「王様ランキング 第1話第2話」(原作 十日草輔 監督 八田洋介)

話の内容は、孤独なカゲと皆んなからバカにされてる耳が聞こえず喋れない王子ボッジのバディ(相棒)アニメ

カゲの追い剥ぎに、喜んで服をあげるボッジが良かった

皆んなからバカにされて、皆んなの前では平気な顔してるが、影では泣いているボッジが可哀想だった

「喋れないなら喋れないと言え」と町の子供に、「一休さん」の桔梗屋さんのような無理難題を言われるボッジが哀しかった

カゲの、母親との辛い死に別れ、世間の冷たさ、「道」(監督フェデリコ・フェリーニ)のザンパノのような荒くれ男に拾われ、カゲ族の習性で健気に仕える哀しさ、というカゲの生い立ちが哀しかった

ボッジ王子は、よけるのは得意だけれど、非力で打ち返せず、真っ向勝負せずよける剣は「王の剣ではない」と言われて、打ち合いをして、ダイダ王子にボコボコにされて負けるのが悲しかった

行き場のないカゲと皆んなからバカにされ陰で泣いてるボッジ王子が、バディ(相棒)を組む所で終わる第2話のラストは、心が温かくなった

最後の歌yamaの「Oz.」も、お互い孤独なカゲとボッジの関係を上手く歌っていて良かった♪「あなたが弱いのならボクの弱さも見せるから。あなたが強がるのなら、君の弱さをそっと抱きしめるよ」なかなか良いフレーズだった♪








「陪審員2番」(監督クリント・イーストウッド 114分)

話の内容は、真犯人が裁判の陪審員に選ばれて、苦悩する話

真犯人の主人公の、子供ができるので自分が捕まるわけにはいかないが、無実の被告人を有罪にするのも気が咎める、という複雑な心境の描き方が上手く、印象に残った

雨の中口論している被告人と被害者を目撃した証人、被害者の第1発見者の証人、そして雨の中殺害現場から走り去る車を目撃した証人、の証人尋問が事件を分かりやすくしていて良かった

主人公が自分の弁護士に真実を告白したら、危険運転致死罪という重い罪で終身刑になると言われるエピソードが印象に残った

陪審員の中に引退した刑事がいて、真相を突きとめようと殺害現場を調べたら、陪審員から外されるエピソードが印象に残った

犯罪ドキュメント番組好きなオバちゃん陪審員やアジアの女性の医学生の陪審員がいたり、陪審員のメンバーも楽しかった

被告人と同じ麻薬組織に属していた弟が若くして麻薬組織の抗争で死んだ黒人のオッサンの陪審員が、「悪い奴は変わらない」と言ったら、アル中を克服した主人公が、アル中を克服した自分のエピソードを語り、「人は変われる」と訴えるのが良かった

被害者の家族の為にも被告人を有罪にするという陪審員に、主人公が、被告人にも家族がいて、その家族は被告人の無罪を望んでいる、と言う、有罪無罪どちらも願う人達がそれぞれいるという裁判の難しさを描く演出が、ボク的に良かった

検事と弁護士が交互に有罪無罪の立証をするシーンも、一つの同じ事件でも有罪無罪それぞれの見方があるのを強める演出で、ボク的に良かった

主人公の話で陪審員達の有罪無罪が半々になって、審理が長引いている間に、検事のオバちゃんが、真犯人を探そうと、修理した車のリストを一軒一軒訪ねるのが印象に残った

最後陪審員達が事件の現場検証する時に、主人公が事件当日の自分を思い出す演出が印象に残った

陪審員が全員一致で有罪の評決を出し、被告人が第1級殺人罪で仮釈放無しの終身刑が言い渡されるが、検事のオバちゃんは主人公が犯人と気づくが、裁判で勝って検事長に選挙で選ばれるし、主人公に「真実がいつも正義ではない。悪人が刑を受けて善人の自分達が助かるのだから良いじゃないか」と言われ、一旦は納得するが、最後に子供が生まれた幸せな主人公一家の家に検事長のオバちゃんがやって来るラストで終わる「オチを観客の感じ方に委ねるオチ」のラストも、ボク的に印象に残った

