アーリーリタイヤしてからのお話の
続き。
前回のお話はこちら。
早期退職後の人生
https://ameblo.jp/malicetetsu/entry-12815442379.html
前回は
「準備や心構えなく早期退職をすると
心境の変化に戸惑ったりグダグダした
人生になるよ」
といった感じのお話をしたのでした。
結果、早期退職しない方が良いかも…
なんて結論で終わっちゃいましたが。
そうじゃなくて。
グダグダしない退職人生を送る事を
考えよう、というお話をするつもり
だったのです。
具体的に、こういう事をやっていけば
有意義で実りある余生になるよね、と
言うような趣味を考えてみるのです。
(1)図書館
無難かつ最強の高コスパ趣味です。
そこの自治体の一員であれば胸張って
利用できる安定した施設なのです。
空調も効いてるし。
弱点は先駆者兄貴たちが大勢いるので
ジジイまみれな事です。
その頃には自分もジジイの一員ですが
ね。
(2)料理
図書館のレシピ本を借りて、栄養価や
材料費や冷蔵庫の中身を考慮しながら
料理にチャレンジするのも楽しいかも
知れませんね。
どうでもいい個人的な台所事情。
私の母親は肉が全くダメなのです。
動物の命を守るとか、アレルギーとか
そういうではないらしいのですが。
一切食べたくない、食べろと言われる
方が苦痛だと言って、カケラはおろか
肉と一緒に調理された野菜も肉臭いと
言って食べられない人なのです。
おかげでウチは「肉と野菜の料理」が
出ません。
「肉」と「野菜」と「その他料理」が
出るのです。
野菜は茹でただけのブロッコリーとか
茹でただけの白菜とか、ほうれん草の
おひたしとか、千切りキャベツとか、
野菜の素材本来の青臭風味がガッツリ
残るものなのです。
その他料理はおでんやひじきみたいな
野菜や海藻がゴロゴロとした煮物系が
多いのです。
嫌いではないとはいえ、白米のお供に
ならないし、ドンブリ一杯食うような
ものでもないし。
子供の私は野菜とその他料理が嫌いで
小皿に少量、義務のようにイヤイヤと
食べて、それから肉と白米をワシワシ
食らう食生活を送ったのでした。
それは今も変わらず、結果野菜嫌いの
人生を送っているのです。
ゴメンよホリエモン。
ですが。
もう大人を過ぎ、おじさんも折り返し
ジジイに足を突っ込み始めたおじさん
先日お盆の戦利品として1/3にまで
値下がりオードブルを買えたのです。
写真はイメージ図です。
さ あ 飲 も う ぜ
と揚々と発泡酒を空けたのですが。
オードブル塩っぱく感じたのでした。
おかげで2缶しか飲めずで、口直しの
お茶と牛乳の方が美味かった位なので
した。
歳を取ると、味を感知する味蕾という
器官が衰えたり減ったりするらしく。
味覚が変わった!?
味が薄くもしくは濃く感じ始めた時の
対策
https://www.familyset.jp/column/%E5%91%B3%E8%A6%9A%E3%81%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%81%A3%E3%81%9F%EF%BC%81%EF%BC%9F%E5%91%B3%E3%81%8C%E8%96%84%E3%81%8F%E3%82%82%E3%81%97%E3%81%8F%E3%81%AF%E6%BF%83%E3%81%8F%E6%84%9F%E3%81%98%E5%A7%8B/
だいたいは薄く感じるようになって、
調味料を入れすぎたりして塩分の多い
食事をしがちになるらしいのですが。
私は年齢を重ねる程、美味いと感じて
いた濃い味のものがダメになっていく
傾向にあるようなのです。
30代前半でファンタがダメになり。
30代後半で専門店唐揚げが濃すぎに
感じて。
40代、ポテチよりもポップコーンの
方が美味いと感じていたのですが、
それもここ1ヶ月で塩っぱいのです。
少し食べてはお茶をがぶ飲みする事が
多くなりました。
喉が乾きやすいのよね。
…糖尿病か?
