■あらすじ
●セドリック…売れない俳優、記憶喪失に。
●エレオノール…セドリックの妹、強い。
●アラン…有名な俳優、ピエロ役。
●セブ…セドリックの友人、バカ。
●アダム…セドリックの友人、バカ。
●スキゾー…極悪非道の犯罪者、気の毒。
「君にな、新作映画のヒーローをやってもらおうと思うねん」
そう言われたセドリックは大喜び。
今まで大した役ももらえず、
一番顔が売れたのがコンドームのCM。
股間もっこりさせてるだけやったやんけ。
「でも、これ…バットマンに似てません?」そう問いかけるセドリックに対し、
プロデューサーは断言する。
「似ていない。
なぜならうちのバッドマンには、
マントがないからッ」
撮影が始まったら、
セドリックのパパ上(警察の偉い人)が入院したと妹から連絡があったやん。
「役者になるなんて」と渋い顔をしていたパパ上だけど、大事なパパ上の危機。
バッドモービルで駆け付けようとしたら事故りました。
記憶が飛びました。
俺、誰
車が突っ込んでるのは銀行。
なんか見慣れない服着てるし、
車の後ろには人の死体(作り物)。
逃げ出したセドリックはバッドマンの装備を使って警察を撃退。
その際に電流ビリビリ攻撃をしたせいで池にいる絶滅危惧種のお魚ちゃんたちがアデュー
セドリックは今置かれている状況&限られた情報から、
「自分が正義のヒーローで、
自分の愛する妻や子が敵のピエロ(Jの人まんま)に捕まってるから助けに行かなくては」
という設定のままに行動。
途中でキュートな記者ちゃんに出会い、仲良くなったり。
アダムやセブや妹が兄貴を助けようとしたり。
パパ上は覆面男の正体が息子だと知って「胃がキリキリする…」になったり。
おまけにバッドマンのやらかす行為が中継されて、
映画関係者がふうぅぅ…と倒れてしもたり。
艱難辛苦を乗り越えピエロの屋敷に潜入したバッドマンは、
我が子(実際にはピエロ役のアランの実の息子)を助け出すという名の誘拐案件に持ち込むものの、子供は鷲に捕獲されてどっかいってしもた。
鷲ィィィ?
バッドマンのせいで銀行強盗が失敗した犯罪者・スキゾーはバッドマンをつけ狙っていた。
廃工場でバッドマンチームとスキゾーがバトゥ。
駆けつけたパパ上と警察。
そこに倒れているコスプレ男。
「あ~~、息子逮捕するんか、俺の社会的地位もここまでショボボン」
覆面の下にいた男は、
「むっちゃ凶悪犯やから、捕まえたらご褒美ものやで」
な、スキゾーやった。
忍法入れ替わりの術。
映画は大人気で上映。
スポンサーも大喜びで、
メデタシメデタシ。
■おしまい
■感想
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BCD5HZTC
コロナ下のおフランスで大ヒットしたそうです。
監督さんは『シティ・ハンター』のおフランス実写版を撮った方。
小ネタがてんこ盛りで、
いろいろええんか?
アッセンブルやし。
スキゾーさん、極悪人なんやけど、
損ばかりしている人生でした…みたいで泣けるわ~。
バットマンはDCなのに協力してくれる仲間たちはマーベル。
ミテコレ!
キューピーちゃんが可愛すぎる
出典: (C)CINEFRANCE STUDIOS - BAF PROD - STUDIOCANAL - TF1 STUDIO - TF1 FILMS PRODUCTION
ポンカス映画なんですが、
「クソ・ド・ポンカスがえらそうにいっちょ前の映画面してんじゃねーぞ、ゴルァ」
じゃなくて、
「ポンカスですなぁ、平和やなぁ」
とほのぼの。
ほわわ~~んと笑えるので
広い心でご覧ください。
ツッコミどころはいっぱいあるものの、
まぁええやんええやんと…仏の御心で。
何なら、ダイワマンの方がかっこいいレベル。
西島効果で。
さすガーマンにならアクションで勝ってるかも。
(マイナーCMネタを…)
大阪ガスですよ。
ロザンがCMに出てますよ!
CMと言えば…、
ケルヒャー、そこで持ってくんのか!
ここはなんかもう世界各国映画作るの金かかるんでおま!って感じ。
おフランス映画なので、
おフランス映画と言えば…な『最強のふ…』も、ちらっと。
アクションは良かった~
何も考えず、
心へしおれそうなときにボーっと観てたら「プッ」っと吹き出しちゃうような映画。
まぁ、中には、
「なんなんだ、これは!」とお怒りの方もいらっしゃるかもしれませんが。
ポンカスサメ映画観て笑える方なら大丈夫かと。
この映画のテーマは。
下ネタ多すぎ!
おフランス、下ネタ好きなのか?
もっこり好きなのか?
これ!
マーベリックなあのお方すらネタにしちゃう…ええんか?
史上最高にかわいいメガネ女子ロール(アリス・デュフォア)ちゃんに惚れてまうやろ~。
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