花鳥風月晴耕雨読~めざせアーリーリタイア、めざせ好々爺~

花鳥風月晴耕雨読~めざせアーリーリタイア、めざせ好々爺~

旧タイトル「34歳、無職です。」
→「東証一部上場企業の製品設計が最低賃金の警備員になった件」

50代で早期退職して、花鳥風月を
愛でて、晴耕雨読な余生を満喫する
事をめざすブログ。

趣味と仕事のお話。


前回のお話はこちら。


Vtuberは遊び
https://ameblo.jp/malicetetsu/entry-12967798552.html


今日のお話と前回のお話は、関係
大アリ、続編です。


先日、こんな動画を見かけました。





漫画家は割に合わないと言う若手にベテラン漫画家山田玲司先生はどう回答する!?※山田玲司のヤングサンデーより一部切り抜き
https://www.youtube.com/watch?v=RxHzQkSlN1Q&list=LL&index=3


漫画家さんがとあるSNSに「有名
雑誌の連載をゲットして、単行本を
出せても、収入は割にあわない」と
嘆きの文章を投稿されまして。
(以下『嘆き』)

それを、同じ漫画家の山田玲司氏が
ようつべの動画で取り上げて所感を
お話されておりました。
(以下『動画』)


『嘆き』の内容は『動画』内で一部
読み上げられておりますが。

全文ご紹介差し上げたいので、全文
ご紹介します。


漫画家やめたい
https://anond.hatelabo.jp/20141026101200


ジェミニちゃんに要約を依頼しよう
と思ったのですが、思いをしっかり
伝えるため、本文を拝借することに
いたしました。

以下引用。


■漫画家やめたい

 子供の頃からの夢だった漫画家。
 35になった今、ホント
 割にあわねーなって思う。

 好きで選んだ道だけど
 こんなに割に合わないとは
 思わなかったよ。

 ジャンプですら今や新人単行本
 初版は3万。
 短期打ち切りだと3巻で9万。
 360万だよ、印税。

 必死こいてあらゆる新人と戦って
 勝ち抜いて、1/10000とも
 言われる連載権勝ち取って。
 それで360万。

 景気の良かった20年前なら3巻
 打ち切りでも1巻10万、30万部
 出たから1200万持って帰れた。

 最悪でもそれならまぁ、頑張る
 価値はあったと思う。1000万
 あれば飲食店だって開ける。

 でも今や360万。
 馬鹿じゃねーの。

 編集は原稿料加味して
(3巻分で原稿料5,600万くらい)
 年収1千万超えるよ!
 とか言ってるけどそれ全部
 アシ代に消えるからね。

 過去と違って絵のレベルは格段に
 上がり、密度も手間も激増。
 手塚の頃と一緒にすんなよ。
 絵の密度見比べろボケ。

 マンガ業界に輝きがなくなって
 騙される若者も減ってきたから
 アシスタントも全然捕まらないし
 ヘタクソでもそれなりに
 金かかる。
 修行とかで買い叩ける時代じゃ
 なくなった。

 デジタル化で初期投資額も激増。
 パソコン揃えりゃアシ一人に最低
 10万かかる。

 で、連載終わったら何の価値も
 ないゴミスペックだけが大量に
 残るわけだ。

 でも原稿料は変わらない。
 ジャンプは新人ページ一万。
 全然ペイできないっつーの。
 足りない分は激減した印税で
 補填。

 悪魔か。
 お前ら編集の給料は一切変わって
 ないくせに。

 出版不況を単行本新刊冊数を倍に
 増やして自転車操業したせいで
 一冊辺りの発行部数は減り、
 ヒット率も減り(単純計算で一番
 景気良かった1995年より3倍も
 売れづらくなってる)
 そのつけは全部作家に還元。
 本当にありがとうございます。
 あのでっかいビルに爆破テロ
 起きなかったらいいですね。

 で
 雑誌も赤字だからって
 これからはWEB。
 ワンパンマンが当たったから
 飼い殺してきた新人大量投入で
 数撃ちゃ当たる作戦。

 ジャンプ+にマンガボックス。
 新人の怨嗟の声が
 鳴り響いてるよ。

 でもこれでもジャンプは
 一番マシな方。
 これがホントこの業界の
 先のなさとエグさを
 思い知らされる。

 とある月刊誌とかだと原稿料
 7000円だってな。
 さらにはそこの単行本初版
 6000部。

 やっすい原稿料でアシも最低限
 しか雇えず漫画漬けになって
 若さも健康も友人も恋人も
 あらゆるものを犠牲にして
 1年かけて3巻出して印税70万円。

 すき家でバイトした方が
 マシだろ。

 しかも読まれねぇ。
 6000部とか。同人誌レベル。
 ただでネットでばら撒いたほうが
 閲覧多いし感想ももらえる。
 
 何のために書いてんのかって
 思うんだけど多分ほとんどの場合
 「後に引けない」だけ。
 
 マンガ書いてる奴なんて
 大体がコミュ症で、学もない、
 社会不適合の塊。
 年を食えば食うほどその乖離幅は
 膨らんでいってマンガ以外に何も
 できなくなる。
 
 それを編集もわかってるから
 買い叩いてくる。
 マンガ技術なんて白黒の絵を早く
 描くだけで潰しきかないしな。
(アニメーターは作画技術が汎用的
だから潰しがきく)
 
 他に出来る事は何もない。
 沈みゆく泥船に捕まって
 アップアップする事しか
 できない。
 
 でもホントさ
 出版不況のツケをただただ作家に
 押し付けてる現状はさ
 絶対恨み買ってると思うよ。
 
 んでそれは今ドンドン膨らんで
 いってると思う。
 
 でっかいビル、いいですね。
 年収1000万、いいですね。
 爆破されたら作画資料撮りに
 いかないとな。


ですって!





