■あらすじ
●ミミ…私が世界の主人公!主義の少女
●サイコ・ゴアマン…宇宙から来た悪魔、不憫
●ルーク…ミミの兄、不憫
●アラステア…ミミが大好きな少年、不憫
●パンドラ…テンプル騎士団の精鋭、不憫
君は知っているか。
「クレイジーボール」を。
ボールをぶつけあってキャッキャするドッジボールみたいなんやと思ってたら、ボールがぶつかったと同時に相手を暴力で叩きのめす修羅の遊び。
8歳のミミはいつもこれに勝ち、兄のルークを想うがまま下僕のように扱っていた。
ある日、今日も今日とて敗北し、自分が埋められる穴(チャンス大城さんネタを思い出してしまった)を掘ってたルークは、きれいな宝石を見つけてしまう。
宝石の置かれた台座の窪みを「あらよいのほいのちょちょいな~」と押していったミミは、
宝石を手に入れた、ちゃららら~~~。
そこに封印を解かれた謎の怪人が登場し、二人を殺害しようとする。
しかしミミは気付いてしまった。
「宝石で、この怪人は意のままに操れるやん」
ってことに。
ニヤリ
宇宙の悪魔を配下にする8歳女子。
彼女は、自分が大好きなアラステアすら脳みそに可愛い眼玉がついたような生命体にしちゃうねん
ウフフアハハしながら町を破壊し人も破壊していくミミとサイコ・ゴアマン。
巻き添えで仲間にされるルーク。
しかし、サイコ・ゴアマンは、かつて部下だった奴らに裏切られ重傷を負う。
そこへ宇宙の守護神(自称)テンプル騎士団のパンドラが地球に降臨。
パンドラはミミのママ上を仲間に引き入れ、
ミミに対して「いつか殺される」と危機感を持っていた兄のルークも仲間に引き入れた。
一方いつも能無し扱いされていたパパ上はママ上に対抗する意味からミミの仲間に。
パンドラチームVSミミチーム。
何故か「クレイジーボール」で戦うことに。
異星人にルールがわかる訳もなく、もたもたしてるうちにミミたちの勝利
納得いかない(そらそやろ)パンドラはサイコ・ゴアマンを実力で倒そうとするが、弱ってるはずのサイコ・ゴアマンは強大な力を見せ、あっさり返り討ちに。
テンプルの方々は「あちゃ~~」。
ミミはサイコ・ゴアマンに宝石を返し支配を解いてあげる。
サイコ・ゴアマンは「お前たち家族は殺さない」と約束して去っていくのだった。
あっちの人もこっちの人もKILLされて破壊されていきはるけど、
そんなことはアタシの知ったこっちゃねー!
脳みそメダマンになったアラステアは、元に戻ることなく家族と暮らしてるよ…。
■おしまい
■感想
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0C39WDQHY
アマプラの「あなたにお勧め」に出て来た奴を見たら、これが超面白いでやんの。
とにかく主人公のミミのクソガキっぷりったら!
クソガキ…いやもう、この子がサイコ。
イっちゃってる。
これ演じてた子役の事を思わず調べちゃったよ。
内容は至って王道。
サイコ・ゴアマンがピュアな子供に感化されて善性が目覚める…って話なら、よくあるんだけどねぇ。
登場人物全員イかれてるのが。
まともな奴はいないのか!
(脳みそメダマんにされた子だけがまとも…)
ミミの異常性だけで話を引っ張っていくのはすごい。
ミミに命令されてぽつねんとしてるサイコ・ゴアマンの背中に哀愁を感じた…。
画像も荒いし、全然洗練された話じゃないけど、
これ、スキかもしれない。
安っぽさ唐突さがミミの
「人としてどうなのよ」
の前に全部どうでもよくなっていくのが!
この映画のテーマは。
ミミ、恐ろしい子!
いきなりのミュージカルにはフイタ。
これ!
そこそこゴアシーンがあるので、
そういうの苦手な方は気を付けて。
子供は天使、とか思いこんでる人は「げひぃ!」ってなるので気を付けて。
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