一番長かった通話は〇時間？
1時間か2時間くらいじゃね？
もうそんな過去のこと憶えてないよ…。
長電話してたのって、
いつだ？
最近、
実家オカンの事で何度か電話するけど、
用件だけでそそくさと切る。
電話が嫌いだから
暫く間があいてた、
『営繕かるかや』シリーズ、
第三弾、出ました！
『営繕かるかや怪異譚 その参』
読みました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4041117216
短編集。
家にまつわる怪異を、
巧くいなして逃してくれる、
営繕かるかや。
お城を模したレストランの窓から見える女性とは。
いつまでも姑がおんねん。
作ったドールハウスがよこしまなものになっていく。
箪笥が戻ってきよるねん！
浜に流れ着いた遺体はうちの庭で佇む…。
姉妹の確執の原因は母。
家にまつわる「怪談」を、
修理してしまいましょう…。
ドールハウスの話が一番ゾワワ
ドールハウスを見るたびに、
何かがKILLされてる。
赤ん坊の首に青いリボンが巻かれてる
泣けるのは庭に来るお化けさんの話。
そういう家系故近所から疎まれている主人公が、
あることをきっかけに、
前を向いていくところが泣ける
どの話も、
怪異と人間模様が上手くミキシング。
小野不由美さんのこのシリーズは、
とても上品。
グロも無く、
言うほど恐ろしいオカルトでもないので、
ホラー初心者の方はお手に取りやすいのでは。
文字も老眼にやさしいデカ文字や！
ありがてぇ。
最近濃いめのホラーを読んでたから、
このこんぶと鰹節の出汁のけつねうろんみたいな本作は、
とっても優しく感じる…。
ドールハウスの話絡みで
友達から人形をもらった。
枕元に置いて寝ていたら、
夜中に誰かの声が聞こえる。
だれだろう、
こんな真夜中に。
まだ半分寝ぼけている私の耳に
話し声が入って来る。
「お前の首をちょん切ってやろうか」
そういいながら人形が、
こちらの方をじっと見て薄笑いを浮かべていた…。
と言う話を思い出しました
若き頃の自分の記憶力、
なかなか！
今？
昨日の晩御飯も思い出せんわ。
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