こんばんわ。
買った漫画も、小説も読み終わらないし、
買ったゲームも全然進めないので、
時間がないない言っても、
結局そういう人はあってもしないんだと我が事ながら達観している
劇団マリーシア兄弟の健太郎です。
さぁ、いよいよあとがきもラストです。
今回は、さすがに時間も短くキャストも少ないので、
ポンポン進めてこれた気がします。
明日は、演劇まつりの打ち上げ本番です。
こちらは、公演終了直後の
お疲れ様カンパイ＆投票結果発表会の様子↓↓
『レコレクション・トリップ』
このあとがきもまさに
”追憶の旅”かのように思います。
あーだったけか、こうだったけか？と
記憶を手繰り寄せながら、書き綴っております。
そうやって考えると、
そもそも記憶というのは、
障害も喪失も消失もそのどれもが、
リアルタイムで起きているモノの様な気がしますね。
記憶というモノは、
大小様々な落し物で、
人間は、それを抱えきれず落として歩いているんじゃないかと。
後ろを振り返れば、大きな落し物は遠くからでも
何かがわかるけど、そうでもない落し物は存在すら確認出来ず見えなくなっていく。
記憶なんて、そんなもんかもなぁなんて思います。
……
え？？
あとがきまでの導入がいつもより
それっぽく、なんか長くないか？って。
そうなんです。
それっぽいカタチで取り繕うとしてしまいました…
申し訳ありません。
今作において、ヨシトは
アラヤとはまた違った意味で、
他のメンバーとは異質なキャラでした。
そうです…。
ただ、ネタバレされただけで今回のタイムスリップに
なんの影響もされてないフラットなキャラでした。
脚本家のチカラにも、
「ヨシトは、本当に何もない。」
と、早くから断言されてました(笑)
なので、色々それっぽく頑張ってしまいました(笑)
ケンタロウ演じたヨシトに迫るあとがきです！
タイジュ、コウキとともに
芝居の道を志しエキストラの仕事をしているヨシトは、
とってもSFが好きです。
ザックリと言うと以上です！！
ですが、それじゃあんまりなので
色々迫っていきたいと思います。
年下だと思われるタイジュは、ヨシトにたいしてタメ語です。
なので、きっとヨシトはいい人なんだと思います。
……
中身がない！！
なんてことだ…
一番、ヨシトのことを語れるはずなのに…
頑張って、話を進めましょう。
一方、コウキは少しヨシトのことをナメてる感じが見受けられましたね。
このあたりで、ヨシトがどんな感じかは掴める気がします。
いい人なんだけど、パッと突出した所がないいい歳した役者希望の男ですね。
…………
あんまりじゃない！！？
なんとか、ヨシトの素晴らしさを考えるケンタロウ。
物語の随所に自身のSF好きを織り交ぜてくるヨシト。
スターウォーズやら、バックトゥザフューチャーやら。
ちなみにケンタロウ本人は、
バックトゥは全作観ておりますが、スターウォーズは
アメトークで学んだ程度の知識です(笑)
「ルークも、初めは貧しい田舎暮らしからのサクセスストーリーだもんな。」
というセリフには、１ミリも感情が含まれておりません(笑)
そんなヨシトに飛び込んでくる
「俺、タイムスリップしたんだ。」という言葉。
これをアッサリ受け入れます。
正確には、半々で受け止めます。
あってもおかしくないと思ってるし、
まぁまぁとりあえず話は聞きましょか？と言った感じですかね。
タイムスリップを明かされる下りは、
稽古当初から、けっこう完成度を褒めてもらっており、
かなりやりやすい、楽しいシーンでした。
早い段階で、脚本外して出来たシーンだったので、
いい意味で、色々演出も増えたり、あ、それいいねって変わったりしてました。
（俺を撮るサトシを撮った写真(笑)）
そして、俺の一番の長台詞がこの二人のシーンで出てきます。
「白衣は？ゴーグルは？デロリアンは？
つか、なんで髪型から入らないかな？タイムスリップする科学者は爆発頭だろ？？
インテリアショップのソファの前にあるテレビにクラゲが映っているのと、
同じくらい鉄板の決まりごとだろ？？」
です。
よかったら、言ってみてください(笑)
別に難しい早口とかではないですけどね。
俺の芝居の山場でした(笑)
