■あらすじ
●ジェリー…干されてるジャーナリスト
●アリス…聾唖だったが話し始めた奇跡の少女
●ナタリー…女医、ジェリーに協力的
●ヘイガン神父…アリスの育ての親
●メアリー…魔女としてKILLされた女性
1845年。
ひとりの女性が木に吊るされ焼き殺された。
そして現代。
ジャーナリストのジェリーは田舎町に取材に来ておる。
「は~~~、もう何を取材したらええんやら。
田舎すぎて逆に和むわ、
…って和むか~~い」
その町で奇跡が起きた。
聾唖の少女アリスが突然会話しだしたのだ。
奇跡を目の当たりにしたジェリーはびっくり
アリスは「私を直してくれたのはマリア様」と言うじゃない。
彼女はマリア様の声が聞けるらしい。
足が不自由な車椅子の少年も、
「立った、クララが立ったわ」
的に歩けるようになる。
クララは別にマリア様のおかげで立てたわけじゃないけどよぅ。
奇跡が起きると、
教会のマリア像が血の涙を流しはるん。
この一連の流れで、すっかり神のお使いに思われし少女アリス。
ジェリーも町の者たちもアリスの軌跡を信じ心酔
だが、アリスの育ての親ともいえるヘイガン神父が首を括って自殺なさった。
聖職者に自殺はタブー。
教会の偉いさんたちはそのことを極秘にしてしまう。
教会の偉いさんたちに不信感を抱くジェリー。
女医のナタリーと共に歴史を紐解いていけば、かつてこの町で起きたメアリー殺し事件にたどり着いた。
メアリーは聖なるものの体を装い人々を治癒していったが、それは悪魔の力やった。
神さんちやうやんけ。
アリスはメアリーに利用されてるんや。
ジェリーは、アリスへの信仰で魔女が復活すると確信。
「あれ、悪魔ですやん」と教会に伝えるが、
「知ってたけど、
そんなことは些細な事。
信仰のためには、
はったりも必要なんじゃ!」
と言われちゃった。
信仰する力はメアリーの完全復活の源になる。
メアリーは死なない。
子孫を作りその中で生きながらえてる。
アリスはメアリーの子孫。
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■おしまい
■感想
特別表記するほどのグロはありません。
育ての親の神父様がご立派でござった。
そして主人公がイケオジでした
アリスたんは可愛いし。
アリスちゃんが悪に染まらないいい子だったのも良かったね。
メアリーは「仮面をつけた怪しい怪異」からその正体が100%表面化した途端「お目々の無駄に大きい不審者」に格下げされちゃったので、もっと怖さを出した方が良かったんじゃないかな。
仮面をはいだ時の醜く崩れた顔も、そこまでキャーじゃなかったし。
麻酔もかけず(当たり前やけど)顔に釘で打ち付けられた仮面。
そういうバックボーンがあるのに、あまり恐怖感を感じることができませなんだ。
最初何やってんのかわかんなかったよ。
ホラー耐性の無い方が観ても、「あ…うん…」ってなる程度には怖くないです。
メアリーに対する恐怖より、
「そんなあっさりみんな騙されてしまうんや、どんだけピュアピーポーやねん」
な気持ちの方が勝っちゃった。
そっちの方がちょっとアレ
信じるのをやめた途端、
機能してた体の部位が元の状態に戻っちゃうのは、しゃーなしといえばしゃーなしだけどさぁ。
あの足の不自由な子が気の毒でさぁ。
この映画のテーマは!
「聖少女アリスたんの涙の瓶詰」とかいう土産物は
いやげもの以外の何物でもないと思う。
これ!
アリスたんが子をなさなかったらメアリーはそこで終了ですよ?か。
少子化、呪いの系譜に終止符。
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