ちなみに。

『動画』の投稿は3年前。
『嘆き』の投稿は12年前にもなる
そうですよ。


私が最近、長々と書き続けてきた、
「娯楽提供の仕事は、仕事と呼べる
ようなものではない」
というお話。

これと似たような内容になっている
のですが。

こんなもんは、もう12年も前に、
漫画家という本職の方から既に説明
されていたお話だったのです。





あれから12年。

2026年半ばの今、業界の現状は
どうなっているんでしょうね。

そして、『嘆き』の投稿者はどんな
人生を歩まれているのでしょうね。


私自身、私が思いついた事を書くと
いうより、私の心の琴線を響かせる
ような動画や言葉や調査結果などを
見つけて、それをきっかけに記事に
しているので。

私に強い思いや信念があるわけでは
ないのです。

ご紹介ブログなのです。


さて、その上で。

『動画』で山田氏らのお話の概要を
箇条書きにてご紹介します。


◯仕事、お金の面

・ウェブ漫画が当たることもあると
書かれている通り、編集者がついて
雑誌で掲載、という方法に限らず、
同人的な稼ぎ方もあるし、金のため
だけなら他の仕事の方がよい

・漫画は50年前の先人達のおかげで
広く認知されて職業として「枠」が
広がったが、音楽家などの枠は今は
かなり厳しい

・バンドや劇団がスタジオ代や舞台
費用を赤字覚悟で払ってやるように
漫画も参加費を払っているものだと
思わなければやれないのではないか


◯人間関係の面

・アシスタント問題は、作家が関係
者と人間関係を良好にしていくこと
で対応できるはず

・労組の問題として一方的な搾取は
よくないが、漫画家にとっての出版
社側(スーツ野郎)を悪く思うべき
ではない。
あちら側はあちら側の働き方があり
仲間として見るべき

・漫画は漫画家だけの仕事で売れて
いるわけではなく(海外の空港でも
日本の漫画が売られたりしている)
これは多くの関係者がいて、漫画家
にはできないことをして貰っていて
その人たちにもお金は回っている


◯漫画家、アーティストという面

・漫画はアート。アーティストとは
「魂が商品」であり、自分が美しい
と思ったものを客も認めて、それに
お互い感謝するという関係。
それさえあれば他に何もいらない、
貧乏でいい、と思える者だけが参入
できる世界

・そんな体験に価値などあるのか?
そんな業界がいいのか?と言われて
「最高だ」と言える者が目指す業界


◯漫画家が向いている人、適正の面

・上手くいく時期と上手くいかない
時期があるが、上手くいかない時に
「次は負けないぞ」と盛り上がり、
痛みを楽しめるタイプでないと大変

・雑誌は、出版社側としてリスクを
抱えて連載陣の枠を与えている。
そこで売れないときは作家としての
力不足であり、「次は頑張ろう」と
思って再挑戦。そういう繰り返しの
レースをタフに続けられる力が必要

・漫画家はクリエイティブな仕事。
人と違う事を考えなければならない
のに、メジャー雑誌でやる、という
発想では足りない。
誰も通らない道を探すべきで、そう
いった困難な道を楽しむのが面白く
生きるコツ


ですって!


改めて、私がここ最近のブログにて
語った話、言いたい事と近い内容が
語られていました。


おまけで『嘆き』および『動画』の
コメントを一部ご紹介。


◯漫画家なんてそんなもんだろ派

・それに35で気付くってアホ過ぎる
だろ。
専業漫画家なんてハイリスクハイ
リターンを承知で飛び込む世界だと
小学生でも知ってるもんだと思って
たが。

・まあ、言いたいことは判るが、
斜陽産業というのはそういうもの。
見切りをつけるか諦めるしか無い。

・でも編集者のたっかい給料を維持
してんのは弱小漫画家ではなくて
売れっ子漫画家なんでしょ?
弱小漫画家はむしろ赤字だし、そう
いう赤字漫画家しかいないような
雑誌なんて当然赤字

・椅子の数は少ないのに
絵上手い人が多すぎるよな、
プロでもないのに上手い人多すぎ

・その「大体がコミュ症で、学も
ない、社会不適合の塊」の代わりに
いろんな人の間を取り持って宣伝
したり流通に乗せたり周辺の権利
管理したり諸々やってくれてるのが
編集者なんだろ?
本当に恨むほど不当な利得かね?

・基本お金は人の役に立たないと
入ってこない

・漫画家が赤字でも連載するのは、
「枠を取るための参加費」。
自費出版とか同人誌を作って、
全国に配布するコスト考えたら、
雑誌に載せてもらうだけでもすごい
利益だという。
しかしながら、どんどん雑誌部数が
減っていて、枠が減ってるんですよ
ね。
雑誌連載以外の流通にシフトした
方がいいんじゃないでしょうか。
配信とかですね。

・玲司さん、めちゃくちゃ良い事
言ってる。
生活の為に苦しむのか、
クリエイティブに苦しむのか?
は芸術に関わる人間が向き合わざる
を得ない問題。
生活しなきゃいけないから
クリエイティブやれないのなら
辞めるしかないのかなと思う。
結局、どっちの地獄が好きか?
って事。
人生の時間を牛丼作る為に
費やしても良い人は漫画家なんて
目指さない。
そんな人は創作できない時間を
過ごしていたら、歳を重ねる毎に
悔しさが募るだけ。
「俺は何やってんのか?」って

・アーティストって
そうゆう事だろ。
それでも一般的な仕事を選ば無いで
好きな事で生きて行く事にしたん
じゃないの。
そもそもアーティストでまともな
人間関係は築けない。


◯漫画家らしい方法で逆転だ派

・そのマンガ業界の腐りっぷりを
マンガにしたらヒットするん
じゃね?

