■あらすじ
●信長…尾張の大うつけ
●帰蝶…斎藤道三の娘、信長の嫁
尾張でアンポンターンスキカッテバンボー！していた信長のもとに
斎藤道三の娘・帰蝶が輿入れしてくる。
美しい帰蝶に、信長はトキメクやん
するが、
初夜の日に帰蝶にぼっこぼこにされて
プライドズタズタ。
それ以来夫婦とは名ばかりの暮らしが始まる。
狩りに行ったときに、崖から落ちそうになった信長は帰蝶に助けられ、
やっぱトキメクやん
持続。
帰蝶も、この子可愛いやんと思いつつ相変わらずつんけん。
しかし帰蝶には戦の才能があり、
戦略参謀としての能力を発揮。
帰蝶と相談し会話を重ねていくうちに信長もいっぱしの戦略家となっていく。
若くて青かった信長も年齢とともにしっかり者に。
ふたりで京に行った際、
帰蝶が町のホームレス（みたいな感じの方々）に襲われ、つい反抗したらKILLしちゃって、二人は命からがら廃墟に逃げ込み、そこで血まみれでアチチ突入。
帰蝶と信長は天下統一を目指す。
天下統一＝戦で勝利すること。
戦で勝つために人間性をどんどんそぎ落とていく信長。
延暦寺襲撃では女も子供もミナゴロシ。
（戦略的には正しいと私は思う、心情的にどうかは知らん）
戦いに明け暮れる。
帰蝶は信長の子を孕むも流産し、
ふたりの目指すものの違いが見え始めていき…。
徳川家康歓待の席で明智光秀は信長から手ひどい仕打ちを受ける。
みんなが「き…気まずぅ～」となってるのに、
気にせず黙々とご飯を食べる図太いでぶっちょんが、
斎藤工君だなんてエンドロールを見るまでわからんかったわ！
帰蝶は離縁して家臣のもとに嫁ぐが、
その身体は病魔に襲われていた。
病に伏せる姫。
信長は帰蝶のことを知り自分の手元に呼び戻す。
姫のため穏やかになってゆく信長。
光秀はそんな信長が許せない。
天下を取るために魔王とまで呼ばれたおめーが
へなちょこになってどうするんや。
もうKILLするしかねぇ。
本能寺の変を起こした光秀。
本能寺で、もはやこれまでかと思われた信長だが、
床下に逃げ道があるのを発見。
何とか逃れ、馬を駆り城に戻り姫とともに南蛮船に乗り込む。
南蛮船で「タイタニック」しながら
「名も地位も捨てて南蛮で暮らすぽん」と決意。
…してると言う夢を見ていた信長は、
燃え盛る本能寺で
自害して果てる。
そのころ帰蝶もまた病の床でひっそりと命を落としていたのだった。
何このバッドエンド
■おしまい
■感想
出典：https://www.amazon.co.jp/dp/B0CG691RRQ
長いよ
3時間。
アクションシーンらしいアクションシーンもなく、
ひたすら信長と帰蝶のツンデレ・ラブ・ロマンスを観なくてはいけない。
綾瀬はるかさんは気が強くて武術にも長けている帰蝶をうまく演じてらしたです。
キムタクは…キムタクだね。
もういっそ、あの「タイタニックかい！」と皆が突っ込んだトンデモラストで終わってた方が良かったんちゃう？
とりま、斎藤工君の家康が、
パタリロみたいになってて、
声で「え？斎藤工君？ましゃか」→エンドロール「斎藤工君やんけ」。
この驚き
信長が、ポンコツヘタレッティからいきなり魔王になってて、
その移ろいは何処に描写されてた？
わし、寝てましたか？
信長の歴史を知らない人（そんなやつおらんやろ）は戸惑うかも。
待って。
これPG12。
『プー あくまのくまさん』の
PG12とは全然ちゃうやん。
（比較対象映画がそれかい
）
なんでPG12？
信長と帰蝶のラブシーンがあったから？（全然大したことない）
決して駄作だとは思わない。
ロケもすごいなーって思う。
反面ツッコミどころが多いのもまた事実。
あ、先にも述べましたが、
一族郎党ミナゴロシというのは
非常に理にかなったやりかたで、
ヘタに生き残らせると、
そいつが敵討ちに来て、
もう、エライコッテスになるのが当たり前じゃけぇ
ここは殲滅しとくのが正しいです。
（トリトンで学んだ）
