WUGのオールナイトニッポンでメールオタクになった話 | マルチーズのブログ

こんばんは。

 

マルチーズさんです。

 

 先日、「Wake Up, Girls!とRun Girls,Run!のオールナイトニッポンi(通称ANNi)」のWUG担当回が最終回を迎えました。

 

個人的に非常に思い入れがある番組なので「何か感想書きて~~」となったのでブログを書きます。

滅茶苦茶長いうえに特にオチもないので正月何も予定が無くて「虚無」な人は見て頂ければ幸いです。

 

 

(ここからは説明パートなのでもうしってるよ~~というせっかちなオタクは飛ばして下さい)

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 まず、WUGのオールナイトニッポンの歴史について簡単に説明すると

 

最初に2014年11月から始まった

「Wake Up, Girls!のオールナイトニッポンモバイル(通称ANNM)」があり、

 
その後、リニューアルして2016年4月から

「Wake Up, Girls!のオールナイトスッポン(通称ANNS)」が始まりました。

 

そしてANNSの後、2017年10月より前述のANNiが始まるという形式を変えながらもおよそ4年間にわたって続いたラジオ番組です。

 

元々は年末に開かれるWUGのイベントの告知用に限定配信だったANNMが好評につき(ほんとか?)そのままレギュラー番組として配信されるようになりました。

 

例外もありますが、番組の特徴として

 

  1. WUGメンバーが一人しゃべりをする
  2. 毎週違うメンバーが放送をする
  3. 放送順番は基本ランダム
  4. 各メンバー独自のコーナーがある
  5. 放送時間が長い
  6. めっちゃメール読む

 

というのがあります。

以上を踏まえた上で色々思い出について語っていきたいと思います。


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(~~~~~~~ここまで~~~~~~~~~)

 

 

  【1】 ANNM放送開始!

 ANNMはニッポン放送の音声配信サービス「Radital(ラジタル)」というサイトから視聴する事が出来ました。(過去形:現在はサイバー攻撃の影響でサイトが閉鎖されてしまいました)
前半30分は無料、後半30分程度のアフタートークは有料と「全部みたいなら金を出せ」というスタイルになっています。
 
初回は各メンバーとも非常に緊張した様子でみゅーちゃんに至っては放送の3分の1くらいが「え~~~」と「えっと~~~」で埋め尽くされていました。
 
 当時は「Wake Up,Radio(通称わぐらぢ!(山下七海さん的に)」という番組もあったのでラジオ自体は初めてでは無かったものの、一人喋りは少しハードルが高かったようです。
 
一人しゃべりで各メンバーが個性を出そうと必死になっている中、唐突にアフタートークで「阿波弁で自己紹介をします!」と言い出し、めちゃくちゃフレンドリーな感じで「うちなぁ」とか「ほんでな!」と語りかけるトークに完全に落とされました。
その日から僕は山下七海さん推しとして歩む事を心に決めました。
(その後、ハナヤマタ・ず~ぱらを経由して奥野さん推しにもなります)
 
 アフターが有料だった為に全メンバーのラジオを聴いてはおらず、
記憶が曖昧なのですが、みにゃみはモノマネをしていたり、
かやたんはなんか萌えセリフをひたすら言ってました。
 
あいちゃんは野球、まゆしぃは真面目、よっぴーは認知、みゅーちゃんは飯トークと
なんかそんな感じです。
有識者の方々、脳内で保管してください。
 

  【2】 メールオタクとしてのスタート

 山下七海さんの初回放送のアフタートークを聴いていた所、事件が起きました
「それでは、番組にメールを送って下さった方の出欠確認をします!」
と言って突然オタクの名前を読み上げながらノートに書きはじめたのです。
 
 
「え?何かしら送れば取り敢えず名前を読み上げてくれるの?」
 
 
と当時の僕は衝撃を受けました。
そう、宝くじの1等1億は当たらないけど5等の1万なら行けそうの精神です。
そして、必死に考えて送った僕の初メールがコレです↓
 

ラジオネーム:マルチーズ

 

ななみんこんばんは!ラジオ継続おめでとうございます!

