生のよろこびのお話。
生きるって、生きてるって素晴らしい
のです。
今日のテーマソングはこちら。
趣味がないおじさん、ここのところ、
作品を楽しむ精神がだいぶ薄れている
のです。
ドラマとかゲームとかアニメとか。
この思い、実は20代後半で急に来た
ことがあったのです。
創作物全般に対して
「コレって知らないオッサンの妄想に
過ぎないよな」
的な、すこし斜に構えた空虚な認識を
持つようになってしまったのです。
実は兄弟で…とか。
裏で脅されていて…とか。
そういう設定にして、ショッキングな
展開~、みたいなのを無理矢理つけた
んだな、とか。
んで最後は誰か死につつ、ボスを倒す
んでしょ?
みたいな。
実際、親が観ている韓ドラを観せられ
ていて、そう思う場面があるのです。
うっとうしいネット広告の漫画とか、
なろう系の作品とかもそうです。
だから、いっそゆるーく仲よーくした
やりとりに特化した作品がそれなりに
流行ってきたのは、私みたいな感覚の
おじさんが増えたんじゃないでしょう
かね。
それすら、熱狂しているわけではない
のですが。
ともあれ。
やりたいこと、ほしいものがなくて、
少し悲しいのです。
お金と健康はあるのに…というのは、
まあ、贅沢な悩みなのでしょうね。
でも、仕事がよい刺激になっていて、
それほど憂鬱ではないのです。
そんな私の、ここのところ娯楽。
あまり良い趣味とは言えませんが、
事故や災害などの関連の動画を漁る事
なのです。
過去の事故の解説をしてくれたり。
事故の瞬間、ドラレコや監視カメラの
映像とか。
今でこそ警備のおじさんですが。
もともと電気系の学校出身でしたし、
電子部品と化学品の工場勤めを経て、
設備保全の職業訓練をしてきているの
です。
労働災害の恐ろしさは他人事ではない
のです。
私に警備の仕事が向いていると思う
点のひとつに、
「無事である事を尊ぶ」
があると思っています。
何もなくて暇。
ただ確認するだけ。
どうせ何もない。
普通の人だと、これで飽きてきたり、
無意味さを感じたり、やりがいが見い
だせなかったりして辞めたくなるのか
も知れませんが。
私にとっては何よりの成果なのです。
工場勤めしていた影響もあるかも知れ
ません。
品質保証、特性検査。
毎回おなじ検査で、おんなじ位の値に
なるのですが。
その「確認」が大切なのです。
どうせ同じ値だろう、それで検査を
サボると偽装の温床になるのです。
「今回も同じ特性だった」
その確認をする事が重要なのです。
なにも!
なかった!
それがいちばんなのです。
それにもうひとつ。
おそらくこれもHSPの影響かと思う
のですが。
ものすごいパワーを持つものがそこに
いると思うだけで。
重機とか貨物船とか高圧線とか、正直
逃げ去りたくなるのです。
高所とか不安定な足場とか揺れる場所
とか、身が竦むのです。
そのせいもあって、電気や危険物の
資格を持ちながら、学べば学ぶほどに
そういうものを管理する仕事に就きた
くないという思いを固めるのです。
警備のしごとで不安があっても、今の
ところは高が知れているというか。
ちょっと書類やコーンの位置に不備が
あって、注意を受けるかも知れない、
程度のビビリで済んでいるのです。
よかった…。
ちなみに、事故・災害動画はふつうに
グロ動画です。
「身」のグロさは別の動画で色々ある
のですが、なんというか…
そこにいた人が「ひとだったもの」に
なる瞬間がね。
そこに暴漢や土人、いわゆる常軌を
逸した「狂人」がいないというのも、
身近に感じて、恐ろしいのです。
そういう、遠い国の狂人の振る舞いの
動画もついでに観ることもあります。
日本人でよかったなあ。
平和、サイコーなのです。
人の死を娯楽にするのは綺麗な事では
ないとは思いつつも。
「その瞬間」の映像は、災害の瞬間は
何ともやるせないのです。
同時に、今の平和、今の生を有り難く
感じるのです。
the YNC(流れるテロップ君)
結論。
この世は誰かの仕事で出来ているので
す。
社会で手を動かして働く方々へ敬礼を
しつつ。
(`・ω・´)ゞ
その恩恵に感謝しつつ。
命のありがたみを感じるのです。
では私は引き続き、寝るまでの間。
上に貼ったBGMを聴きながら、命が
どうにかなってる災害動画を観る事で
明日の仕事の英気を得るのです。
私の体に命を吹き込むのです。
皆様も一日、ご安全に!