『怪談小説と言う名の小説怪談』【読書感想】 | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

 TODAY'S
 
開放的になれる瞬間は?

 

 

肩こりが消えたとき、

解放されたわ!

ってなるんだと思う。

 

 

肩こりは死ぬまで治らない。

 

 

 

マダム推し作家

澤村伊智さんの新作が出たよ!

夏だもの!(もう終わりかけ)

ホラーの季節だもの(年間通して)。

 

 

 

『怪談小説と言う名の小説怪談』

上矢印

読みました。

 

 

 

 

高速怪談

笛を吹く家

苦々陀の仮面

こうとげい

うらみせんせい

涸れ井戸の声

怪談怪談

 

の6編からなる短編集。

 

バリエーション豊かに描かれる恐怖の世界。

 

実話怪談風から、

オチがコワイ系、

スラッシャーもの、

ラノベホラー、

伝奇タッチのぞぞぞまで。

 

あなたはどの物語が好みですか?

極上の怪談を、

ぜひとも…。

 

 

 

 

 

小説だからこそ得られる恐怖がここにある。

 

 
考えオチなものも多いので、
そこにあるものだけでなく、
その奥にまで目を凝らしてみてください。
 
 
いきなりぞわっ不安っと来た「高速怪談」。
 
 
マダムが一番好きなのは当然、
「苦々陀の仮面」ラブ飛び出すハート
ですよ。
インタビュー、映画レビュー、
暴露系週刊誌の記事、
SNS、ネットの考察、
新聞記事。
それらにより焙り出される真実。
 
 
どういうことだってばよぅ、うひぃ驚きな「笛を吹く家」の後味の悪さもナイス。
 
 
この中のどれが好きかで嗜好がわかりそう。
全部好きなマダムは欲張りさんか!
 
 

ま、ホラー小説なんか読まないしって人には勧めませんがね。

 

 

読みやすいです。

ある程度の想像力のある方、

文章をビジュアル化できるタイプの方には、

かなり怖い本だと、

お伝えしておきましょう。

 

 

読書感想には向きません。

つか、これで読書感想書ける小中学生がいたら、

その才能に惚れる。

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