しゃべりは苦手との事でしたが前回のラジオめっちゃ良かったです!他のWUGちゃんにも好評でしたよw

さて、いきなりですが一つ要望があります!前回ななみんが阿波弁で自己紹介をしていましたがあれをコーナー化しませんか?ラジオの終わりに感想を阿波弁でしゃべる等、どこかしらで阿波弁を披露してほしいです。是非ご検討を!

ではでは~

 

 初メールからコーナー提案なんて大分強欲ですね。

正直読みづらさ満載のメールだったのですが、斜線部分をカットされるも何と初メールにして初採用を頂きました。

 

読まれた時は「ニタァ・・・」と気持ち悪い笑顔になりつつも、

自分の稚拙な文章が晒されるのはさながら作文の発表会の様で恥ずかしかったです。

自分で送っといて不思議ですね。Mなんでしょうか?

 

 これで調子にのった僕はメールを送る事に抵抗がなくなり、2通目、3通目とイベントの感想やふつおたを書くようになりました。

前述のとおり、アフターと合わせて1時間近くある中で40分くらい、およそ12~3通のふつおたを読むので相当読まれる確率はたかし君ですね。

 

 しかしながら

「メールを送れば読まれる可能性がある」

という当たり前の事を教えてくれたANNMさんには頭が上がりません。

ありがとうございます。

 

 

  【3】 闇の電話企画開始…

 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ANNMでは「リスナーさんに電話をかけてみよう!」という企画がありました。
生放送のラジオ番組では割とよくある企画の様ですが、ラジオ事情に疎い僕にとっては
「在宅しているのにWUGちゃんと話せるの???」
と衝撃的な企画でした。
 
 また、ANNMは収録番組の為、日中や帰宅途中など「いつ」・「どのタイミングで」・「誰から」かかってくるかわからない状態で当時のオタク達はドキドキしながら非通知の着信を待っていたと思います。
 
 推しではないメンバーの放送でリスナーと電話をしている様子を聴くのは素直に「新鮮だなぁ」という感想だったのですが、自分の推しとオタクが楽しそうに会話している様子をお金を払って聴くのは正直辛かったです。Mなんでしょうか?
 
 この企画は2週にわたって繰り広げられたのですが、当時のTwitterでは「電話企画は闇」と電話が掛かってこなかったオタク達の怨念がまき散らされていました。
 
ちなみに、当時の僕は電話企画が羨ましすぎて
「実は誕生日なので生の声で祝って下さい(笑)」
とか
「かやたんの萌えセリフを生で聴きたいな~(笑)」
とか
「みにゃみのモノマネを生で聴きたいです!」
とか
僕が作家なら真っ先にはじくレベルのメールしか書けなくなりました。
その結果、結局電話オタクにはなれないままコーナーが終了してしまいました。(完)
 
正直、今でもあの時に電話がかかったリスナーさん達の事が羨ましいです。
 

 【4】 採用に満足できなくなるオタク、慢心、環境の違い

 「ANNMはどんな内容でも送ればほぼ読まれる」という事に気づいたオタクは↓の画像のようになります。
 
 
心当たりありませんか?
その内、段々と意識が高くなりこんな事を言うようになります。
  • 「宣伝メールは読まれた数に入らない」
  • 「今週で4週連続採用~、俺以外の人メール送ってんの?」
  • 「今月の採用数は15通か・・・まぁ調子悪かったしな」

これは「急にスタンド能力を発現した陰キャラが不良相手に暴走する」という展開に似ていますね。。。

この時は採用数や連続採用に躍起になっていて、「採用されないと不安」、「採用数が少ないとサボってるかと思われちゃう」という謎の使命にとらわれていました。

一体誰と戦っていたのでしょうか・・・。

 

 メールの良さは如何に印象に残ったか、良い感想を引き出せたか、話が盛り上がったか、笑いがとれたかといった内容が評価点ではないかなぁと思ってます。(個人の感想です)

「〇〇さんのあのメール、めっちゃ良かったですね」とリスナーから言われる様になれば120点です。(個人の感想です)

 

 

  【6】 ANNM終了⇒スッポンの暗黒時代へ

 話は戻りますが、2016年4月 ANNMが突然のリニューアルを言い渡されます。
 
発表された時は「オールナイトスッポン」という何とも気の抜けた滑り気味のタイトル、
そして放送媒体が「ニンテンドーDSの「大合奏!バンドブラザーズP」というソフトを使う事で聴くことが出来る」というもうこれでもかってくらいに特殊なコンテンツになってしまいました。
 
