インボイス制度、耳にする機会かなり増えているのではないでしょうか？
制度スタートまであと１年となりました。
遠い先かと思ってたのですが
アッという間ですね。
さてこの制度、超ざっくりまとめると
消費税の請求を堂々と誰にも文句いわれずするのなら
消費税の課税事業者になって
消費税を納めてよ！
という制度です。
現在の仕組みは？
現在の消費税の仕組みは、
消費税の課税事業者になる人が、
売上でもらった消費税から
経費で支払った消費税を引いて
納めるという仕組みです。
で、この消費税の課税事業者は
2年前の売上が1000万円をこえた人
（ほかにも条件ありますが個人の方は基本的にこの条件で
考えていただいてよいでしょう）
になります。
売上の規模の小さい方が消費税を請求した場合には
消費税分が自分の売上となります。
支払った消費税も自分の経費となります。
ご自分の懐にはいっちゃうのですね！
この懐に入っている消費税をどうにかしたい
というところで
導入されたのが
インボイス制度！
というわけです。
インボイスってなに？
これもざっくりいうと、
国の登録番号をもった事業者さんです。
登録番号の取得は任意ではありますが、
売上の規模が小さい人も
この登録番号を取得することで
消費税を納税する義務が発生します。
まずここがやばいよねってことです。
売上の規模が小さいから
消費税負担でしょ？ってことで免除されていたのが
登録番号を持つことを選びますと
免除されなくなります。
負担増です！
頭痛い・・
インボイス制度が始まると？
これが始まると・・・どうなるか・・・
売上でもらった消費税から
経費で支払った消費税を引いて
納めるという仕組みなわけですが
この経費で支払った消費税として差し引けるのは
インボイスの登録番号を持った事業者さんから
請求された消費税だけね！
ということに段階的に変わっていきます。
経費で支払った消費税を差し引けないということは
課税事業者さんにとったら
消費税の納税額が増えるということになります。
とすると、
登録番号を持たない人からの
消費税の請求は嫌がられるという事態が想定されます。
そのため、
免税事業者さんは消費税を請求できなくなるだろうと
いわれているのです。
免税事業者にとっては苦しい制度である・・
免税事業者さんは
じゃあ登録番号を持つか
持たずにやるかという選択をまず迫られます。
登録番号を持つと
消費税の請求はできるものの、
消費税の納税が増えていきます。
登録番号を持たないことを選択すると
消費税請求が難しくなる可能性が高い。
無策でいると、
11,000円いただいていたものが
10,000円になってしまうかもしれない。
一方、支払のほうは、
経費の支払い先にもよりますが
あまり減らないんじゃないかと思います。
なんなら、
支払先から、インボイスが始まったんで
値上げしてもいいですか？って言われるかも・・
つまり
入りが減って
出が変わらない！（または増える）
⇒利益減る！！！
ということですね。
これがさらにヤバイ！
規模が小さいから関係ない
ということではなくて
規模が小さいから対策をしないといけないのです。
各種団体から
これは厳しい制度だと
改善要求をいれているそうですが、
どうなるかはわかりません。
対策だけはしっかりしておいたほうがよいと考えてます。
価格を考えたり、
お取引先へ交渉したり・・ということです。
え？？
ちんぷんかんぷん？？
ですよね！
だってかなり難しい制度ですもの。
私もたくさんの書籍を読み
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