・クラウドファウンディングで金
集めて、集ったときだけ作品描いて
あとはハケンでもしてればいいん
じゃないかと思う。


◯業界全体として厳しいよね派

・なんか違う課金方法があれば
いいんだけどね
CDは握手になってゲームはガチャに
なったわけだから
漫画も何かないかね

・部数少ないような中小は、大手と
違って編集の方も年収300ちょいだ
のでヒーヒーやってる
(裁量労働制で残業代なかったり)
もんなんで、諦めてくれ……。

・気持ちはわからんでもないけど、
今時年収1000万、かつ定年まで
安泰に勤めあげられる編集者が
いったい世の中に何人いるだろう
か。
編集に対するヘイトを溜め込むの
ではなく、他にも出来ること
いろいろあると思うよ。


◯どの業界も厳しいよね派

・大学と似ている。
子供が減って戦略のない大学は
どんどんレベルが下がり、どんな人
でも学生になれる。
人件費の削減とか専任とか上層部が
計画性がなくてミスばっかりで阿呆

・農業の話してんのかと思った。
パソコンを農機具に、
漫画家をエース級プロ農家に、
初版何部を初卸値に、
読者人口を消費者にすればそのまま
置き換わる。

・知り合いが発注元側なんだけど、
ゲーム業界も仕事受ける側が、この
記事と全く同じジレンマで状況が
全く同じで笑。

・映画・ドラマ・演劇・漫画・
アニメ・小説・YouTube・twitter
・Ticktock・舞台やテレビを含め、
「観る」エンタメだけでもこんなに
種類がある。
さらにそこに、世界中の数多の
スポーツ競技の中継なども加わる
わけだから。
いまの世の中はあまりにエンタメで
溢れてる。
そうなれば必然的に各場の表現者の
収益単価が安くなるのは仕方がない
事なのかも。
もちろんどのジャンルでも売れたら
大金は入るのだけど。


こんなものだろう。


ここから私のお話。


『嘆き』を投稿された漫画家さん。

見た限り、成功した側と言えそうな
感じなのです。

ジャンプで連載して単行本を出せた
わけですし。

ご本人も1/10000を勝ち抜き
ここまで来れたのに的なお話をして
いますからね。


私が以前の記事でも書いた事であり
『動画』やコメントでも話が出てる
「成功者は上澄み」問題と少し違う
側面もあるように思われます。

「上澄みに至れてもこの程度」問題
なのです。


昔は漫画になっただけ、連載された
だけで成功と言えて、お金も山ほど
動いていたのでしょうけれども。

昨今の日本には可処分時間の矛先が
充実しているのです。

ただ「漫画が出せた」だけでは成功
とは呼べなくなったのです。

ただの漫画にお金を出さなくなった
のです。

いわゆる「IPで売らねば」問題と
私が勝手に言っているお話です。


IPについてとあるサイトの説明を
勝手に拝借&ご紹介。

IP(知的財産)ビジネスとは?注目を集める背景と出版社のキャラクター活用成功事例
https://media-radar.jp/mediapicks/article/knowledge/columns3-ip


> IP(知的財産)ビジネスとは、
> 個人や企業がみずからの努力で
> 生み出した知的財産を使い、
> ライセンス使用料などの収益を
> 得るビジネスモデルのことです。


漫画は漫画、ゲームはゲームの売上
だけで終了…とならない販売戦略を
とってかないといけない世の中です
よって事ですね。

いわゆる「グッズ展開」というもの
です。


漫画以外のものにならない作品は、
売れた作品とは言えないのです。

他のグッズへ展開が出来るレベルに
なれなければ。

それは漫画やアニメ、娯楽が商売に
なった近代ではずいぶん昔からある
現実なのです。


どこかの何か動画か記事で見た記憶
なのですが。

初代ガンダムのアニメは毎話新しい
ロボットを登場させていて、それは
プラモデル化させて売ろうと狙って
いたとか何とか。

ちょっとうろ覚えだったので、何か
元記事がないかをジェミニちゃんに
確認してみました。

あくまでジェミニちゃんのお話です
ので、AIであり間違えることがある
のですが。


以下、ジェミニちゃん情報。


当時のスポンサーは「クローバー」
という合金おもちゃのメーカーで、
そのスポンサーからの要求で新しい
ロボを登場させることになったそう
なのです。

「盾」とか「合体」という要素も、
おもちゃメーカーがガシャガシャと
手にとって遊ぶのに都合がよい様な
デザインを取り入れる要望があった
そうですよ。

それでも視聴率が伸びず打ち切りと
いう形で終了したガンダムですが、
終了後にクローバー社がガンダムの
商品化権を手放した後、バンダイが
引き継いて、劇中のモビルスーツを
プラモデル化、大ヒットした…


ですって!





あの天下のガンダムも、アニメ放送
だけではやっていけなかったという
ことなのです。

作り手たちの好きなようにしていて
ガッポガッポと儲かってたわけでは
なかったのです。


なお、ジェミニちゃんに聞いた時、
岡田氏が当時のガンダムやグッズの
話を語っていた動画を紹介してくれ
ました。





※毎週新型モビルスーツが登場してた時代のガンダム視聴率の話【ファーストガンダム/ジャブローに散る!/岡田斗司夫/切り抜き】
https://www.youtube.com/watch?v=_hg-TC20yjE