当時のANNMリスナーたちは「え?これパソコンじゃ聴けないの?」とか「何でDS?」とツイートしていたような気がします。
一応、パソコンでも視聴できるようになったのですが、放送媒体が変わる事でかなりの改変が起きたようでほぼ別物のラジオ番組になってしまいました。
主な変更点としては
 
  • 放送時間の短縮(大体17~25分)
  • アフタートークの廃止
  • メールめっちゃ読まない(ふつおた2通)
  • 読まれる人を指定できないガチャトークというコーナー

 

ANNMには「めちゃくちゃメールを読む」、「推しのメンバーにメールを送れる」という強みがあったのにその強い部分を全部弱体化してリニューアルされてしまいました。バグか?

 

スポンサー的なアレ、DSという媒体が原因なのかもしれませんが、今まで60分近いふつおたラジオに慣れていたリスナー達があまり満足できるものではありませんでした。

唯一面白かったのは山下七海さん回で9歳くらいの女の子から「いちごは好きですか?」みたいなメールが届いた事です。ほっこり

 

終いには熱心にメールを送っていたオタク達もいつの間にか

「田中美海のFIVESTARS」に心移りしていました。

まぁ僕なんですが

 

 

  【7】 スッポンを救っていた人達

 さて、そんな一時期不満を集めたスッポン放送ですが、回数を重ねるごとに放送時間も35分くらいになったり、WUGちゃん達のトーク力で次第にリスナーを取り戻してくるようなったのです。やったね!

 

 ここで声を大にして言いたいのが、スッポン放送になっても変わらず毎週メールを送り続けていたリスナーさん達の功績です。

メールが届かなければラジオは成り立ちません、下手すれば人気が無いと判断されて番組は終了します。

名前を挙げてしまって恐縮ですが

自然になりたいさん、ともさん、もってるライオンさんのお三方は神か何かだと思っています。

 

この人達が変わらずメールを送り続けたからこそ次のステップにつながったんじゃないかなぁと思ったり

 

  【8】 帰ってきた理想の一人しゃべりラジオ

 やっとここでANNiの登場です。
放送時間は60~100分に拡大、しかも初週は無料、アフタートークもあり、以前の個別コーナーも復活とANNMリスナーも大満足みかんな復活でした。
 
RGR(ランガールズラン)との合同ラジオという事で特定のメンバーの次回放送まで10週かかるというのが難点ですが、個々の放送は本当にあの時のANNMが帰ってきたという感じです
 
ANNM以来聴かなかったラジオネームの人達がまた送っていたりして「あ!〇〇さんまだ生きてたんだ!」とちょっと嬉しくなったりしちゃうよね、知り合いでもないけど
 
時間を気にせずフリートークをするWUGちゃん達の声を聴いて就寝する、なんて素敵な月曜日なんだ・・・・
 
 
 

  【終】 WUG ANNで学んだ事

 長々と語ってしまいましたが、僕はWUG ANNを通してラジオにメールを送るようになりました。

この番組を通してWUGちゃんの事やラジオの事を学ばせてもらったのですが、中でも

「採用される事の嬉しさ」「メール投稿の楽しさ」

を感じ取れたのはこのラジオのお陰です。

 

ANNiでは特にそういった部分に力を入れていたのか

 

  • メールの締め切りをTwitterで告知
  • イベントの感想を募集!などとテーマを教えてくれる
  • 同じイベントの感想も読んでくれる
  • 送った人の名前だけでも呼んでくれる
  • 本当に普通のふつおたでも読む
 
と普通のラジオでは類を見ない「やさしさ」の詰まったラジオでした。
 
実際にTwitterなどでも「WUGのANNiからメールを送り始めた」という人が多く、
ANNiからず~ぱらやFS、のびにょきなど他のWUGちゃんの個別ラジオに送る人も増えたんじゃないでしょうか?増えたよね?
 
 
 
そしてそんなANNiの総集編として
が2019年4月1日に発売されます。
 

 

よければ必ず購入して下さいね。

 

 

 

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