まさかのダブルメディカル
ご無沙汰しておりました相変わらず飛んでます7〜8月はカナダも夏今年は超〜イマイチな夏でしたが、それでもカナダ人には待ちに待った短い夏なのでみんな長期休暇の希望を出すシーズンなのです...有給は他の月に使っているので、あとは無給だけど、余分に休みが取れる特別休暇を3日だけ申請しましたが、それも却下...残るはフライトを短いトリップのものに交換するか、フライトを誰かにピックアップしてもらう方法のみ...でも8月は人気の行き先の便でも誰もピックアップしてくれない〜〜んなこんなで、結局、日数は短いが、不人気のスタンバイに交換してどーしても休みたかった月の真ん中の10日間を無事バケーションにあてることができましたありがとう、スケジュールの神様で、話は変わって今日は最近の便でのハプニングをシェアしますその便はトロントを深夜に出発して時差−3時間で、深夜1時頃にバンクーバーに到着する便に乗務していました飛行時間は4時間半ほどトロント時間の深夜に出るので、通常、比較的静かな便なのです。この日も1回目のサービスが終わってだいたいのお客様が眠りにつき...また着陸1時間半前くらいにドリンクサービスを行いました。ここまでは全て順調...だったのですが、着陸1時間ほど前になって自分がいた前方にあるギャレーに半パニック状態で走ってこられたおじさま。『妻の息の仕方がおかしいっドクターコールしてくれっ』これはメディカル発生!とそこにいた他のクルーと通常のメディカルの際の手順で動き出しました。他のクルーがドクターコールやコックピットとの連絡を取る間、自分は機内の後方にあるメディカル用のキットを取りに走りました...後方に向かう途中、何やら床に白い粉らしきものが大量に振りまかれているっっ機内は深夜便なので、薄暗い照明...気づいた時にはすでにそこに足を踏み入れていました踏んでスグにピーンと来ました。ここでも誰か吐いたなって。白い粉の正体は機内で嘔吐物があった場合、臭いや他の座席に流れていかないよう凝固させて簡易的な処理をするための特殊な粉なのです。案の定、後方では別のクルーが別の乗客を介抱していました。どうやら、ほぼ同時に2つのメディカルが機内で発生したようです。幸い、機内には1名の救急救命士と1名のナースが搭乗していたので、2名の乗客とも医療のプロに適切な処置を行っていただくことができました着陸直前でのバタバタ劇だった為、ギャレーの片付けやキャビンの巡回などもの凄く忙しくなりましたが、無事着陸し、2名のお客様はドアが開くと同時に空港の医療スタッフに担架に乗せられ病院へと救急搬送されました。残念ながら、嘔吐の現場の近くに置いてあった自分のものを入れた会社支給のカバンはもちろんその被害に遭い...思いっきり白い粉を踏んだ靴もこのフライトを最後に引退することとなりました。この仕事をしているとこういったこととは縁は切れませんが、靴とバイバイするのは辛かったなあ...ちなみに2名のお客様とも何が原因かは機内では分からぬまま搬送されたのですが、その後、すぐに快方に向かっていることを祈るばかりです。それでは