ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

クリスマスに出しそびれたレビュー。

ネタバレを知らない方が楽しめます!

 

 

  ■あらすじ

 

 

ジングーベー、ジングーベー。

町はすっかりクリスマス。

彼氏とうまくいってないアシュリーは、今日もシッターしてるお宅に向かいます。

待ってるのは12歳の少年ルーク

 

 

アシュリーに好意を持っているルークは、友人のギャレットに、

「いかにアシュリーを落とすか」を滔々と語っておりました。

 

 

ルークの両親が出かけたので、アシュリーとルークはお留守番。

ピザを取ってホラー映画を観て。

己の思いを打ち明けるルーク。

 

 

「あんた、まだまだ子供じゃん笑い泣き

なんて野暮なことは言わず「同級生なら付き合ってたかもラブラブとちょっぴりいい気持ちにさせながらも婉曲に断るアシュリーの女子力よ。

 

 

ところが、なんだか変な方向に話が流れていくのです。

変なというのはいやらしいという意味の変なではなく「なんかまずいんちゃうん?」な変なです。

 

 

不審な電話。

頼んでもいないのに届いたピザ。

あんた誰なん?な人影。

 

 

いったん家に帰ったはずのギャレットが再登場し、ギャレットの仕業か~いと思うてたらギャレットは何者か撃ち殺されてしまいました驚き

 

 

家の中に誰かがいます。

アシュリーとルークは襲撃者から隠れながら逃げていますが。

なんとその襲撃者は、死んだはずのギャレットではないですか。

危機的状況に騎士的状況で彼女を守ったら恋に落ちるの法則~(眉唾)を実践しようとしたギャレットとルークの共同作戦。

 

 

 

 

アシュリーは「ご両親に連絡します」と怒るのですが何者かに殴られ気を失ってしまいます。

 

 

( ゚д゚)ハッ!

気がついたら椅子に縛られていました。

このパターン多すぎて、( ゚д゚)ハッ!~~からが定型文化してるじゃないですか。

アシュリーを殴り倒したのはルークでございました。

ルークは悪い子だったっぺ!

 

 

そんなところへアシュリーの今カレ、別れる別れないでもめてるリッキーが登場。

「アシュリーに呼ばれたから」と家に乗り込むリッキーですが、あっさり彼も捕まってしまいます。

ナニシニキターン1号。

 

 

アシュリーたちは逃げようと頑張るものの、リッキーが頭の上にペンキ缶を落とされシボンヌ。

ルークは大喜び。

その隙にアシュリーは逃げますが、またもや捕まりました。

 

 

今度は元カレがやってきますが、彼も何もできないままルークによってKILLされてしまうのです。

ナニシニキターン2号。

 

 

へぼ男子ばっかりやんけ!!!

 

 

2号↑

 

 

ルークはギャレットがアシュリーと仲良くし始めたので「アシュリーに近くんじゃねぇー」射殺。

アシュリーのことも刺し、偽装工作を重ね自分は「なんも知らんかった」ことにしようとします。

全てはうまくいくはずでした。

 

 

そう。

警察や救急が来て、

「アシュリーは生きている」

ことが発覚するまでは。

 

 

生き延びたアシュリーを見ているルークに対しアシュリーは中指をおったてて挑発したうえで気を失います。

「あたしが全部バラすから、覚悟しとけよこのガキャー」

 

 

それを見たルークはママに言うのでした。

 

 

「アシュリーのお見舞いに行こう」

 

お前何企んでるんじゃ?

((((;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガーン

 

 

■おしまい 

 

 

 

 

 

 

 

  ■感想

 

 

 

 

『ホーム・アローン』のホラーverっぽいよ、と聞いてました。

ドキドキ侵入者まではそう思ってました。

ちゃうやん!

サイコパス少年の物語やん!

だまされたわ。

(いい意味で)

 

 

事件に巻き込まれて可哀そうなルークが一転。

 

 

 

 

ルークはアシュリーが大好きなんです。

小さいころからシッターしてもらってたし。

おまけにアシュリーは町でも有名な美人だし。

明日引っ越しちやうし。

今日、告らなきゃ!!

 

 

好きが高じてこうなったというより、この子は最初からサイコパスなんよ。

サイコな少年がきれいなお姉さんに片思いして、彼女の彼氏もKILLしちゃうわーワハハハハハーニヤニヤなホラー。

アシュリーの絶望感が、なかなか。

逃げても逃げても捕まる。

 

 

 

 

R15指定されてますが、グロは言うほどではないです。
(マダム基準による)

KILLシーンはあります。

えんぴつを首にぐさーもありますが、

お目ん玉じゃないならそんなものは屁でもない。

 

 

ペンキ缶が頭を直撃するシーンも潰れた頭は見えないの。

流れるペンキの黄色と血の赤が、マスタードとケチャップを連想させたりするからおいしそうとか思ったり(違う)。

 

 

ただ、子供がこういうことをするのはいかがなものかしら?な、そういうところでR15なんじゃないでしょうか。

イヤもちろん気の弱い人が見たら「うひゃー」なんかも知れませんが。

そういう人はそもそもこれ系の映画なんか観ないやろ?

 

 

お子様と一緒にとはとても言えない。

 

 

ルークがどうしてこうなった?かの経緯が全く描かれておらず、子供を溺愛するママと下ネタ好きなパパ上、経済的にも豊か。

せいぜいルークが母親に、母親がルークに執着してるんかなぁという程度。

理由がわからないところに、

「あんたんとこも、他人事ちやうねんで」

感が漂ってる胸糞映画

 

 

けっこうおもしろかったので、よろしかったら。

夏の胸糞と言えば、

下差し

上差し

こちらもよろしく。

 

 

この映画のテーマは。

聖歌隊の役立たずめがっ!

上矢印

これ

 

 

ヒロインちゃんが、かわいくて性格もいい応援したくなるタイプだったが成功の秘訣かな。

なんであんなしょうもない男と付き合ってんの?というルークの問いはもっともですが、男と女の間にはいろんな感情の揺らぎがあるのよぅ〜。

子供にはわからんわな。

少なくともお前は真っ先に却下じゃ。

ポチ花

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