ハダニの駆除と黒点病予防&バラの2番花♪ | ママの薔薇のブログ

ママの薔薇のブログ

手作りの小さな庭で咲く薔薇♪
DIYの事。
日常の出来事も♫

こんばんは♪

 

今日は、久しぶりに、

時間ができたので、

 

雨あがりの庭で、

写真を撮りました♪

 

日当たりの良い、特等席にいる、

イングリッシュローズの、

「クラウン・プリンセス・マルガリータ」が、

 

オベリスクに、お顔を預けて、

こんな風に咲いていたんですよ♪

 

えっ!

やらせではありませんよ~♪

フフ、

朝、見ると、本当にこうなっていたの( *´艸`)

 

可愛くて、一眼のカメラでバシャリ!

ちょっと、ボケちゃってるかな?

 

 

藤色の、新品種の「リラ」は、

 

大苗だけど、一番花のあと、

株を充実させようと、

ずっと、摘蕾していたのに、

 

今朝、気が付いたら、

下の方で、2輪咲いていました(^^)/

写真を撮ってから、

すぐ、カットして、花瓶へね♪

 

青系統のバラなのに、

病気に強い品種です♪

 

 

「エドゥアール・マネ」は、

花後剪定したあと、

2番花が咲きだしています♪

 

一番花よりは、少し小ぶりで、

色は濃いめかな?

 

 

「ジュード・ジ・オブスキュア」、

2本あるので、

春から、ずっと、

咲いている感じがします♪

 

 

リビング側から、庭を見ると、

ハートの形の、

ピンクアナベル発見!♪

 

かわいい~!(*^^)v

 

白いアナベル達は、

白から、きれいな緑色に

変わってきていて、

そろそろ、ドライフラワーを作ろうかしら♪

 

 

 

梅雨の頃の庭って、

暗くなりがちなんだけど、

 

うちでは、紫陽花と、バラの2番花で、

かなり、楽しい雰囲気です♪

 

 

でもね、このアナベルの後ろ側のバラを、

よく見たらね、

 

今年も、

こんな葉、発見しちゃった!!

 

 

葉っぱが黄色っぽく

なっているところがあるでしょう?

 

裏側を見ると、

カサカサ、ざらざらとしていて、

色が抜けたようになっていて、

 

 

 

 

白っぽい、すごく小さなのが、

付いているのが見えますよね。

 

これ、ハダニなんですよ!

(ノД`)・゜・。

 

早い段階で見つけたのなら、
「ベニカマイルドスプレー」を

たっぷり、

シュッ!シュ!とし,

 

水あめ成分で、

ハダニを窒息死させる手もあったけど、

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

もう一本のバラにも、

広がってきていたので、

 

雨の合間に、

殺ダニ剤を、散布することにしました!

 

今回は新しく買った、

「カネマイト」という薬剤を、

使ってみましたよ。

 

今のところ、薬害はないようですが、

 

皆様が使う時は、

少しの部分の葉で、薬害が出ないか?

試してから、使ってくださいね。

 

(クレマチス ベティーコーニング)

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

もう、とっくに、

みんなが、知っていることだけど、

ここで、ハダニについて、

 

有島先生のセミナーや、

以前、ばらの家さんのセミナーで

お聞きした話を、書いておきますね。

 

ハダニについて

 

梅雨の前後頃から、

出てくる、害虫ですが、

 

バラの葉が、汁を吸われて、

かすれたようになっていたり、

 

葉色が、白っぽかったり黄色くなったり、

蜘蛛の巣のようなのがあったら、

 

これ、ハダニですよ~!

 

 

ハダニは、水に弱いので、

葉裏への、葉水でも数は減らせるけど・・・

 

水が嫌いな筈なのに、

梅雨時でも、いるのよね!

雨の当たらない、

葉裏に付いているから(ノД`)・゜・。

 

乾燥した場所も、

好きだから、

エアコンの室外機の前、

要注意ですよ~

 

ハダニはね、

あっという間に、

他のバラに広がって、

パンデミックを起こしてしまうので、

 

水やりの時などに、毎日、

よく観察したり、

 

梅雨前後になったら、薬剤ではなく、

菜種油が主成分の、

「葉っぱ乳剤」を、予防的に、

薄めて散布して、防いでおいても良い♪

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(これは、油で葉をコーティング

する物なので、どんこ病予防にも)

 

 

 

これは、化学薬品ではないので、

菌に、耐性も付かないので、

続けて何度使っても、OKです。

 

 

もし、ハダニを見つけたら

初期の、薬剤散布

(薬剤ではないけど)

ベニカマイルドスプレーなどが大事)

 

 

ハダニが広がってきてしまったら?

