『忌怪島』〈小説版〉【読書感想】と#好きな映画は | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

好きな映画は

 

始まって15分で人がシぬ映画。

どんでん返しの妙に唸る映画。

カット割りがすごくて「おお!」ってなる映画。

綿密な伏線を生かしている映画。

とりあえず血飛沫ドバーな映画。

後味がとても良い映画。

後味が最悪な映画。

 

 

昔は「観た後お風呂に入れなくなる映画」も含まれてましたが、

最近じゃアンタ、

大概のものは受け入れてるがな。

 

 

誰ぞ!

「お風呂入るころには観た映画の内容忘れてんのんちゃうん?」

言うとるのは。

中らずと雖も遠からず。

 

 

これが老化…?

 

 

本日ご紹介するのは

先日観た

『忌怪島』のノベライズ。

ぶ厚ッ!

 

『忌怪島』〈小説版〉

上矢印

読みました。

 

 

 

 

出典:https://www.amazon.co.jp/%E5%BF%8C%E6%80%AA%E5%B3%B6%E3%80%88%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E7%89%88%E3%80%89-%E7%AB%B9%E6%9B%B8%E6%88%BF%E6%96%87%E5%BA%AB-2-5-%E4%B9%85%E7%94%B0-%E6%A8%B9%E7%94%9F/dp/4801935370/ref=tmm_pap_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=

 

 

VR研究チーム「シンセカイ」。

 

天才と呼ばれた片岡が

このチームに入るために南国の島にやってきた。

 

だが片岡を誘った当の本人は既に死去。

不審死。

 

VR世界と現実世界がシンクロしたとき、

恐ろしい呪いが蔓延っていく。

 

イマジョが島を呪いで染めていくよ。

 

 

 

 

ノベライスを読まないと補完出来ないのは不親切。

なのですが。

これ、ノベライスのまま映画化したら

多分R15行くと思う。

いろんな意味で。

 

 

小説を書いてる方の文章がトホホと言う認識だったのに、

それなりに上手くなってはる!

 

 

中盤まではSF。

言うてはる意味がさっぱり分からない驚きタラー

 

 

中盤からホラー展開。

 

 

サラッと流した映画と違い、

登場人物それぞれの視点で描かれている物語のため、

あ、そういう裏があったんか…とか、

その事実はヤバスよね、

みたいなのがわかって面白い。

 

 

イマジョの呪いも、

絶対左眼ゲットだぜ!

的な「左眼に対する執着」がコワス。

 

 

映画の冒頭で亡くなった井出さん、

VRゴーグルの下から流れた血は何やったん?

あ、左眼、抉られたんか!

そうやったんかガーンびっくりマーク

 

 

みたいな「そうやったんか」が多くて楽しい。

 

 

シゲルの過去も、

映画ではここまでしか描けません…なのが、

なかなかにハードで、

絶望しますわな~。

 

 

ふんわりした終わり方で

「どういう意味だってばよ」

だった映画と違いこちらは明確に立ち位置を示しており、

そこも納得の終わり方。

 

 

ただ、

リンちゃんが何故海に入っていったのかは、

多分イマジョに導かれたからなのかしらん?と思える程度。

 

 

呪いは島に蔓延り、

それだけでなく本土にも拡散されていく将来を暗示してるのもいいね。

アッキーナ…滝汗びっくりマーク

 

 

『真・忌怪島』

あったら観てみたい。

…と思うほどにはそれなりにハード。

 

 

って言うか。

あとがきが一番怖いってどういうことヨ~。

 

 

皆さんの左眼に、

異常が無い事を願うヨ~。

映画を観てから読んでも、

読んでから映画を観ても(ヌルイ)

どちらでもOK、

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