tanakasrのブログ -9ページ目

企業年金について考える 日航問題など

日航再建に絡んで企業年金の減額をどうするかが問題となっています。そもそも、企業年金は何故存在するのか、その位置づけを考えると、従業員の「福利厚生」としての位置づけになろうかと思います。福利厚生は、人材確保と定着の面から広く行われてきました。新入社員や転職者が会社選択の際に、福利厚生を重視する傾向は今でも強いと思います。従業員を大切にする会社=福利厚生の充実した会社といったイメージでしょうか。福利厚生で重要な点はまだあります。従業員の生活保障としての福利厚生です。企業年金はその代表例でしょう。

日本の年金制度は公的年金と企業年金に大別され、公的年金が1階と2階、企業年金はその上に乗っかる3階部分という構成になっています。したがって、企業年金は、公的年金の上乗せ分として老後の大事な収入源です。会社が将来払うと従業員に約束した虎の子の確定年金を、ボンクラ経営者たちの失敗ために、「すまんが減額してくれないか」ということで日航が問題になっています。「税金投入なら減額は当たり前だ」論も当然あるでしょう。とかくこの手の話はマスコミがこぞって犯人探しをおもしろおかしく報じるので、ややもすると「減額に応じない日航OBらはけしからん」論になりがちです。間違ってはいけません。悪いのはボンクラ経営陣であってOBではありません。結果として減額されたならOBは被害者となるのです。経営陣が支払うと約束したのです。契約は守られなければなりません。

「お金に執着してOBは理解がない」などと軽々しく発言などしてはいけない。原則は労使の問題だからです。日航経営陣は政府におんぶに抱っこではなく、自ら対峙して問題の解決に最大限の努力をすべきでしょう。マスコミはもっと経営陣を批判し、バランスのとれた報道をしてほしいと思います。年金の積み立て不足は早くから問題となっていました。NTT、松下(現パナソニック)、早大など年金減額訴訟も多くおきています。問題を先送りしてきたボンクラ経営陣に最大の責任があるのです。企業責任があまり報道されないのに憤りを感じます。

秋高馬肥 事務所移転のお知らせ

秋になると空気が澄んで気持ちがいいですね。

朝であれば、エネルギー満ち満ちた日の出。

夕であれば、茜色の夕焼け。きのうもきれいでした。

夜であれば、月。肉眼でもクレーターが見えるくらいに空気がきれいです。

秋ですが、暦では今日から冬ですね。

 

事務所移転のお知らせです。

今の事務所から100メートル離れた「渋谷区渋谷1-10-3スタープラザ青山8階」です。電話番号、ファックス番号、郵便番号は変更ありません。

11月16日から新事務所で業務を開始いたします。今後ともよろしくお願いいたします。

移転先マップはこちら

高校新卒者の就職内定率37.6%に思う

就職支援の一環で都内の大学(キャリアセンター)に訪問しておりますが、就職状況は非常に厳しいです。通常なら今頃は3年生の支援が中心となるころですが、来春の就職が決まっていない4年生があまりに多い。上位校で7割、中位校で5割、下位校で4割程度の内定率です。大学はでたけれど…。仕事が…。

大学でこの状況です、さぞかし短大、専門、高校、中学は厳しいだろうとおもっていましたら、なんと37.6%という報道です。

「厚生労働省は4日、2009年度高校・中学新卒者の9月末現在の就職内定状況を発表した。高校生の就職内定者数は6万6,000人(前年同期比32.7%減)、就職内定率は37.6%で前年同期を13.4ポイント下回り、過去最大の下落率となった。9月末時点での内定率が40%を下回ったのは04年の38.9%以来5年ぶり」

 

職員のみなさんも必死に求人を集めています。学生の皆さんも萎える気持ちはわかります。でも、最後まであきらめずに活動を続けてください。人生最初の壁かもしれませんががんばってください。