『すみせごの贄』【読書感想】 | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

 

本日はこちら。

澤村伊智さんの

比嘉姉妹シリーズ

短編集。

 

『すみせごの贄』

上矢印

読みました。

 

 

 

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CXH7YL4X

 

 

怖くてたまらない、

そういうかんじではないけど

非常に面白い。

 

●たなわれしょうき

●戸栗魅姫の仕事

●火曜夕方の客

●くろがねのわざ

●とこよだけ

●すみせごの贄

 

滋賀県のとある町に伝わる伝説

嘘つき少女と異次元空間に閉じ込められた似非霊能力者

毎週火曜日にカレーを買いに来る客の正体

特撮技術者の最後の仕事

その島に行けば帰ってこれない

料理教室先生は呪われてる?

 

 

 

比嘉姉妹シリーズは

是非とも

順番に読んでほしい。

 

 

少なくとも本作を読む前に

『ずうのめ人形』と

『ばくうどの悪夢』は

読んどいて。

 

 

さすれば

「おおおお滝汗びっくりマーク

が味わえます故。

 

 

真琴が…驚きびっくりマーク

ってなります故。

 

 

魅姫ちゃんは

今後レギュラーで

出てきてほしいキャラ。

 

 

何度も申し上げておりますが、

構成力、

文章力、

ミステリパゥワー、

どれをとっても

今現在、

ジャパニーズホラー小説界で

間違いなくトップを走ってる澤村さん、

これもオモチロイ。

 

 

特ヲタを牽制しつつ

マタンゴな作品に流れていくのも善き。

 

 

タイトルにもなってる『すみせご』に、

琴子も真琴も出てこない、

辻村ゆかりしか出てこない。

 

 

辻村ゆかり…?

誰やったっけ?

ポワァァァァ(記憶の底を攫ってる)

( ゚д゚)ハッ!

ウワァァァァァ!

 

 

ゆかり、

「あの」最恐女やんけ!

 

 

掌が裂けてるとか、

真っ黒い棒人間とか、

脳内ビジュアルが

生成AIも真っ青なくらい

簡単にビジュ化できて

やっぱ澤村さんの文章力はすげー。

 

 

出来れば『ばくうど』の

続編が読みたいですぅ。

長編で。

 

 

同じ澤村さんの

『斬首の森』

ラストがヒィヤァァァで

むっちゃすき。

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