微小プラスチックの問題 | 幕内秀夫の食生活日記

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 東京は赤・白・黄色・・・本当に花がきれいです。と言いながら、今晩は冬の寒さと言う予報です。

微小プラ、魚介で年5万個摂取か 日本は13万個、英大学分析

プラスチックごみなどが壊れてできる5ミリ以下の微小なマイクロプラスチックが世界各地の魚介類に含まれていたとの調査結果を、英ハル大などのチームが3日までにまとめた。人間は食事を通じて1人当たり年間5万個を超える微小プラを摂取している恐れがある。シーフードを好む日本の摂取量は世界平均よりも多く最大13万個に及ぶと推定。

 2014年から20年までに各国で発表された50の科学論文の内容を分析した。含まれる微小プラの量が最も多かったシーフードは中国で売られていた二枚貝で、アジア諸国の貝類は多い傾向があった。海が微小プラで汚染されている現状を反映したとみられる。

▼ちょうど1か月くらい前になるでしょうか?北海道の医療者から「地元では昔から鯨がよく食べられてきました。主人は大好きです。微小プラスチックのことを考えると不安がありますどう考えますか?」という質問を受けたところでした。私は何度も北海道に行っていますが、鯨を食べたころがありません。鯨と言うと、関東に比べて関西、あるいは九州でメニューを見かけることが多いような気がしていました。

 それはさておき、たぶん?小魚の体内でプラスチックが濃縮され、それを大きな魚が食べて濃縮され、さらにそれを鯨が食べる。したがって、「生体濃縮」され鯨には一際微小プラスチックが多く含まれるということなのでしょう。私は、「それは危険だから食べないで我が家に送ってください」。あるいは「是非、庭の池で鯨を養殖したらいかがでしょうか?」、それが無理なら食べてもいいと思います。「いい」というよりは「それしかない」のではないかとお答えしました。「肉全体」のことを考えたら、検査体制の怪しい輸入肉がどんどん増えて、抗生物質、ワクチン、ホルモン剤等々。「ワクチン」?新型コロナウイルスの話ではありません。某国の鶏など、20回近くもワクチンをすると言います。どこまで本気に考えたらいいのかわかりません。微小プラスチックの害がどの程度なのか?わかりませんが、少なくとも抗生物質やホルモン剤、ワクチンが使われている肉よりはいいのではないのか?

 こんなとき、昨日は福島原発の「汚染水」の海洋放出の問題も浮上してきました。人間はどこまで地球を汚すのか?こんなことをしていたら、罰が当たるぞと思いますね。