おしごと近況 | 花鳥風月晴耕雨読~めざせアーリーリタイア、めざせ好々爺~

花鳥風月晴耕雨読~めざせアーリーリタイア、めざせ好々爺~

旧タイトル「34歳、無職です。」
→「東証一部上場企業の製品設計が最低賃金の警備員になった件」

50代で早期退職して、花鳥風月を
愛でて、晴耕雨読な余生を満喫する
事をめざすブログ。

何だかんだでHSPのお話。


ちょっと個人的な、警備のお仕事の
状況のお話なのです。


いいお知らせ。

新しい番の担当が回ってくるように
なりました。


あまり細かく言えないので、ぼかして
書きますけど。

日中の勤務は、解錠施錠やスイッチの
オンオフなどの操作が少なく、また、
他の勤務者がいる中の業務のため、
比較的初心者向けだったのです。

それが夜間の仕事も覚えさせられて、
先月から教育されていたのですが、
ここ最近は一人での担当を割り当てら
れるようになりましたのです。


暗い施設内を回り、異常や消し忘れを
確認してまわるのです。

一人きりでね。

ヒィ


しかも噂では、来月から鍵あけ仕事の
ある早番も覚えてもらう話もあがって
います。

まもなく入社半年。

ガシガシ戦力アップ、前線投入されて
おりますな。


所帯も趣味もない今、仕事が人生と
言っていいおじさんです。

今のところではありますが、警備の
お仕事は、まあまあ楽しいといえば
楽しい経験でもあるのです。

大きな施設の裏側を見る機会なんて、
普通に暮らしていてはあり得ないの
です。

特に無人の夜間に一人で、なんてね。


急な警備で、人不足に悩む場面も多々
ありますが、みんなでフォローし合う
間に私が入り込めて、他の隊員との
距離感が少し縮まった感じもします。

いろいろ見聞きして勉強になる。
歩いて健康にもなる。

頭に体にいい仕事です。


でも、何か異変、事案が起こるのでは
とドキドキしながら仕事してるので、
いっつも疲れるのです。

しかも帰りが遅いし拘束時間も長くて
番が終わると眠気もさることながら
朦朧とする感じなのです。

そんな状態では、眠くてもすぐには
寝るに寝られず、ずっと睡眠不足ぎみ
なのです。

これが医療関係者や介護などでもある
慢性的な夜勤疲れというヤツですかも
しれませんね。


でも、良いのか悪いのか。
眠さと疲れのおかげで、緊張したり、
しょうもない考えが浮かぶ事が減った
のです。

人、これを油断と呼ぶ…!


HSPの悪い所…としておきましょう
かね(責任転嫁)。

慣れない仕事や、なにか起こるかも
知れない環境には、苦しいほどに緊張
するけれど。

起こる事の予想がつき、大事には至ら
ない事が多い、と思う位に慣れちゃう
と、集中力低下が起こるのです。

ネムイヨー( ´・ω⊂ヽ゛


とはいえこうやって疲れると、社会に
出てる、働いてるって感じです。

今はまだ、やりがいと呼んでいい位の
感覚です。

しかし、健康と心に優しくない仕事で
ある事はたしかでしょうね。

ヒィィ


でもまあ、やれることが増えたっての
は、それだけ隊に貢献できるように
なってきたってことでもあるし。

どんな形であれ、娑婆に居場所があり
使ってもらえるってのは、ありがたい
ものなのです。


特に私みたいな、HSPの人間嫌いで
自己肯定感がスリップダメージで減る
ようなタイプの者は、ね。

むしろ、そういう人こそ働かなきゃ、
いや、働け!
とも思います。


そんな陰キャが、仕事もしてなくて、
社会と隔離されるなんて事になって
ごらんなさいな。

どんどん気持ちも落ちていくだけで、
落ちればおちるほど脱出が難しくなる
蟻地獄なのです。

体も不摂生な不健康。
築き上げて来たものはない。
守るべき未来もない。
あるのは社会への逆恨み、疎外感。

そんなのは犯罪者予備軍です。
「無敵の人」まっしぐらなのです。


辞めては求職、でも。
応募しては落ち、でも。
受かっては辞め、でも。
なんでもいいから。

仕事だけの付き合いでもいいから
(というか、プライベートで付き合い
 たくない)、人と関わるのです。

何か認められるような、役に立てる
ような、あわよくば対価が得られる
活動をするとよいと思います。


年配者、定年後の人が、低賃金でも
いいから働きたいってのは、気持ちが
少しわかる気がするのです。

私はHSPで、社内からでも客から
でも、人からガミガミ言われたり、
グイグイ来られたり、何か約束を迫ら
れたりするのが怖いだけであって。

働く、作業すること自体は嫌いでは
ないかも知れません。

そもそも、働くから、仕事で使うから
のきっかけでもなければ、勉強も資格
取得も運動もしませんし。


まあ、おいおい、飽きてくるとか、
純粋に疲れたとか、嫌な人が来たとか
上の立場を求められたりとか、様々な
辞めたい理由も沸いてくるでしょう。

どうせ中途の就職先なんて、選り好み
したって程無く辞めたくなるんだし。

何でもいいので日銭稼いでいこうぜ!
人生やっていこうぜ!
(無職やひきこもりに対するエール)


