『それは令和のことでした、』【読書感想】 | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

 

お久しぶりの

読書感想はこちら。

令和が主題になった

短編集。

 

『それは令和のことでした、』

上矢印

 

読みました。

 

 

 

 

 

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CZZ9TDQ3

 

 

う…ウワァ…

うわわわぁ~ん!

と言うイヤミスから

ほわミスまで。

 

 

最後の一行のどんでん返し、

堪能してください。

 

 

個人的には、

むっちゃイヤ~なかんじになる

「有情無情」

が好きです。

 

 

■彼の名は

■有情無情

■わたしが告発する!

■君は認知障害で

■死ぬゆく母にできること

■無実が二人を分かつまで

■彼女の煙が晴れるとき

■花火大会

 

 

 

正直。

 

 

うちら昭和の人間には

令和の価値観なんて

ようわからんのですわ。

 

 

なんかしたら「ハラ、ハラ~~!」。

 

 

昭和人間は

この時代の急激な変化について行けず

おたおたするばかりなりけり

いまそかり。

 

 

こんなに価値観が激変するのは

文明開化の音がする

明治維新以来か。

 

 

あるいは

戦後すぐに

欧米さんに民主主義を

叩きこまれた時以来ちゃうか、

ってくらい

時代の流れがわからんチン無気力もやもや

 

 

たぶん、

なんちゃらハラで訴えられた

おっちゃんたちも、

「何がアカンかったん?」

ってイマイチ理解してへんと思う。

 

 

そしてマスコミも、

何が正しくて

何がやりすぎなのかが

全くわかってへんのに、

ネットのムーブメントに乗っかり

「今、時代は、これ!」

ってなってるだけやと思う。

 

 

自分にも、

「え?あかんの?

この価値観、今ならあかんのガーン!?

ってことがいっぱいあるねん。

 

 

過剰に騒ぎ立てた方が勝ちですか?

みたいなところもあるやん?

 

 

過剰に騒ぎ立てた挙句の果てが

ひとりの親切な老人を追いこみ

救えた子供を救えない事態に追いやる。

 

 

風が吹けば桶屋が儲かる

バタフライエフェクト

的に、

「うちの子ヲォォ、

まもったらなアアア」

よそ様のお子さんを

まもれなくしてるって言う皮肉ぅキメてる

 

 

まさに

有情が無情になる…。

 

 

とにかく

どんでん返しが

好きなんです!

って方は

読んでくださいませ!

ゾワっとした感覚が味わえましてよ。スター

 

 

歌野さん、

文章が読みやすいから

サラサラ読めるのも好き。

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