病気のある兄弟姉妹の人生も無意識に背負う | 幸せな家庭の作り方〜Happy Family〜

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東京下町で暮らす5人の子沢山ママです。結婚27年目。
長男25歳(社会人・一人暮らし)長女15歳・次男14歳・三男9歳・四男6歳。
非常勤保育士として働きながら、オリジナル家計簿を販売中。

こんにちは!


今朝は4時半起きでした〜指差し

8時前には家族の送り出し終了!!



試合開始までにはちょっと時間があって

お友達の芙蓉さんのブログを読んでいました

(一番下にリブログしてあります)



「ウンウン」とうなずく感じではなくて

水の波紋のように

楽器の音がボワーンと広がるように

じわりじわりと、心に響いていきます



自分の意図するところではなく

たまたま生まれた家庭に

兄弟の暴力があった

小さい頃は親が抑えられたけれど

成長と共に親にも対処しきれなくなった




望んでいなかったけれどそういう環境で育つことになった
  
そんな家庭で育った姉妹のその後の人生への

無意識下での影響は計り知れない




私の弟も幻聴があり、統合失調症と診断されたことがありました



ただ、私の場合は弟で

私は結婚して実家を出たので

その後関わらずに生きることができたけれど…

実家を出るまでは、すごく悩みました




実際に、親が面倒を見られなくなった後に

(姉妹だと特に)面倒を見ることを期待されるということは

よく聞く話ではないでしょうか?




これは先日あげた記事の女性の人生は複雑というYouTubeの中に出てきた

「家族の病理を女性が引き受けがち」という話につながるものだと思います


子どものから、はっきりと言語化しないまでも

「この兄弟(姉妹)と生きていくには、どうしたらいいんだろう?」

という無意識の不安を子どもながらに抱えているし


ずっと育ってきた家庭であるからこそ

家族だからこそ、想いと年月が複雑に絡み合っていていて

単純な問題ではないから…

周りから

「ひとりで抱えないで」「もっと頼って」

と言うだけでは、到底解決しきれない




外から見て「こうしたらいいんじゃない」

と思うようには、単純な話ではない




家族の病気をここまで客観的にとらえるだけでも、長い年月がかかっていることと思います

一緒に育ち暮らしてきた姉妹だからこその想いがあるからこそ

現実を直視するのも怖いし

姉や弟の病気を知ろうとしたり、状態を客観視することって難しい



ご家族と共にお姉さんと暮らして、

腰を痛めたり、体調を崩しながらも

ここまで現実に向き合おうとしている芙蓉さんには、尊敬の念しかありません



一緒に暮らす家族の心身への影響もあるし

特に芙蓉さんに大きな負担がかかっているのは感じますが

もうここまで50年以上の何月がかかっているわけだし

芙蓉さんなりのペースで、今後も向き合っていかれることと思います