私が最近、岡田氏の動画をよく観て
いることを知っているのかしら…

すごいわね。


あと、最近コイツよく見かけます。

コイツ。





私が中学生の頃に出てきたこの顔、
今でもよく見るのです。

ゲームの売上もかなりの額でしょう
けれども。

それ以外、スマホゲームやCMなど
とのコラボでもよく見るのです。


もう四半世紀も、コイツが出る事で
販促になるのです。

イケメンっていいわね。

しかもCGだから老けないし。

客寄せパンダ、金づるなのです。


あと、Vtuberもですね。

グッズにコラボ、限定カフェなど。

動画配信だけの仕事では終わらない
活動をできる方が「稼ぎ頭」になる
のです。





漫画だってそうです。

漫画が少し売れただけでは出版社と
して稼ぎ頭にはならない。

単行本がバリバリ売れて。
SNSでも話題沸騰して。
ゲーム化、アニメ化、映画化して。
グッズ化、ガチャ化、コラボして。

そういうお金を生んでくれる稼ぎ頭
大黒柱がいてくれるからこそ。

そういう作品の権利を守ったうえで
コラボの活動を管理運営してくれる
スーツ野郎がいるからこそ。

そこでものすごい額のお金が動いて
くれるのです。


ものすごい金があるから、売れるか
どうかわからない新人漫画家の事を
連載陣に投入できるのです。

次の柱はお前だ、と。

鬼殺隊かな?


娯楽が漫画くらいしかなかった頃と
比べるなかれ、なのです。

娯楽が増えて漫画の価値が下がった
からこそ、他の娯楽とのシナジーが
できる作品が求められる時代なので
す。


もう一度言います。

漫画の価値が下がったのです。


漫画がくだらなくなったとか、今の
作家の腕が落ちたとか、そういった
意味ではありません。

時代的、相対的なお話。

漫画以外の娯楽がたくさん出てきて
漫画だけで大きな売上が生まれなく
なったのです。

漫画を描いて雑誌に載せるだけでは
なく、きちんと愛されて、ファンが
ついて、漫画以外のお金が生まれる
漫画にしないと稼げなくなったので
す。


その上で、漫画を描くツールが充実
したという事は、それだけ漫画家を
目指せる人が増えたという事。

漫画という体裁を整えるだけなら、
昔と比べれば比較的容易になったと
いう事。

パソコンのアプリで補正やアンドゥ
レイヤーにトーンに回転や反転も。

一手のミスも許されないあの時代は
遠い昔なのです。


ちょっぴりだけ余談。

私の記憶の限り、「自由人HERO」と
「日常」という漫画内のお話。

漫画のキャラ達が協力し合い漫画を
描くという話がありまして。

ワチャワチャしながら、消しゴムだ
ベタだ残り何枚だ〆切まで何時間だ
と言いながら原稿を仕上げるという
展開。

Gペンインクで手描きという手法を
知っている私くらいの世代だったら
わかるし、日常回として楽しめるの
ですが。


今の子たちが観たら、もしかすると

「何でこの人たちは漫画を描くのに
紙を使ってるの?」

「紙が行ったり来たりしてるけど、
何でPCでデータ共有したり作業を
分担したりしてないの?停電中?」

てな感じで、演出として通用しない
時代が来るのではないでしょうか。


ともあれ。


ツールや発表の場が充実したために
自身が漫画家になりやすくなったと
同時に、競合が起こりやすくなった
とも言えます。

最近じゃAIもありますし。

今や海外の作品も容易に観ることが
できるので世界中がライバルです。


改めて。

時代的、相対的に、漫画作品という
ものの価値が下がったのです。

漫画描きました、観てもらいました
だけでは、お金になりにくくなった
のです。


てことで、ちょっとだけ『嘆き』に
チャチャをいれるのであれば。


ご自身の「漫画家」という目線から
「昔のようにツールや絵がシンプル
だった漫画とやる事は同じでない」
という点を苦労として語られている
のに。

「編集者や出版社側」という目線の
「娯楽が少なく漫画だけ売れば良い
という時代ではない」という変化に
対する苦労の想像ができていないの
です。


この点は、先日も私が引用した話、
「大谷選手は高校生時代から審判や
関係者への感謝を持つ事を意識して
いた」という話にも繋がりますし。

『動画』で山田氏が語られていた、
「スーツ野郎にはスーツ野郎の地獄
というものがあり、自分達はそれを
せず漫画だけ描いてた」という話に
も繋がります。

同業同社の他部門へのリスペクトや
感謝は忘れてはならないのです。


そもそも漫画のツールや絵が複雑に
なったというのは、ある意味恩恵と
言えるのです。

ツールが出てきたからこそ漫画家を
目指せる、漫画家が職業として手の
届く範囲になったのです。

それこそ先ほど書いたGペンインク
ホワイトベタの作業で、人海戦術で
〆切前にワチャワチャするなど。

今の時代もまだそんなもんだったら
平成のニートっ子たちは目指せない
のです。


それに、複雑で魅力的な漫画が多く
出て、それに魅せられたからこそ、
漫画家を目指す意欲が与えられたの
です。

手塚先生の漫画では漫画家を目指す
意欲が湧かないとは言いませんが。

先人の苦労や、時代の発展によって
得られる恩恵は受けて、弊害の事は
悪辣にこき下ろすのはよろしくない
思考なのです。

そんな捻くれた思考では、読み手を
楽しませるなんて出来ないのです。


以前にどこかでそんなブログを見た
記憶があります。

安定した手法なんて確立していない
時代を必死にもがいて仕事してきた
先人のやり方を、泥やウ◯コで塗り
固めてきたとか言っていたのです。

築き上げていただいた実績の恩恵で
今の仕事ができているというのに。


キチンと順序だてた説明が出来ずに
新人を同じレベルに育成できないと
いうのが昨今の問題でして。

それを揶揄した風な書き方をされて
いたのです。


例え事実だとしても。

ひどい事するわ…





どんな人がそんなブログを書いてる
んでしょうね。





ちなみに。

ついさきほど、イラストレーターの
いくしー氏の動画を見かけたので、
あわせてご紹介。





【相談】イラストレーターがパートナーの発言にモヤモヤした瞬間
https://www.youtube.com/watch?v=ZkgStTDFY2o


動画のいくしー氏の発言要約。

多少、私の個人的見解が入っている
かも知れませんが、ご了承下さい。


・クリエイターは人を喜ばせる仕事
自身の発言がどういう影響、結果を
生むか想像できない人間は基本的に
向いていない

・客の気持ちは大事。ファンの事は
どうでもいいや、という気持ちでは
いない

・大手を客にした仕事をしたからと
いって、自分が偉くなったわけでは
なくて、例えば売れた小説の表紙を
描いたとしても、それが売れるには
文章を書いた作家もいて、校正した
編集もいる