でも、これより短くて言いづらい台詞は、
他にあったんで、これはほんとテンションで突っ切る台詞でした＾＾
ユウマのリアクションのおかげで、
笑いが起きるシーンでしたが、
脚本家には、
「ケンタロウに滑って欲しくて、書いた。」
と、あとから言われました。
とんでもない脚本家です。
この山場を乗り越えた所で、
物語も中盤から終盤へと向かって行きます。
タイムスリップの話を聞きつつ、
自分のSF脳の高さ、タイムスリップリテラシーの高さを
アピールしていきます。
ここで、どれだけさりげなく
ヨシトは、それをアピールしておけるかが、
ネタバレされた時のヨシトを滑稽に面白く出来るかの勝負でした。
手応え的には、一勝１敗だったかな(笑)
少し悔しい所もありましたね。
公演初日に、キヒラをヒザから崩れ落とした蹴り。
キックボクシングやっててよかったです（あんま関係ない）
初日は、キヒラが足を絡めてしまったらしく、
客席まで飛び込みそうになってしまい冷や汗をかきました。
それもあってか、キヒラのあとがきで触れましたが
二日目の蹴りは、すかしてしまいました(笑)
これも結果、滑ってしまい悔しい思いをした一つです。
タイムスリップの話も半分信じてなかったし、
ネタバレを起こした犯人は自分だったし、
とにもかくにも、かき混ぜたようで何もかき混ぜてない。
無味無臭ではなかったけど、無害な男でした(笑)
過去一番、自分に近かったかもしれません(笑)
とても、やりやすかったです
それって、どういうことだろう(笑)
「俺の未来って、スターウォーズしかないの？？」
という一見何の変哲もない台詞が一番ドキドキしました(笑)
アラヤのあとがきでもかきましたが、身体に馴染まなかったですね。
通し稽古で、盛大に噛んでしまったせいもありましたね。
身体が噛んだ方をトラウマの様に記憶してしまっていたので。
ラストのラストまで、安心出来ない舞台でした。
…結局、あれやこれや書いて長くなってしまいましたね…。
今回、初めて
劇団マリーシア兄弟として”優勝”という栄誉を頂きました。
こういったカタチの催しにあまり参加してこなかったということもありますが、
全く参加してこなかったわけではなかったので、
こうして、結果として認めて貰えた事は
劇団マリーシア兄弟メンバー、スタッフみんなの
大きな喜びとなりました。
明日、正式な演劇まつりの打ち上げがあります。
こんなご時世ですが、
細心の注意を払いつつ、思い切り楽しんできたいと思います。
でも、お酒は飲まずにクルマで行こうかどうかは、
最後まで迷うかもしれません(笑)
今回、劇団マリーシア兄弟を初めて観て、
そしてこのブログを読んでくださっている方もいるかもしれません。
最初のほうは、頑張って余所行きの丁寧なブログで頑張っていましたが、
最後は、普段通りで着地させていただきました。
こんな感じで、劇団マリーシア兄弟は活動させてもらってます。
YouTubeでも不定期的に動画あげたり、
メンバーそれぞれ個人でも活動してますので、
そんな動きがあったら、こちらのブログでも
紹介させていただいてます。
是非、今後とも
劇団マリーシア兄弟の事を
頭の片隅に入れておいて頂けると幸いです。
また、普段から応援してくださっている皆様。
本当にありがとうございます。
今回、演劇サイト主催の演劇まつりというイベントで、
８団体の中で優勝という結果を頂きました。
とても、凄そうに聞こえる響きだと思います(笑)
是非、我々の布教活動の際には
一言添えて頂けると、
「え？そうなの？なんか面白そうじゃん」
と勘違いしやすいかもしれません。
よろしくお願い致します。
劇場まで、連れてきていただければ、
そこからは我々にお任せください。
みなさんが勧めたモノが、
素晴らしいモノだとキチンと証明させていただきます。
そんなわけで、お陰様で優勝できました！！
本当にありがとうございました！！
これからも何卒、よろしくお願い致します！
お礼をもって、今回のあとがきは
終了とさせていただきます。
最後まで、お読みいただきありがとうございました！
劇団マリーシア兄弟
佐々木祐磨
キヒラユウキ
守屋慎之介
貝原伶
狩野健太郎