 

一週間に一回の、薬剤散布では、

治まりません。

 

3~4日置きに、3回連続で、

違う系統の、ハダニ用の薬剤を散布。

 

   薬剤の薄め方はこちら→★

 

 

薬剤に対しての、耐性がついて、

効かなくなってしまうので、

毎回、違う薬剤を、ですよ。

 

 

葉裏にも丁寧に散布。

ハダニは葉裏に居ます。

 

 

3回連続で散布しても、

かけ残しがあると、そこから、逃げて、

 

隣の宿根草に逃げたり、

鉢の縁裏に逃げたりして、

あとからまた、戻ってきて増えるので、

 

周りの植物や、雑草、

支柱、鉢などにも丁寧に散布する。

 

蜘蛛の巣のようなのが、あったら、

その中に隠れているので、

洗い流してから、散布。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

殺ダニ剤の種類

○ダニ太郎(卵・幼虫・成虫に効果)

○コロマイト(卵・幼虫・成虫に)

○アーリーセーフ(ヤシ油)成虫・幼虫に効果。

          卵が孵った頃もう一度散布。

○はっぱ乳剤(油で物理的に窒息死させる物、

         夏は薬害出るかも)

         卵が孵った頃もう一度散布。

〇粘着君(でんぷん成分で窒息死させる)

          成虫・幼虫に。

○スターマイト(卵・幼虫・成虫に)

○ダニさらば(卵・幼虫・成虫に)

○テルスター(成虫・幼虫に)

○バロック(残効性・卵・幼虫に)

〇カネマイト(卵・幼虫・成虫)

 

※ベニカマイルドスプレーや、

アーリーセーフ、葉っぱ乳剤、

粘着くん等、自然由来成分の物は、

続けて何度使っても、

耐性はつきません。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

(自粛生活の中、ワイヤーアートも作ってます)

 

 

 

長くなるけど、

●黒点病のことも

(とっくにわかっている方はスルーしてね)

 

以前、有島先生から教わったのですが、

 

「黒点病」(黒星病)も、

梅雨時や、秋雨の頃に、酷くなるそうです。

  

  黒点病を見た事が無い方はこちらclick→★

 

 

■黒点病って、カビの一種なので、

気温が20度~27度くらいで発生。

 

葉が、6時間以上濡れていると、
胞子が広がって、出てくるそうです。

 

 

なので、30度以上になる、暑い夏は、

黒点病は、なりを潜めています。

 

でも、消えた訳ではないので、

また秋に、気温が低くなると、出てきます。

 

 

よくある、

「うどんこ病」も、

カビの一種の胞子なので、

同じような、気温で、発病するけど、

そちらは、

風に乗ってやってくることが多い。

 

 

黒点病って、厄介ですよね~

 

株元の、泥の跳ね返りが、

葉についても、

そこから、発生するのですが、

 

 

葉が元気で、つやつやだと、水を弾くし、
濡れても、乾きやすいので、

 

肥料切れなどが無いよう、

気を付けなければいけません。

 

でも、多すぎる肥料、

窒素過多で、葉が軟弱になってしまっても

黒点は出やすいです (-_-;)

 

 

それと、

自分の経験からですが、

大きな木の下も要注意ですよ。

 

雨のあと、雫がいつまでも落ちる場所に、

バラの鉢を置くと、

 

なかなか乾かないので、

黒点病になりやすいようです。

 

 

 

 

◆黒点病を防ぐには?