・大手からの仕事を1つしたからと
人を傷つけたり人の仕事を下に見る
ような発言をするやつはそいつが下


といった事を言われておりました。

人の仕事の苦労を考えられない人、
人の仕事に感謝を感じられない人は
クリエイターには向かないのかも…
ですね。

人を楽しませるような仕事なのに、
ご自身の発言が人にどう思われるか
考えられないようではね。


あと、漫画家ならばコミュ障で学も
なく社会不適合者でも出来るという
認識ならば、それはそれで漫画家を
下に見てるとも受け取れるのです。

漫画家こそ、人に感情を届ける仕事
なわけですから。

人の気持ちを理解して、自分の心を
届けて、読者の感謝を糧にする力が
求められるというものです。

一般以上の教養がなければ、ネタも
ギャグも使えませんからね。





漫画の原稿料は「作業費」ではなく
「楽しさを提供してくれた料金」な
わけですからね。

時間がかかってもかかってなくても
美麗でも絵としてはヘタッピでも。

その漫画で読者を楽しませてくれた
創作に対する対価なのです。


さて、改めて。

ちょっと話題変更。

このお話を受けての私のつぶやき。


漫画の業界のみならず多くの界隈で
抱えている問題。

それが「ニューカマー問題」です。





例によって、私が勝手にそう呼んで
いるだけなのですが。


これは「新参者に対して壁が大きい
業界や界隈は廃れていく問題」なの
です。

あるいは「長く居座り成熟した者の
価値観が濃くなりすぎたため一般に
理解してもらえない問題」と言って
もよいです。


実はこれも以前、私のブログ記事で
語っている話ではあるのです。


その名はエージェント その2
https://ameblo.jp/malicetetsu/entry-12970543265.html


普通の会社のお話。

古株共の頭の中だけに仕事の正解が
あるような職場、会社、業種てのは
新人の定着率が低いという問題。

これは、単純に賃金を増やしたり、
労働時間を減らしたり、無理矢理に
若手を参入させたりするだけでは、
どうにもならない話なのです。

業界にいる人間が変わらなければ。


よく「職場環境を変えなければ」と
言うだけは言うのですが。

凝り固まったやり方や人間関係の上
無理やりにシステムだけ取り繕って
逆に面倒くさくなる場面を見かける
のです。


「油」だけでは摂取できないからと
上から「水」を足した結果、量だけ
増えて互いに壁が出来たみたいな。





職場の人間の「油」分が他の人間に
摂取しづらい点を変えないかぎり、
賃金や労働時間という「水」を加え
多少ごまかししたところで、新人に
働きたくない、飲み込みたくないと
感じさせてしまうのです。

