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あなたが知ってるゴーヤー料理は?
ゴーヤーは嫌い。
あなたが一人でエコ活動しようが何しようが勝手ですが、
あなたの家で出たそのゴーヤーを
我が家に「おすそ分け~」言うて持ってくるな。
そう思っていた時期もありました。
過去形?
だって、もう、
おつきあいしてへんも~~んフハハ。
人間関係を断捨離したら、
ゴーヤーも断捨離出来ました。
なんかの本のタイトルみたいやな…。
すんません。
人間関係
壊滅ですねん。
そんなマダムにとっては地獄の
「田舎コワイ」小説。
『私たちはどこで間違えてしまったんだろう』
読みました。
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BV8ZQ8CJ
田舎の町の祭りの日。
お汁粉に毒が混入されてて、
子供も含む犠牲者が出た。
進まない捜査に
疑心暗鬼にとらわれた人たちは、
町の中にいる「犯人」を見つけようと躍起になる。
「これか?」と思う人が出るたびに、
「こいつが犯人に違いない」
「そやそや」
「懲らしめるっぺ」
犯人じゃなかった
「ほな、こいつが…」
繰り返し。
最後に派手で空気読めない水商売の母親が俎上に上げられ。
ヤッパあいつが犯人だったやんかいさ。
年月が経ち、
事件は落ち着いたかに思われたが、
ふたたびあの惨劇が…。
多分、カレー事件が下敷き。
あとは近所の男の子をKILLした秋田?の事件。
スタンフォード大の囚人と看守実験をもとに、
狭い世界での、同調圧力のエグさを描いた作品。
…なんやけど。
主人公の仁美が、
イマイチ共感持てない。
というか
「うち、この子好かん」
ってなタイプ。
いや、
登場人物全員に共感が持てなくて、イライラ。
ハナカマキリの美輪さんなので、
もっとイヤミスやえげつないのを想像してたら、
やっぱお前かい!なENDでした。
空気全く読まない自由奔放で下半身ユルユルなエリカという女性をみんなが糾弾するけど、
後半で庇っても、
田舎のサークルクラッシャーやもんなぁ、
そら嫌われるわ~ってなる。
田舎の町民全員の総攻撃が怖いよー。
和菓子屋の旦那、
ちょっとヌッコロしといていいっすかね?
(それくらいむかつくっぺ)
ライトな文体でサクッと読める作品。
表層的じゃなくもっと内面のどろどろを期待しちゃうなー。
町の人たちが皆
「ワシもそう思う博士」化。
(突然ガバチョの)
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