 

先生は、

「定期的に、予防消毒をしましょう!」

とのこと。

 

●薬剤が雨で落ちないよう、

展着剤を一緒に、混ぜて薬剤を散布する。

 

一般的には、「ダイン」を使うが、

先生お勧めの展着剤は、「アビオンE」。

ろうのような成分で、

葉をコーティングするものなので、

薬害が出ないから。

 

 

●使う薬剤は、

殺虫剤ではなく、殺菌剤の方を使いますよ。

 

 

でも、薬害が出るので、暑い時期は、

日中を避けて、早朝か夕方に散布。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黒点病、うどんこ病に効く、

薬剤(殺菌剤)のリスト

 

 

■育てているバラが少しなら、

スプレーボトルタイプが便利♪

 

殺菌&殺虫、両方に効果がある、

○ベニカファインスプレー

○アタックワン

○ベニカネクストスプレー

 

など、2~3種類を

交代で散布。

 

 

■バラがたくさんある人は、

薄めて使う薬剤を。

 

   薄め方がわからない方は、

       こちらをどうぞ→★

 

黒点病・うどんこ病の予防薬

 

○エムダイファー

○オーソサイド

○ダコニール(暑い時は薬害出る)

○ストロビー(暑いと薬害出やすい)

〇サンヨール

 

※エムダイファーとダコニールは同じ系統

だと、思うのですが?

 

治療薬

○トリフミン

○サルバトーレ

○ベンレート

〇トップジン

〇サプロール

 

※トップジンとベンレートは同じ系統。

 サプロールと、サルバトーレ、トリフミンは、

 同じ系統かも?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

●もうすでに、黒点病・うどん粉病が

たくさん出てしまっている人は、

予防薬と、治療薬を混ぜて

散布する。

 

 

混ぜても、大丈夫なの?

と心配ですが、系統が違う薬剤なら、

混ぜても、薬害は出にくいそうです。

 

でも、混ぜる薬剤の数は、

多いほど、薬害が出やすい。

2種類くらいなら、ほぼ大丈夫だそう。

 

 

(*^-^*)バラの家の木村先生が、

黒点病の予防薬と治療薬について、

以前、わかりやすく書いてくださっているので、

 

まだ、読んだことが無い方は、

そちらも、読んでみてね→★

 

 

(グレーフィンディアナ)

 

 

○殺菌剤と殺虫剤は、混ぜて

散布しても良い。

 

でも、乳剤に入っている、界面活性剤は、

多過ぎると薬害が出るので、

乳剤、2つを混ぜて散布はだめ。

(粉の薬と、乳剤にすると良い)

 

 

■とっても大事な話!

何度も書いて、申し訳ないですが・・・

 

同じ薬剤を続けて使っていると、

菌に耐性が付いて、

効かなくなってしまうので、

 

3種類くらいの、違う系統の

薬剤を用意しておいて、

毎回薬剤を変えて、散布する。

 

 

 

■どのくらいの間隔で、

散布すれば良いのか?というと

 

薔薇の品種によって頻度は違って、

 

耐病性があるバラは、

4週間に一回の散布でも良い。

 

薔薇の家のカタログの場合は、

タイプ2の品種は、2週間に一回。

タイプ1は、一か月に一回。

タイプ0は、無農薬でも大丈夫。

 

 

「バラって、面倒ねぇ!(;´Д`)」

 

という方、

最近は、耐病性のあるバラが、

けっこう、出回っていますよね♪

 

  前に書いた話だけど、

  病気に強い品種は下記を見てね↓

 

 

 

ブログが長くなってきたので、

 

害虫退治の話は、

また、違う機会に書きますね。

 

✿今日も最後まで、読んでくださって、

ありがとうございました♪

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆

ママの薔薇 お勧めの過去記事

 (スマホの方は、

  パソコン版で見ると、見やすいかも?)

 

✿ばらの消毒(薬剤散布)のやり方→★

 

✿病気・害虫を無農薬で(オーガニックで)→★

 

✿新苗の植え付け方は切っちゃうの?→★

 

✿(バラの枝を増やす)折り曲げ剪定のやり方→★

 

✿バラが咲き終わったらお礼肥え(5月) →★

✿咲き終わったバラの花後の剪定→★

✿つるバラの花後の剪定→★

 

✿つるバラをコンパクトに(花後に切る位置)→★

✿狭い庭でのつるバラの伸ばし方(7月)→★  

 

✿つるバラ「ピエール・ドゥ・ロンサール」 を、

 鉢植えで小さく 仕立て、たくさん咲かせる →★

 

✿鉢植えバラの植え替え方②(11月)→★

✿バラのシュートはどうしたらいい?(6月)→★

 

✿紫陽花の剪定のやり方→★

✿アナベルドライリース簡単(裏ワザ)作り方 →★