神戸・元町の漢方薬店 翔貴(しょうき)のブログ

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日々の気づきや、症例を紹介していきます。

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《黄帝内経》(こうていだいけい)の「生気通天論」(せいきつうてんろん)は、『素問』の中の一篇であり、主に人の生命活動と自然界との関係性について述べていますビックリマークビックリマークビックリマーク

 

 

「生気」は人の生命活動を指し、「天」は自然界を意味しますひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

人間の生命活動と自然界は密接に関わっており、常に影響を受けています目目目

そのため、人間は自然から離れて生活することはできませんビックリマークビックリマークビックリマーク

 

 四季の気候の変化に順応することが重要で、もし順応できなければ、体内の正気が損なわれて健康が悪化してしまいますショック!ショック!ショック!

 

その結果、「風なる者」が体内に侵入しやすくなりますドクロドクロドクロ

 

 「風なる者は百病の始めなり」という言葉があります。

ここから「風邪は万病のもと」という考え方が生まれたと思われます。

 

現代の「風邪」と昔の「風邪(ふうじゃ)」は少し意味が異なります。

昔の「風邪(ふうじゃ)」寒、暑、湿、燥、火などを運ぶもので、多くの病気の原因になります。

 

 この「風邪(ふうじゃ)」を体内に入れない方法や、入ってしまった「風邪(ふうじゃ)」を追い出す方法が重要です合格合格合格

 

「生気通天論」は、東洋医学の考え方や治療法を理解するための重要な基盤となる章と言えます。

 

 

ついに、この日を迎えることができましたビックリマークビックリマークビックリマーク

 

調節土氣(ちょうせつどき)が発売になりましたクラッカークラッカークラッカー

 

 原材料:ウーロン茶、カモミール、柚子果皮、紅景天、バコパモニエラエキスです。

 

調節土氣

 

 

 現代人は、日々の多忙な生活に加え、間食・過食の消化にいつも追われがちです。笑い泣き笑い泣き笑い泣き

寝ている間まで追われているんですよねえーんえーんえーん

 

休まる暇がないゲッソリゲッソリゲッソリ

 

 寝ている間もリラックスできず、緊張やストレスが続いていることがあります。

 

 これが、心身のバランスを崩す一因となります。

 

 調節土氣は、そんな現代人のために作られたオリジナルティーです合格合格合格

最近、慢性じんましんの相談が多いように思います目目目

 

急性じんましんは、魚介類などを食べた後に起こることが多いですが、慢性じんましんの大半は原因が不明で、一部の人は長期間にわたって症状が続きますひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

 

 

慢性じんましんの治療は対症療法が主で、薬を飲んでいる間は症状が落ち着きますが、薬を止めると再発することが多いです。

これは根本的な原因が解決されていないことを意味しますショック!

 

東洋医学では、慢性じんましんは体内の汚れや老廃物が解毒できていない状態だと考えますビックリマークビックリマークビックリマーク

 

これは、まるで水風船が水でいっぱいになり、少しの刺激で破裂してしまうような状態ですドンッドンッドンッ

 

慢性じんましんを治すには、体内に溜まった汚れや老廃物を排出し、解毒がうまくいかない原因を突き止める必要がありますひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

原因は人それぞれで、例えば暴飲暴食、ストレス、風毒(ウイルスや菌)などが考えられます。西洋医学ではこれらの原因を特定するのが難しいことがあります目目目

 

しかし、東洋医学では老廃物を取り除き、原因を解決することで、徐々に体内の負担を減らすことができれば、じんましんの発生を抑えることが可能と考えます合格合格合格

 

《黄帝内経》(こうていだいけい)の「四気調心大論」(しきちょうしんたいろん)は、『素問』の中の一篇であり、主に四季の変化とそれに対応する人体の調節方法について述べていますビックリマークビックリマークビックリマーク

 

 



四季と人体の調和
「発陳」の季節です。

(「発陳」は古きを推し出して新しきを出すという意味)

少し夜更かししてもかまわないが朝は早く起き、庭に出てゆっくり歩き身体をのびやかにし、心持ちは活き活きと生気を充満させる季節です。


「蕃秀」の季節です。

(「蕃秀」は繁り栄えて美しいという意味)

夜は遅く寝て朝は早く起きる。暑さを嫌にならず、気持ちを愉快にすべきで、怒ってはならない。体内の陽気を外に向かって発散する季節です。


「容平」の季節です。

(「容平」は実が結び平らに定まるの意味)

早寝早起きすべきで、鶏と同じように夜明けとともに起き、空が暗くなると眠り、心を安らかに静かにさせて気を和ませる季節です。


「閉蔵」の季節です。

(「閉蔵」は万物の生活機能が潜伏するという意味)

この時期は陽気をかき乱してはならない。少し早く眠り、少し遅く起きるべきであり、日の出と日の入りを基準にすると良い。心を埋め伏し、しまい隠しているかのように安静にさせる季節です。

※起床・就寝は、電気のない昔の時代のお話なので、今の時代の「夜更かし・夜遅く」の意味とはちょっと違います。

 

と書いてあります。

聖人(知恵者)は、春と夏には陽を養い、秋と冬には陰を養うことで、自然のリズムに順応しています。

これにより、万物の生長、衰老、死亡の根本に従うのです。
もし季節の変化に逆らうと災害を招きますが、順応すれば疾病も生じません。たとえ季節が乱れても、聖人は自然の変化に適応し、大きな病気にはならないとされていますひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

ここでは、「季節に合った食べ物を食しましょう!」「早寝早起きをしなさい!」とか「季節に合った生活を心がけましょう!」といった具体例を挙げてアドバイスをしています。

しかし、最も重要なメッセージは、季節や一日の変化が私たちの体内のリズム、つまりバイオリズムに影響を与えているんだよビックリマークビックリマークビックリマーク

だから、日頃から季節に合わせてリズムを乱さないようにしましょうね音譜音譜音譜

ということですひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

 

このバイオリズムが乱れた状態で、どんなに良い薬(西洋薬を含む)を服用しても、十分な効果が得られない可能性があるのです叫び

したがって、バイオリズムを整えることが非常に重要なってきます合格合格合格

二千年以上前の先人たちは、バイオリズムという概念をすでに持っていたということになります。


恐るべし、、、

「黄帝内経」は、伝説の帝王である黄帝とその師である岐伯との問答形式で、東洋医学の思想や養生について語られています。音譜音譜音譜

 

 

 

 

最初の篇である「上古天真論」では、黄帝が岐伯に、「昔の人たちは百歳まで元気に長生きしていたのに、なぜ今の人は五十歳くらいで皆衰えてしまうのだろう?」と尋ねるところから始まります。 

 

岐伯は、次のように答えますビックリマークビックリマークビックリマーク

「昔の人たちは養生の道理を理解し、陰陽の調和を大切にし、飲食には節度を持ち、労働と休息にも規律を守っていました。そのため、寿命を全うすることができました。しかし、今の人たちはそうではありません。酒を水のように飲み、異常なことを平常とし、酔っては欲望のままに行動し、精気を消耗して養生に反した生活をしています。また、労働と休息にも規律がありません。そのため、五十歳になる前に衰えてしまうのです。」

 

 

 二千年以上前の書物ですが、現代人にも耳の痛い指摘ですあせるあせる