『偽りの森』【読書感想】とチャーハン | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

 TODAY'S
 
好きなチャーハンはしっとり派?パラパラ派?

 

 

チャーハンと言えば、

半チャーハン、

半チャーハン音符

やろ?

 

 

パラパラパラパラパラが良いの。

 

 

しっとりって、

言い方変えたらべっちゃりやん?

 

 

火力の弱い家のガスコンロでは、

べちゃべちゃ率が高いねん。

 

 

べちゃべちゃ言うな!

しっとりや。

そんなしっとりした

京女四姉妹の物語。

花房さんなので、

一筋縄ではいかん。

 

『偽りの森』

上矢印

読みました

 

 

 

京都の老舗料亭の美しい四姉妹。

料亭は経営が破綻して人手に渡ったが、

糺の森のそばに建つ家だけは、

何とか人手に渡らずにすんでいた。

 

お嬢さんだった母が亡くなって、

父は家出してはる。

 

お人形さんのような母、四季子。

京大卒の才媛ながら不倫でないと快楽を得られない春樹。

良妻賢母で下鴨のひたすら守ろうとしている美夏。

ふわふわと頼りなく自立出来てなさそうで男苦手やろなと思われてる秋乃。

唯一父親が違うことで姉妹と微妙に距離を置く冬香。

 

決して姉妹の中が良いわけではないのに、

家から出ていけない姉妹たち。

彼女たちにはそれぞれに思うところがあるのだが…。

 

 

 

 

うひぃぃぃぃ、

京都のおなごはんは、

怖ぅおすわ驚きガーン

 

 

一生懸命家のことを守ろうとしてる美夏。

旦那よ…、

息子がすぐ見つけ出すようなところに、

エロッティなものを置いておくなムキー

そしてあっさり冬香に陥落させられるな…ムカムカ

 

 

章ごとに姉妹それぞれの視点で描かれているので感情を乗せやすく共感も…。

「春樹はん、そうなんでっか」

「美夏はん、大変でしたなぁ」

「秋乃はん、それはえらいことどしたなぁ、

せやけど、

仕事はしなはれ

「冬香はん、あんたはあかんわ…」

 

あれ?共感出来てへんやん。

 

 

美夏の世間の狭さは、

家族なら付き合うのしんどいかもだけど、

美夏の言うこと、生き方って、

ある意味間違ってないと思うん。

 

 

つか、

ほかの四姉妹が、

ちょっとアレすぎやわ。

 

 

秋乃、

食いぶちを稼いでないのに、

何ダメンズに飛び込もうとしとんねん?

ちょっとイラっむかつきと来ました。

 

 

ラスト。

パパ上の決断。

 

 

この姉妹…、

どうなりはるんやろ絶望

 

 

花房さんなので官能シーンもございますよ。

 

 

 

諸悪の根源は、

四季子。

 

 

田辺聖子さんのころから、

京都のおなごはんは、

京都を出て行かへん…と書かれてましたよね。

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