全般的に

シーンが凄いとか演出がオモロいとかは無い地味な作品だけれど、ストーリーがオモロく、真犯人の主人公は自分が捕まるのは無理だが被告人が無実の罪で有罪になるのも気が咎めるという複雑な心境が上手く描かれていたし、裁判の同じ一つの事件にも有罪無罪2つの見方があり判決を下す難しさも上手く描かれていたし、陪審員に様々な人がいるエピソードも楽しかったし、最後の主人公の「真実がいつも正義とは限らない」と言う話も説得力があったし、最後検事長になったオバちゃんが子供が出来て幸せな主人公一家の家にやって来る、オチを観客の感じ方に委ねるオチ、も楽しかった。法廷物のオモロさを思う存分楽しめた。

どんな事でも単純には割り切れない複雑さが上手く描かれた、傑作とは言えないが、クリント・イーストウッド監督の佳作と言える作品で、ボクは観れて良かったと感じた作品

裁判の、正義を追求し、公平中立な判断を下す天秤のショット、も印象的だった。「真実は主人公が真犯人だが、悪人が刑を受けて善人が助かる事、とを秤にかけて、判決を下す事の難しさ」の象徴だとボクは感じた







ネタばれ注意‼️

昨日も「続・続・最後から二番目の恋(第6話)」(脚本 岡田惠和 60分)をリアルタイムで、ガッツリ観ました📺

前回くらいから楽しいストーリーになってきて、来週第7話の修羅場も楽しみ📺


以下は感想です📺

早速レッツらゴー‼️


「続・続・最後から二番目の恋(第6話)」(脚本 岡田惠和 60分)

話の内容は、千明が和平を連れて、田舎に里帰りの巻

千明の母の「父が重病」が嘘だったとしても、騙されて帰ってあげなよとアドバイスする両親が早くに亡くなった長倉一家がボク的に良かった

千明の田舎に千明の舎弟がいるという、千明のヤンチャぶりがコミカルだった

ドラマを作る人達の「多様性」の話が良かった

事実婚を装って、恥ずかしがりながら「ダーリン」「ハニー」と呼び合う千明と和平がコミカルだった

千明の母親が三田佳子さんというキャストが良かった

最後に生き残った者が総取りという永六輔式共同貯金のエピソードがオモロかった

千明の両親の前で、和平が千明の真っ裸を見た事がバレて、千明と和平が言い争いし出した為に、千明の両親に千明と和平の事実婚の嘘がバレるストーリーが楽しかった

千明の家での、千明と和平の枕投げが楽しそうだった

川での水切りも楽しそうだった

最後カフェに、早田さん、早田さんの事を知る秀子、えりなと男友達のゆうと、そして成瀬医師もやって来た所に、千明の実家から帰って来た千明と和平もやって来る、次回の「修羅場」がとても楽しみな終わり方もボクはオモロかった

全般的に

千明の母親が三田佳子さんで、母親も「父重病」と嘘をつくが千明も「和平と事実婚」と嘘をついたり、母親も千明のように言いにくい事をづけづけ言ったり、そして勿論母親の三田佳子さんも千明役の小泉今日子さんもキレイな所まで、母親と千明が似ている演出・キャストが楽しかった

子供のように枕投げや水切りして楽しむ千明と和平も良かった

第7話の「修羅場」がどうなるか?という終わらせ方も楽しかった

今回もとても楽しく観れた第6話だった


録画したのを観た2回目の感想


裸の「残像」が残って眠れなかったというのを「酸素」と言ってごまかす和平がコミカルだった

わーとかぎゃーとか言って説明する典子が「分かった?」と聞くのがコミカルだった

急に千明と和平が帰って来て、すりガラス越しにアタフタしている千明の両親がコミカルだった

和平のお土産の鳩サブレーを、「それ何?」「何枚入り?」と聞いて、催促するような千明の母がコミカルだった

「34枚入りで今生きてる仲間がちょうど34人。つい最近ちょうど1人死んだの」と言う千明の母に「それはちょうど良かったとは言えませんね」と言う和平との会話のやり取りがコミカルだった

永六輔式共同貯金で、「何かする為に生きる」ではなく「ただ生きる」と思うようになる、友達が死んでも悲しみ落ち込まないで、1人減ったと感じるようになるというのが大事、というのはなかなか深い話だった

千明の父のスナックギャグ、「1時間じゃなく90分」「あと1本じゃなく3本」と増えるギャグがコミカルだった


以上