開業届と健康保険の扶養の関係

質問の多い
健康保険の扶養と開業届の関係をお届けします。

健康保険・年金は
旦那様の扶養にはいっているけど、
開業届だすとどうなるの？と聞かれることがあります。
　
　

基本扶養にはいれるかどうかは
ご自身の所得によりけりなのですが、
健康保険の場合には、
組合の規定を気にしなくてはいけません。

加入されている健康保険組合によって、
収入だけで判断しますという場合と
開業届をだした時点で、
収入金額に関わらず、
扶養から外れてもらいますという場合があります。　

大手の会社で独自でやっている健康組合には
開業届をだした時点で
扶養からはずれてもらうという対応を
しているケースが見受けられます。

これはですね、
健康保険の扶養の判定は
将来の収入の見込みで判断するからということが
影響しています。
いっぱい稼ぐかもしれないでしょう？
という組合側の意見なのです。

この場合はご自身の稼ぎとの兼ね合いで
開業届を出すかどうかを
判断していく必要がありそうです。

ただ、保育園などの申込の事情で、
開業届は必須という場合には
これはもう提出せざるをえないですね。　

扶養の範囲を気にされる方は
開業届を出す前に、
一度、加入の健康保険組合に聞いてみてくださいね。
（私は稼ぐからいいの！というときは気にしなくてOKですよ）

聞き方は・・
「開業届をだしたら扶養から外れることになりますか？」
ですよ～。
また合わせて扶養の範囲の金額の判定方法を
おくことをオススメします。

年見込１３０万円で扶養からはずれるのですが、

この１３０万円の考え方が組合によりマチマチです。

売上だけみます、

直接の原価も考慮します。

などなど扶養判定基準がまちまちです。
ネットの情報がアテになりませんのでご注意ください。

共通しているのは、年見込が１３０万円なので、

確認した計算方法で月平均１１万が数か月続いたら

組合に扶養の確認をしておかないと

あとで痛い目を見ることも。