてからジェルがひとつ余っていたので、食べた。
【40km~ゴール】
40km過ぎ辺り?最後のエイドが目に入った。
ミストシャワーがある。
ということは、ここにブラックモンブランがある。
だがしかし、そんな事よりも目に飛び込んできたのはとある女性ランナーだった。
わたしが一方的に知っているランナーさんで、スピードもある実力者だ。(フルもサブスリーしてるくらいの)
実は吉野ヶ里公園に入る前のスライドで、彼女の姿をたまたま見ていた。
実力のある人がなぜここに??
その女性ランナーはエイドに近づいていっていた。
それを見て、
今だ!!!!
と、なぜか思い、ブラックモンブランもコーラのエイドもスルーしてその彼女をダッシュで交わしていった。
後から追い付かれるかもしれないから、ダッシュで逃げよう。
そう思った。
そして最後のカーブを曲がり、国道に出る。
ここは若干下り気味になっているので、それを利用してぐっとペースを上げる。
もう少し続きます。