新人お断りな職場があるのです。


そんなお話でした。


漫画の業界は長い歴史があるせいで
昔の作品もライバルとして居座って
しまうのです。

実際、未だに話題に上がるのは過去
作品のリメイクやリバイバルです。

新人の新作が話題になるとしても、
よほどの画力やクオリティや異彩が
求められるのです。


読者側も目が肥えてしまっていて、
過去の作品と多少でも似てる要素が
ある作品に関しては「パクリ」とか
「劣化版」のような言い方で批判を
してしまうのです。

例え著名な作品で実績もあっても、
悪く言える点を見つけてはネットで
こき下ろすのです。


今の時代に全くのオリジナリティを
出せというのは難しいのです。

出来合いものの二次作品なら少しは
注目もしてもらえるでしょうがね。

お金を払ってもらえる作品と言える
レベルを初手から期待されてしまう
のは、もはや辛いというか無理ゲー
なのです。

新人お断りの業界なのです。


ゲームのお話。

少し前の事ですが、ソニーと任天堂
ふたつのハードメーカーがシノギを
削っていた頃。

ゲーム離れ問題があったとか。


以前のゲームから発展させないと、
同じレベルのものでは満足されず、
ゲーマーに飽きられてしまう…

そうやって、ハードのボタン数やら
ゲームの中身やらボリュームやらが
どんどん増えていった結果。

新しくゲームをやろうとする人には
ゲームは難しくなってしまったと。

非ゲーマーお断りな据え置きゲーム
業界なのです。


そこで、任天堂はDSやwiiなど
直感的に操作できるようなゲームに
注力して。

ソニーは大作やシリーズの続編など
ゲーマー向けの作品を多くリリース
させた、と。

そういう、ゲームの歴史を紹介した
動画を昔に観たのです。





コメ付き ゲーム機大戦【第1次~第9次 ゲーム機大戦 総集編】
https://www.youtube.com/watch?v=2n8D5tqgoZA


「ゲーム機大戦」で検索してもらう
と、いろいろあるようです。


ちなみに、本動画シリーズ。

私は第10次をもって一旦完結した…
という認識でいたのですが。

どうやら再開していたらしく、17次
なる動画があることを知りました。

後で観ようかね。


もうひとつ、ちなみに。

先ほどゲームハードのお話をした際
任天堂はライトユーザー、ソニーは
ゲーマーと、ターゲットを分けたと
いうお話をしましたが。

ライトユーザー向けはスマホという
生活必需品かつ、本体を更新しても
データは引き継げるというチートな
環境のデバイスが現れて。

ヘビーユーザー向けにはPCという
金をつぎ込めばつぎ込むほどできる
遊びが増えるという化物が君臨と。





住み分け戦略を考えた結果、双方に
モンスターが現れ、ゲーム業界全体
ダメージを受けた…みたいなお話が
されておりました。

はえー、なるほど。


それが「ゲーム機大戦」動画の中の
第10次のことだそうなので。

その後、そして今、ゲームハードの
業界がどうなっているのか…

あとで観ましょうね。

動画は6時間あります。


もういっちょゲームのお話。

ユーザーはスマホやPCへ流れたと
いうことですが。

そこは安泰かというと、そんな事は
ないのです。


ネットゲームやスマホゲームを見て
いると、たまに思うのです。

歴史の長いゲームほど、古参はもう
キャラを強化しきっているのです。


サービス開始から毎日、何時間も、
仲間と協力プレイ、レアアイテムも
入手して、それでようやく辿り着く
ステージを「エンドコンテンツ」と
言います。

その古参共に更にお金を注ぎ込んで
もらうためと、エンドコンテンツに
ばかり注力するアプデを運営がして
しまうと。

「このイベントクリアできない…」
と、新入りや非課金者が続かないと
いう事態になるのです。

新規、ライトユーザーお断りな運営
なのです。


古参だって永遠ではありません。

飽きたり、お金が尽きたり、リアル
人生に向き合ったり、世界が壊れて
しまったり。





引退者も出てくるのです。


一人、また一人と辞めていく中で、
ニューカマーお断り状態の運営では
未来は先細りする一方なのです。

新規も古参も、どちらのユーザーも
つなぎ続けられなければ、スマホや
PCのゲームと言えどサービス終了
となるのです。


私が遊んでいるスマホゲーのお話。

やってはやめての繰り返しでしたが
最後に残っているのはぷよクエこと
ぷよぷよクエストというゲームだけ
になったのです。





ぷよクエ(ぷよぷよクエスト)攻略Wiki【公認】
https://game8.jp/puyoque


もう10数年もサービスの続く長寿
ゲームであり、少なからずの方々に
面白いと思われているであろう作品
なのですが。

正直、新しく始めるのは厳しいかと
思います。


ちょっぴりだけ解説すると。

本作には「レア度」がありまして。

同じキャラかレア度UPアイテムを
5枚重ねると☆6を☆7にできるの
です。





長期のサービスの歴史があるせいか
☆6キャラは沢山おりまして。

同じ☆6が5枚も被るのはそうそう
ありません。

しかも、レア度UPアイテムは大変
貴重でして、さほど強くない☆6に
使うのは気が引けるのです。


攻略サイトや動画などで紹介されて
いる「無課金で入手できるキャラの
中のオススメキャラ」で出た子を、
少しずつ育成するというのが妥当な
進め方なのでして。





私はようやく、☆6→☆7にできる
キャラが見えてきて、楽しくなって
きたところなのです。

簡単に攻略できるイベントを続ける
プレイを1年程度やって、少しずつ
キャラを増やしてきたのです。





そこまでやると、何となく楽しさが
感じられてくるのです。

ここまでやって、ようやく楽しさが
感じられるものでして。

ちょっと楽しむ程度で…という方に
あまりオススメできないのです。


そろそろ締めに向かいます。


ニューカマーお断りの界隈が数多く
あると言いましたが。

そうじゃない所はどこかと言うと…


ないんだな、それが。





ニューカマーに厳しくない界隈など
「界隈」や「業界」とは言わないの
です。

あったとしてもそこは「休戦の場」
なのです。

戦いから逃れてきた者のたどり着く
癒しの場なのです。

そこで癒されたら、また次の戦いへ
ニューカマーとして挑むことになる
のです。


社会という地獄で生きるお話。

ひとつ。
「楽な道などない」のです。

みんなそれぞれに地獄なのです。

自分にとって一番マシな地獄を選ぶ
しかないのです。


ふたつ。
「完璧な道もない」のです。

軋轢や困難なく、綺麗に舗装された
道をスイスイ進むだけで済む道など
世間にはないのです。

デコボコダートを必死に走った所で
ゴールしても褒められやせずむしろ
文句をつけられるなんて日常茶飯事
なのです。


頑張ったところでこんなモンてのが
世の常、世間の常識なのです。

綺麗に見える他人は、綺麗な所だけ
綺麗にして見せてるだけなのです。

現実は非情であるのです。


現実のお話。

私は今「電験3種」という、電気の
保全に関する資格を目指しており、
取ろうと頑張っているのです。

その上の資格、電験2種の所持者の
求人があるようなのですが。

主任職で資格と実務経験をもつ者を
バイトみたいな給料で募集している
会社があるんですってよ。





ひどい事するわ…





でも世間などそんなものなのです。

楽で美味しい仕事などないのです。


他人の綺麗な所だけをみて天国だと
錯覚したり羨むのは結構ですが。

自分もそうでなければならないなど
努々思うなかれなのです。


地獄でもいいと達観するのです。

地獄を楽しもうぜなのです。

地獄を味わえなのです。





そしてみっつ、猪鹿蝶。
「近道もない」のです。

泥臭くつまらないことを延々続けて
経験値を稼ぐしか成長や成果を得る
ことはできないのです。

途中参加の身で色々とすっとばして
成功者の側に行こうなんてのは勿論
だれかに成功者の側に連れて行って
もらおうなんてのは、お前なぁんか
勘ちがいしとりゃせんかなのです。





すぐ会社を辞める奴のお話。

「Z世代はとんでもない理由ですぐ
退職をする」なんて言われます。

我慢やら根性やら経験やら足りない
のが理由ではありますが。

会社や仕事や対応に対して高すぎる
理想を持っているのが原因ではない
かと、私は個人的に思うのです。





【衝撃】企業がZ世代の採用をやめ始めた本当の理由…【ずんだもん解説・ゆっくり解説】
https://www.youtube.com/watch?v=smobY7ywlyU