そういえばTwitterで話題ありました。

難しい書類つくりをしてる人が
「楽な単純作業に転職したい」
的なことを言ってて。

そしたら後輩に
「昔バイトで砂糖を振りかけるだけの
仕事をしてたけど気が狂うっすよ。、
単純作業なめない方がいいっすよ」
と言われたとか。


https://tr.twipple.jp/t/7d/1400066848398319619.html


私も15年以上前、諸事情で夜の単純
作業の手伝いをしてた時期があるので
すが。

パーツを機械にセット。
ボタンを押し5秒待つ。→音がなる
取り出して別の箱に入れる。
作業前箱から新しいパーツを取る。

…をえんえんやる作業を、二週間ほど
やったのです。

完全夜勤、夜22時から朝8時とか、
そんなもんだったかしら。


あれはヤバいす。

余りの眠さに、機械を待ってる5秒の
間に昇龍拳をして気を紛らわしていま
した。

一緒の作業のおっちゃんに笑われてま
した。


笑われても、そうでもしなければ気が
狂う眠さだったのです。

仕事中に昇龍拳してる自体が狂人と
いう声もあります。

そうとも言えます。


単純作業、恐るべしなのです。

長期休みの学生が一週間程度やるとか
ならまだいいとしても。

それを稼業として定年まで、ってのは
もう罰、懲役と言っていいのではない
でしょうか。


まだ警備は時間でやることが変わるし
鍵あけなど作業があるので、覚えて
しまえればマイペースで出来る部分も
多く、マシかも知れません。

まあ、楽な仕事はないのです。

ないし、仕事せずに暮らしていても
自虐的になるし、つらいのです。

どっちもつらいなら、お金がもらえる
方がいいんじゃない?


一人で居られるメンタルと財力があれ
ば無職でもいいですけれど。

それでも人間、腹だけ満ちてりゃ健康
的、文化的に生きられるってモンでも
ないです。

人はパンのみで生きるにあらず。

ンッンー、名言だなこれは。


ともあれ、警備のお話。

まだまだ先輩方のほうが大変でして、
時間も作業量も内容も、私の方が少な
いのです。

まだ入社半年未満、仕方ないとは言え
そろそろお客さん、新人扱いからの
脱出を気にし始めております。

もっと覚えなきゃ。
頑張らな~く~ちゃね~♪
ではあるのです。


4月から後輩くんが入っちゃったので
早くも先輩おじさん、ちょこちょこ
教えることもあるのです。

老人は、自分の子供より年下の若手と
どう接していいか分からない感じなの
です。

生まれは昭和でも心は未熟で引っ込み
思案おじさん、タイプは新人くんたち
現代っ子と類似なのです。


昭和の我の強さってのは、変化や新し
い風への弱さでもあるのよね。

柔軟じゃないのです。

老兵は死なず、ただ消え去るのみ。

老害死すべし。


私はそこそこお話できてると思うけど
どうかしらね。

今は正直、なにもしてない状態の新人
くんたち、これから本格的に仕事を
覚えてもらって、番を与えられて、
長時間の立哨や夜勤も入ってきて、
冬場は雪かきも入って…。

どんどんつらくなっていくのです。

辞めなきゃいいけど、しんどいね。

眠いもんね。


おいおい日中の業務を新人くんに引き
継ぐでしょう。

そしたら、おじさんは夜のおじさんに
なるのです。

グヘヘ
今夜は寝かさないよ(夜勤)


仕事終わり、おうちに帰って風呂の中
朝の鳥のさえずりを聞くのです。

そして数時間の仮眠の後、世間は朝の
時間から鶏揚げ焼きを喰らうのです。

ストロングチューハイを飲みながら。

悪くない人生よ。 


悪いお知らせ。

やはり私はHSPのようです。

先輩、関係者の中に、ガミガミまでは
いかないけど、語気の強い人がいて、
その人と一緒の時は心休まらないので
す。

シンドゥイ


怒鳴られてビビってしょんぼりする
なんて、情けないなあと思うところも
あるのですが。

年と頭と経験はおじさんなのに、いつ
までたっても、この手の感情的な人に
は心をギクギクさせられるのです。

怒鳴られるかも知れないと思うだけで
その人がそばにいるだけで
何もなくても、仕事に行く前から

ハラハラしちゃうのです。


具合の悪いことに、新人教育に隊長や
副隊長が日勤でつくので、遅番担当に
まわってくるのは責任者、教育役では
ない、そのじいさんと私が高確率なの
です。

ハラハラハラハラハラ


そんな、ほどほどの刺激のある今の
お仕事、まあまあ順調な毎日と見て
おります。

頭も体も心も財布も、ほどほどに使い
ながら、刺激与えながら、ですね。


年取ってから働くとか、趣味や飲酒て
のは、なかなかにやりづらいと聞きま
した。

目が見えない。
億劫になる。
色々な説明の内容が頭に入らない。
感性が錆びる。

結局、昔の作品や、お決まりのものに
妥協してしまうのです。


「老後の楽しみは読書」
と思っている人へ、介護職員が語る
「若いうちに読むべき理由」
が説得力ありすぎる
「老後なんて! 読めないから!」
https://news.yahoo.co.jp/articles/07342211b4c707c0f04373db99a0ef58d0030f6c


大変でも、働けるうちです。
頭も体も使えるうち、なのですよ。


結論。


はたらけー!!!!!