テリファー 終わらない惨劇(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

  ■あらすじ

 

 

●シエナ…主人公、戦う乙女

●ジョナサン…シエナの弟

●アート・ザ・クラウン…殺ったりまっせ

●バーバラ…シエナ達のママ上

●ビクトリア…前作の生存者、精神がアレ

 

とある遺体安置所。

男が瀕死になって何かから逃げている。

あっ、アートはんですやん。

あんさん死にはったんちゃいますのん?

アートさんは復活し、遺体安置所の方を血祭にあげ逃げていきはった。

 

 

このシーンで

「ウッ驚きびっくりマーク

っとなった方は、

今後の視聴をよくよく考えるようお願い申し上げまする。

 

 

コインランドリーで血まみれの衣装を洗濯するアート。

マッパで待ってはる…。

彼のそばに同じくアートのメイクをしたロリロリ衣装の女の子が。

この子も、どう見てもフツーじゃないやんけ!

 

 

一方。

シエナの弟で、オカルトヲタクっぽいジョナサンが、

「わい、ハロウィンでアート・ザ・クラウンのコスプレしたいんや」

なんてことを言い出し、

なんかしとんじゃ(何を言ってらっしゃるのか)このガキャーとなるシエナ。

 

 

シエナとジョナサンのパパ上は1年ほど前に自殺。

家族はみんな心に闇を抱えて懸命に生きてはった。

 

 

シエナはアートに襲われる夢を見て嫌な予感不安

予感通り、シエナの近辺にアートの姿がちらほら。

 

 

ハロウィン当日、シエナはセクスィなコスでパーリーに参戦。

ジョナサンはママ上に怒られて家出。

 

 

シエナの友人は家でアートに襲われて、それは無残にやられます。

お菓子あげへんかったから?

 

 

ジョナサンが家出したとママ上からの連絡を受けたシエナ。

「あの子は大丈夫よ」

ママ上はちょっと安心したらアートにKILLされちゃうDEATHぅびっくり

 

 

ジョナサンがアートに誘拐され「廃遊園地にいる」と連絡を受けたシエナは友人と彼氏?に送ってもらって廃遊園地に。

 

 

当然のように友人たちはKILL。

彼氏は男子が観てたら「ウウウウッ滝汗タラー」ってなるようなKILLされ方でござるティン。

友人もぐちゃぐちゃにされてKILLされるぽん。

 

 

シエナはジョナサンを救うため真夜中の廃遊園地をさまよってる。

どうにかジョナサンに出会うことが出来たが、

アートの暴力と残酷さの前に女の細腕では歯が立たず、命の危機。

 

 

ジョナサンの機転でアートを倒したかに思えたのに、アートくんは不死身なので死にましぇ~ん。

シエナとジョナサンの共闘も復活するアートの前では徒労にしかならない。

神も仏も無いものか。

 

 

ついにシエナも力尽きたかと思ったら、

亡くなったパパ上の残した遺品がピッカリコーンと輝きシエナ覚醒。

アートに喰われてた弟を救い出し、

アートの首をぶった切って、ようやく終了か。

 

 

…と思いきや、アートメイクの不気味少女がアートの首を抱えてどこかに持ち帰ってしまった。

 

 

多くの犠牲者は出したものの、

シエナ達は無事生還。

 

 

そのころ。

前回の事件の生還者ビクトリアは、

精神病院の隔離病棟の中で、

アートの首を産み落としていたのだった。

 

 

アートは終わらない。

 

 

■おしまい 

 

 

 

  ■感想

 

 

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CD252QTV

 

 

面白かったー。

ぼかしがガンガンに入って、

「ぼかし要らねーぞ、ぼかしはよぅ!」

って気にはなるけど(WOWOWさんだから?)

何してるかぐらいはわかるのでまぁいいか。

 

 

アートのエグさが伝わって来て良かったです。

 

 

アート・ザ・クラウンって何ものなの?

そういう気にもなるでしょうが、アートはアートなのよ!今回はそれで押し切りましょう。

同じように、アートと同じようなメイクの少女も何ものやねん?ってなりますが、

そういう存在と受け入れましょう。

 

 

女の子は一般の人には見えないみたい。

でもシエナ姉弟には見えてたんだから、

姉弟たちには何らかの力、

あるいはアートとの因縁みたいなのがあるのかも。

亡くなったパパ上も予知能力っぽいのがあったみたいだし。

この辺は、非常にオオザッパーすぎて、「なんとなくかっこいいからこういう設定にしたった」と言う成り行きだったとしても、まぁOKなんかなと。

 

 

三作目…と言うかシリーズになって行ったら、そのうちわかるんちゃいまっか。

 

 

「とにかく残酷にKILLしますが、あくまで明るく、だってクラウンですから」

そういうポリスィがいいですね。

 

 

マイケル・マイヤーズが亡くなってしまった今。

ジェイソンもどうなってるのかわからない今。

人がガンガンシぬる映画は、もはやゾンビしかないのか?

そんな時代。

新しいスラッシャー殺人鬼キャラを作り上げるのは並大抵ではないと思うんです。

そういう意味では、アート・ザ・クラウンに頑張ってほしい。

 

 

長期シリーズ&登場人物が固定されると、出演者さんと制作側との問題や、むしろ出演者さんの年齢的な問題やらが出てきて「無理してはるなー」って言う気になりますが、テリファーはまだまだ新参者なので突っ走ってほしいDEATH。

 

 

上差し

ギコギコしちゃった前作。

生存者にも悲惨な末路しかないとか…ネガティブ

 

 

頭だけ「バブーンオギャーンニコニコ」と産まれてしまったアート。

彼はもう人ならざる者となっているのだ!

なのに、シバキあげられたら弱るし、ちょっと倒れたりもする。

立ち位置がすごくあやふやなのですが、

そこがいいんじゃない。

 

 

懐かしいレトロムービーのイメージで描かれるグロと人体破壊。

お茶目で可愛げのある(?)殺人鬼。

低予算ながら、このシリーズはマジ好き。

 

 

この映画のテーマは。

テリファーの面白さと美点は、

全てアート・ザ・クラウンのキャラひとつ!

…と思ってたけど、

シエナがエロ可愛くてキュートで、

シエナに惚れてまうやろ。

弟は正直どうでもいいや。

上矢印

これ!

 

 

『パール』も観たいのに、

いつになったら観れるんや。

我が人生で、こんなにスケジュールが詰まってたことかつて無し!

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