ちょっとイヤな点が見えるとすぐに
やーめた、と、蛙化するのです。

世間や会社、または社会人としての
自分の姿にキラキラした理想を抱き
現実との差に絶望してしまっている
のではないでしょうか。


逆も然りでしょうけれどもね。

先週先月入ったような新人に対して
アレもコレも出来て解って気づいて
当然、と理想を持ち、それに未達な
新人をバカにする会社がいるなら、
そっちも大概なのです。


ただ、それは会社側に余裕がないと
いう現れでもあって。

そもそも、新入りにしっかり構って
いる余裕のある職場なんかあるわけ
ないのです。

人手に余裕がないから新入りを募集
したのです。


新入りに構う余裕があるという事は
新入りがいなかったらもっと余裕と
いうわけですからね。

そんな余裕なら新入りは要らないの
です。


それに、新入りに対して優しくない
などと言いますが。

そもそも古株同士でも優しく楽しく
コミュニケーションを取れてなんか
いないのです。

誰に対しても優しくする余裕なんか
ないのです。





少し話がそれますが。


よく障がい者支援か何かのコラムや
インタビューで見かける言い回し。

「障がい者への理解を深めたい」
「もっと皆に気づいてもらいたい」

みたいな願い。


お辛いのは想像に難くないし、その
想像以上にお辛いのでしょうけど。

残念ですがそれは叶わないだろうと
思うのです。

現実は残酷なのです。

まあ、叶わないから、叶っていない
から、切望しているのでしょうね。


健常者同士だって理解や思いやりや
気づきなどとは無縁の関係が当たり
前なのです。

「普通」の人たちで構成されている
職場内でだって、いさかい争い陰口
仲違いなんて腐るほど腐っているの
です。

「普通」の人たちだって自分たちが
「普通」でいるので必死なのです。

「普通」の人同士でそれすら叶わず
悩みや脱落をしているのです。

そこで「普通」ではない人のことも
気遣いながら働くなんてね。


ムリなのです。





じゃあ障がい者やニューカマーは、
どうすればいいのでしょうか。

方法はあるのか。


ありません。

なにも。





耐えるしかないのです。

界隈に馴染むしかないのです。

ニューカマー側が我慢し続ける事で
その地獄の一員になって生き続ける
しかないのです。

凝り固まった古い文化の界隈業界を
どこに出しても恥ずかしくないよう
「正す」ことなどできないのです。


むしろ、自分を深く理解してもらう
とか、界隈を正すとか、自分に都合
良いように集団の思想を変えさせる
なんておこがましいとは思わんかね
………………





そもそも、界隈の先人にとってすら
地獄なのであり、ニューカマーでも
楽々と入っていける界隈などないの
です。


ゲーム然り。
強くなるには苦行なのです。

仕事然り。
一人前になるのは叱られる事だって
あるのです。

自営業然り。
誰も支えや指導なんてしてくれない
し、売上や給料を保障してくれない
のです。

編集者然り。
雑誌のみならず書籍全般斜陽文化と
言われる昨今この先生きのこるのは
絶望とも言える困難なのです。

書店も然り。

だから、漫画家も然り。
漫画が描けても楽で幸せな人生には
ならないのです。


というか『動画』で山田氏が言って
いた通りでして。

漫画が雑誌に掲載されて、単行本が
出せたのなら、それを楽しめなきゃ
漫画家には向かないのです。

そこは既に業界の成功者、上澄みの
幸せなのです。


その口から出すとしたら嘆きでなく
歓喜であるべきなのです。

お金がない?

