出産は… おまけ | はじめのいっぽ

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ブログタイトルは子どもが覚えてきた歌の中で好きな曲のタイトルからつけました。

優しいママに、素直な女性に一歩ずつでも近づけたらとの思いもこめてます。

昨日の記事で、3人の出産体験をすべて書き終えました。


実は娘の出産話は、今でこそ笑えるけど、

そりゃー大変でした。

何が大変かって、息子たちが2人とも幼稚園に通っていたときの出産だったので

退院して幼稚園の送り迎えに復活したら、

幼稚園のママたちが知っているのです。


まあ、妊娠してるのは知ってたから、

いずれは出産するのは分かることだけど

自宅で生まれちゃったことを知ってるわけですよ。

これは当然、息子たちが自慢げに話してたことなんですけど…。


ご近所のおばさんたちや、違う幼稚園に通ってる知り合いのママからも

出会うたびに


「大変だったらしいね。

無事で生まれてよかったね」


と。


心配してくれるのはありがたいのですが…。


その後の質問攻め。


例えば

  へその緒は旦那さんが切ったの?


  赤ちゃん、床の上に落ちたって聞いたけど、下着は?

上の2つの質問で言えば、

へその緒は旦那様は切ってません。

というか、誰も切ってません。

生まれてきた瞬間に切れました、自然に。


病院の先生に話したら


「へその緒って長いものだから、普通は切れないものなんだけど」


との言葉。


考えてみたら、パニックになっていたこともあるけど

どうしたらいいのか旦那様に聞いたとき


「バスタオルで包んでとにかく抱っこしてて」


といわれ、普通にタオルに包んで抱きかかえてたものね。

へその緒のことなんて気にしてなかった。

つながっていれば、気にもなるんだろうけど、

つながってなかったからこそ、気にもならなかったんだろうし。



下着は…。

破水したので、そのままの状態でいるわけにもいかないし、

着替えようと思って下着を取った瞬間、赤ちゃんが降りてきたので

そのまま床にドスン。という状態。


別におかしな話ではないでしょ?

破水したら、きれいなナプキン当てて、病院へ…と

言われるし、本にも書いてあるし。


まあ、思いもかけず、自宅での出産となったわけです。



そうそう、実は前日にあるテレビでキリンの出産シーンをしてたの。

キリンって立ったまま出産するので、赤ちゃんキリンはボトン…と

落ちるのですが、痛みに耐えていた私は、中腰になっていて

破水して着替えをしようと、中腰からまっすぐに立った瞬間に、

出産となったので、息子たちからは


「キリンさんみたーい」


といわれました。


それに、次男はひきつけ起こしたりして、救急車に乗ったことあるけど

(本人は自覚がないかもしれないけど)

長男は初めて救急車にそのとき乗ったので


「弟はひきつけとかで救急車に乗ったことあるけど、

僕は初めてなんだー」


と大喜びだったそうです。


救急車2台だったので、私と赤ちゃんは別、

そして、赤ちゃん側に付き添いが必要だったので、

旦那と息子たちが一緒に乗っていったんです。


あとは、同じ幼稚園のママで、予定日が1日違いだった人も

同じ日に同じ病院で出産していて、

子供同士、隣の保育器に寝ていたそうです。

そのママは、出産当日ママが高熱を出し、急遽帝王切開に。

ベッドの上で、救急車のサイレンの音を聞き、

看護婦さんと自宅で生まれちゃった人のお話をしていたそうです。

(そう、私のことです)


入院中は、その人の病室にも行ったりして、

幼稚園では挨拶程度だったのが、それを機に仲良く話せるようになれました。


本当に、いろんな偶然など重なって、面白い体験になりました。

娘が大きくなったら、絶対に話してやるんだ。

娘が結婚するときに、お式の中で話したらどうなるんだろう?

その前に、旦那が阻止して、結婚できるかどうかも分からないけど…。