疲労感、皮膚の乾燥、手足の痛み、
頻尿、目のかすみ、のどの乾き、
下痢、汗をやたらかく…
当てはまるのです。
糖尿病とは?原因と症状(初期症状)
https://www.diabetes.co.jp/dac/diabetes/symptom-type
こんな症状がでたら糖尿病かも
しれません
https://www.shinyuri-hospital.com/column/doctor_column_no57.html
健康診断の数値も良くはないし。
ま、まあ…
警備で歩いてるし、しょっぱみを強く
感じるってのは好都合なのです。
薄味の食事で満足できるのです。
何が原因かわからないけど…
もしかすると、自炊では塩を控えて
化学調味料を使ってるから、ガッツリ
濃い味の外食が合わなくなったのかも
ですね。
話がそれましたな。
要はそろそろ健康に気を使う年なので
肉と野菜、両方を使った薄味な料理を
作って楽しもうぜって事なのです。
先日Xで見かけた料理。
卵を半熟に炒め、トマトを別で炒め、
一緒にして中華だしで味付けするのが
中華の家庭料理の味でご飯も進むとか
なんとか。
近所のスーパーで割引してたトマトで
やってみたら、美味かったのです。
単独のwiki記事なんてあるんですね。
西紅柿炒鶏蛋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E7%B4%85%E6%9F%BF%E7%82%92%E9%B6%8F%E8%9B%8B
中国語だと読めないから、これからは
「たまとま」とでも呼んで頻繁に食す
ようにするのですよ。
これまた個人的な事情のお話。
私はトマトが大嫌いで。
小学の頃、給食でトマトが出たとき、
えずきながら泣きながら食べた記憶が
あります。
あのショリショリとジョリジョリの間
みたいな食感と、藻の浮いた池の様な
ドロドロとした青臭さがどうしても
嫌いなのです。
でも、トマトは栄養に優れた食材だと
言うのは分かっているのです。
日本には古来より
「トマトが赤くなれば医者青ざめる」
という名台詞がありまして。
長生きのため、どうにかしてトマトを
美味しく食べる方法を見つけ出したい
と思っていたのです。
成功してなにより。
ま、牛肉をプラスしたからであって、
牛肉が美味かっただけという可能性も
あるのですがね。
それでもよし。
せめて野菜と肉を半々で使った料理を
食べて行こうと思うのです。
そのレシピ探しに図書館を活用するの
です。
近所のスーパーの割引野菜を買って、
その具材から逆引きでレシピを探すと
いうのも、面白いかもしれませんね。
(3)近所探訪
改めて近所を見てみると、意外とよく
分かっていない場所とか設備とか、
あるよね?
行ったこともない食事処とか。
どんな人が何料理を作ってるのかな、
なんて見てみたり、口にあわないのを
覚悟で一回行ってみたり。
店主と話してみたら、案外同じ学校の
出身だったりするかもよ。
あと、どこの会社ので何を扱っている
のかわからないプラントとか。
流石に中に入って見学は無理でしょう
けれど、名前も知らない会社が近所で
活動しているのも、あんまり良くない
よね。
化学系の会社だと、事故か何かで流出
したら困るものを取り扱っているかも
知れませんし。
(4)非電源のゲーム
知恵の輪とかルービックキューブとか
ですかね。
長く遊べるのが良いですけど。
ルービックキューブ、昔攻略本を見て
5~6分くらいで揃えられるように
なった事がありましたっけ。
何かこんな文章、昔も書いた記憶が…
もしかしたら数年前に
「無職を楽しく過ごす方法」
とかで同じ事を書いているのかも。
ジグソーパズルも悪くないのですが、
組んでは崩し、組んでは崩し…なんて
一人でやってたら、賽の河原みたいに
なりますからな。
(5)非電源の楽器
代表はアコギですね。
以前からアコギをやりたいと言うだけ
言っております。
1万円くらいで1本買っておいて、
あとは千円くらいで替えの弦を持って
おけば、長く遊べる趣味なのです。
多分オキドキやブックオフやセカンド
ストリートとかに中古も多く出ている
と思いますし。
すぐダメになっても、安いのを選んで
買い直しして続けて行きたいですね。
(6)ボランティア
もう金も名誉も順位もいらない、その
域に達してこそ、本当に世のため人の
ために動けるかも知れないのです。
人のためにでもならなきゃ行動したく
なくなるのです。
もちろん、自分の負担になりすぎない
程度にね。
でも、ボランティアって、勝手なゴミ
拾いとかじゃなく、何か団体さんとか
人手を募ってたりするものなのかね?
あんまりしんどくても、それはそれで
もう仕事みたくなっちゃいますし。
ゆるいボランティアとかあるのかな?