だからどうした、漫画が描けて本が
出せたなら最高だ、と言えなくては
ならないのです。





そこまで成功を体験できてなおかつ
お金も生活も充実させたい…という
のは、ちょっと望みすぎなのです。


他の地獄が耐えられないから漫画の
地獄に逃れてきたのでしょうから。

ここが嫌ならば他の地獄に行くか、
さもなくば諦めて漫画地獄の深淵に
更に堕ちていくしかないのです。


折角、漫画地獄の蜘蛛の糸を掴めて
いるんだから。

漫画地獄の中の上の方を楽しまれて
いればよろしいのになのです。


SNSに自キャラの日常みたいな絵を
出すとか。

漫画の描き方、コツとか裏話とかを
動画で出すとか。

それで作品も売れるかもしれないし
コメントからファンの声や次回作の
ヒントとか得られるかもしれないの
です。

例えばのお話ですがね。


そういう活動も考えないといけない
のが、現代の漫画地獄なのです。

漫画だけではダメなのです。

皆、それぞれの地獄を抱えて生きて
いるのです。


どの地獄が一番マシか。

どの地獄なら耐えられそうか。

どこの「地獄の門番の一員」になら
なれそうか。

その判断をするのが学校なのです。

そういうお話も最近のブログ記事で
書いています。


私のお話。

私の地獄は「理数系」にあります。

小学校の頃から理科や算数が比較的
よい成績でしたし。

どうすれば正解と言ってくれるかが
決まっているというのは私の性格に
合っているのです。


とある漫画のキャラも言っていたの
ですが、数学は公式という万能魔法
みたいなものを覚えれば、テストで
高得点が取れるから得意なのだと。

概ね同意なのです。

それ以外の地獄は本当に地獄なので
私は仕方なく理数地獄に進むことに
したのです。


営業や売り子ができるほど見た目が
ちゃんとはしていないし。

振る舞いも人に好まれるタイプでは
ないと自覚しているのです。

見た目はイケメンではありません。
心はイケメンでございまスゥゥ


とはいえガッツリ現場に行けるほど
荒々しさやパワーもないし。

気性も陰キャ側であり体力自慢では
ないのです。


でも本当に1人だけでドサ回り的に
あちこち回るような、ドライバーや
メンテナンスマンにはなれないし。

私は、上司がいてくれないとダメな
タイプだと、長い会社員人生で理解
できたのです。

他人との交流が苦手なタイプと認識
していたのですが、社会で他人との
交流をゼロには出来ないのです。

その「他人」と交流するためには、
「味方」を作っておく必要があるの
です。

それを担当してくれる上司が必要で
あるのですね。


以前の記事で書きましたが、企画や
漫画家、イラストレーターなどの、
娯楽を提供する仕事もムリです。

「お前それが面白いと思ったの?」
と言われるのが怖いのです。


では、何なら、どの方向なら進んで
いけそうか…

理数系地獄なら何とか耐えられそう
だと思ったのです。

その判断を中学生で行ったのです。


それ以降、時々横道にそれたりして
いましたが、少しずつ理数の経歴を
積み重ねていったのです。

今更変えられないのです。

変えたところで別の道が超ニガテな
のは変わりませんし。

自分にとって一番マシで一番確実に
稼げる道が理数系なのです。


そして、今、更に伸ばすべく勉強を
しているのです。

電験3種という資格がありまして。





かっちった!

↑買ったら安心して勉強しない奴。


まあ、今の人生、お金を出してまで
欲しいと思えるものなんてほとんど
ありませんし。

物欲も興味も全然ないのです。


今ちょっとでも欲しいと思った物は
買っちゃうことにしたのです。

次は資格そのものが欲しいわね。
お金じゃ買えないのです。、


興味のお話。

電験の他にも設備の本もありまして
先日アニキに今こんな仕事をしてる
んだよーって感じで見せたのですが
「全く興味が湧かないな」と言って
いたのです。

それを聞いて私は楽しくてね。


人にはそれぞれ向いた地獄があると
いうものなのです。

私には、ビルの設備や電気の知識を
活かす地獄が合っていたのです。

他に合わない人が沢山いるからこそ
私に設備屋としての「席」に空きが
出来ているのです。


以前、職業訓練でも感じましたが、
勉強で出てくる設備が実際に現場の
ビルや商業施設にあるのを見かける
と、ちょっと楽しいのです。

進研ゼミ的な。

「あ、これ昨日授業で見た!」

みたいな。


で、どういう動作原理になっている
かとかを教科書で見て、現物をみる
と、何となくソイツの事がわかった
気がして。

ちょっとだけ楽しいのです。


で、「いまいち動作が悪いです」と
現場の利用者から言われてテクテク
歩いていって何がおかしいか見て、
異常の理由が解って応対できた時は
かなり楽しいのです。

これならこの仕事やっていけそう、
と調子に乗っちゃうのです。

この地獄なら何とか耐えられる気が
するな、と思えたのです。


あと、これも以前に書いたお話。

車のお話。

私は10年ほど前、ちょっと小銭が
貯まった頃、人生に潤いを求めて、
婚活や居合道の趣味に手を出してた
のですが。

その一環で、少し高めの自家用車を
持とうと思ったのです。

女性に対してアピールできるネタに
なればいいな、という思いもあり。


ですが、結局買わなかったのです。

買わない判断は何となくなのですが
私が欲しいと思わなかった、という
のが一番ですね。

何らかの恩恵を求めたのであって、
車そのものに対する興味はまったく
なかったのです。

「車好き地獄の一員」になれる気が
しなかったのです。


私の思う「車好き」は、私のような
陰キャオタクではなく、他人と会話
するのが楽しい陽キャパリピの印象
なのです。

例えば、私が800万円くらいする
車に乗り始めたとしたら。

陽キャパリピの車好きが私に近寄り

「おっ、この車いいじゃーん」
「カッコイイね、いつ買ったの?」
「何馬力?エンジン何cc?」
「このメーカーは昔云々…」
「この◯世代前のモデルは云々…」
「俺の若かった頃は云々…」

と言われると思うと、イヤになるの
です。





その会話が楽しめなければ。
それを自慢と思えなければ。

いい車に乗る資格はないのです。

資格がないというか、意味がないの
です。


車に興味もなければ、車好きと会話
したくもない私という存在に、高い
車というステータスを乗せた所で、
それは「水と油」のように壁ができ
溶けない間柄となるのです。

それなのに。

それを薄々感づいていながら。

高い車を買えば、私の人生に何かの
潤いがもたらされるのではないかと
勘違いしてた時期があったのです。


夢は夢のままで。


結論。


天使のおさそいに聞こえる言葉は、
悪魔のささやきなのです。





天使のような悪魔の声がお前の胸に
聞こえているのです。


楽しそうで輝いて見えるような道は
そういう風に見せているだけで実の
中身は辛い地獄なのです。

「アットホームな職場」
「未経験歓迎」
「やりがいがある」
「少数精鋭」
「風通しの良い社風」

みたいなもんです。


苦しそうで苦難に見えるような道は
それはそれで言うまでもなく地獄の
辛さがあるのです。

楽に食っていける方法などどこにも
ないのです。

あったら逆に教えてくれと言われて
しまうでしょう。


生きるのは誰もが地獄。

マシな地獄を選びながら生きていく
しかないのです。


隣の地獄が青く見えたら、そっちに
行ったらいいのです。

そっちに行く力も勇気もないのなら
今の地獄を苦しむしかないのです。

他山の地獄を羨んでも仕方なし。
自分の地獄を幾分かでもマシにする
方法を考えた方が建設的なのです。

どの地獄がマシか判断をするのと、
自分はどの地獄なら耐えられそうか
分析をするのと、分析した地獄への
耐久力を上げる訓練をするのが学校
生活なのです。


学生諸君!

すきな じごくを えらんでね!