ただ、このボランティアという言葉を
利用して「仕事」と呼べるような事を
期待する輩の搾取には気をつけよう。
田舎の雪下ろしとか、危険な重労働を
やらせておきながら「ボランティア」
名目で報酬なくやらせたり。
それどころか参加費用を徴収したり。
本来やらせたい仕事に見合った賃金を
出さないために、色々な言い訳をする
輩が今の日本に蔓延っているのです。
サイバー人材確保
『給与の壁』を政治主導でぶち破れ
https://www.fnn.jp/articles/-/571102
【独自】
ビッグモーター“支給額0円”
驚愕の給与明細に担当者
「知らねーよ」
給料めぐる音声新たに入手
https://news.yahoo.co.jp/articles/43cfbe342e5647d18fc0e9f287742553f91d4ee4
自称業界人と戦ってみた話 1/8
https://twitter.com/nukosama/status/1690536163449389056
(7)空や天気を愛でる
花鳥風月と銘打つブログの本懐です。
ただ漠然と空を見ても楽しいのですが
もっとじっくり今日の天気だけ愛でる
なんて、仕事をしていない人間にだけ
許される贅沢なのです。
今の警備業、日の昇る前の出勤なんて
しょっちゅうなのですが。
あと、日の昇る様子を見ながら帰宅も
しょっちゅうなのですが。
あの「夜が朝になりつつある空」は、
何者にも代えがたい美しさなのです。
濃い漆黒が段々と紺になり藍になり、
隙間から白が垣間見えて来て、周囲も
少しずつ視界が拓けて来るのです。
町も目を覚まし始めたように音が鳴り
出し、今日という一日が「おはよう」
と笑いかけてくるのです。
ポエット!
そんな空を、仕事が待っている時には
スルーしなくちゃならないのです。
そんな空を、仕事しないでいいのなら
始めから終わりまで見続けてもバチが
当たらないのです。
そんな空が、そんな自然が、日常に
あって当たり前の生活を、送りたくは
ないかね?
(8)スローライフ
一番はコレをしたいのかもです。
仕事を始め「しなければならない事」
がある人生は「次にする事」が終始
付きまとうのです。
起きなきゃならない。
ご飯食べなきゃならない。
着替えなきゃならない。
出社しなきゃならない…
「今の動作」がなぁなぁになってても
見返す事も集中する事もできず、次の
動作へ移らなくてはならないのです。
今、自分が何をしているか。
何をしたいか。
その意識をしながら生活をするなんて
当たり前のようで許されないのです。
例えば、朝起きるのも。
眠いか眠くないかで起きるか寝るかを
決められたら…
当たり前のはずです。
眠いから寝るし、眠気が取れて十分な
睡眠を得たから起きればいい…
それが当たり前のはずなのに。
それが出来ている人間はどれだけいる
でしょうか。
朝食もです。
何をどれだけ食べたいか、じっくりと
考えて、食べたい物を食べる。
ゆっくりしっかり味わって。
で、腹八分くらいになったら終わり。
お腹へってないのに仕事行かなきゃと
無理やり詰め込んだり。
お昼まで食べられないからと、多めに
お腹に入れたり。
調理する時間がないからと、簡単に
調理できる物で済ませたり。
自分の体を作るご飯の時間です。
しっかり大事にしたくはないかね?
風呂とかもですね。
もう嵐の様にザバザバと洗って。
くしゃくしゃに握ったボディタオルで
どこまで洗ったかわからない位に擦り
シャワーで流して終わり、みたいな。
肌に傷がつかないように優しく撫でて
全身ゆっくりくまなく洗う…なんて、
お金かけてお店に行ってやってもらう
ようなサービスですよね。
毎日そんなお風呂でゆっくりしたいと
思わないかね?
以前、図書館で借りた本で見た記憶の
お話。
人間は原始時代から比べると、一生の
うちに目にする情報の量が一万倍とか
だそうで。
でも、脳みそが一万倍になった訳じゃ
ないので、処理しきれないんだとか。
原始人だって生きて死んだんだ。
僕らだって生きて死ぬだけだ。
じゃあ、過度に情報を求めなくたって
生きて死ぬのは出来ることなんだ。
もう、要らない情報は要らないんじゃ
ないかな?
今以上に何か未知なる情報、体験とか
味とか開発とか、そこまで求めなくて
いいのではないかな?
ゆっくり生きるのも、今の時代の贅沢
なのです。
とっとと辞めて、ゆっくり生きるのも
バリバリと稼ぎ、アレコレ食べるのも
どっちも贅沢なのかもね。
P.S.
スローライフ で画像検索したら、
ラノベの表紙が大量に出ました。
世のオタク達も自然と海と空の中で
スローライフを送りたいんですね。