スペル2020(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

  あらすじ

 

 

自家用セスナで実家に帰ろうとしていたマーキス

妻や娘、息子も一緒です。

調子よく飛んでたら乱雲の中に突っ込んで墜落雷

 

 

気がついたらベッドに寝かされてた。

 

 

家族はいない、自分だけ。

あちこちケガしてるし、

足は大けがのようで痛くて歩くこともままならないえーん

 

 

助けてくれたのは、

エロイーズ(妻)アール(夫)の老夫婦と、使用人のルイス

 

 

でもここ、なんかおかしくね?

もしかして、

監禁されてるんちゃうやろか?

 

 

妻のエロイーズはブードゥー人形をマーキスの部屋に置いていきはる。

不気味やっちゅーねん。

 

 

ある夜、エロイーズたちが村人と呪術をしてるのを見てしまったマーキスは、

あまりのおぞましさに「逃げなあかん」と決意。

 

 

エロイーズたちはなんか儀式をしようとしてて、

その儀式にマーキスが使われそうやねん。

知らんがな、

おまえら勝手にやってたらええがな、

巻き込むなや。

って思うよね。

 

 

逃げたら捕まるし、

足は痛いし、治らへんし。

 

 

エロイーズ夫婦がルイスと一緒に出掛けた隙を見計らって、包帯の下の怪我の具合を見たら、
なんと!
足にぶっとくて長い釘(もはや杭よ)が打ち込まれてるやん。
そら、怪我治らんわ!
 
 
釘を抜くマーキス。
イタイイタイイタイイタイガーン
釘を抜いて家の中を家探しして自分たちの携帯を見つけ出す。
 
 
警察に連絡したら、
場所を教えてくれたら保護に行くと言われてようやく安心。
 
 
そこにエロイーズたちが帰宅してきたので、
マーキスは再び釘を自分の足にぶっさすことに。
だって釘抜いて動き回っとったら足を斧でちょん切らなあかんわなー言うとんねんもん。
痛いけど、行きますエイッ。
グリグリグリ。
イタイイタイイタイイタイガーン
 
 
うまくごまかしたつもりでもミエミエ。
エロイーズはマーキスのブードゥ人形の舌を引っこ抜いた上に、身体も糸でぐるぐる巻きに。
声出せへん、
動けへん。
 
 
保安官が来てくれたけど自分がいることを教えられず。
 
 
それでも何とか逃げ出し、
(ここはスリリングな展開なのに思わず「コントか」と突っ込むようなシーン)
保安官の車に乗り込むマーキス。
 
 
良かった、助かった。
 
 
あれ?
どこいくん?
村に戻ってへん?
村やん!
なんでやねん。
 
 
保安官もグルやった。
 
 
エロイーズはマジもんの呪術者で、
新しい身体や心臓を手に入れては生きながらえとったん。
村人も呪術に頼りカルトになっとん。
 
 
祭壇に乗せられ心臓を奪われそうなマーキス。
しかしマーキスは、
逃げてうろうろしてるときに薬に細工をしておきはったん。
動けなくなる薬は動ける薬に。
 
 
ナイフを奪い取ったマーキスは旦那のアールをKILLし、
その騒動に乗じて逃走。
 
 
エロイーズやルイスのブードゥー人形もゲット。
 
 
薬により意識を失い監禁されてた家族も元に戻したったわ。
あとは逃げるだけや。
逃げるには車が要るな。
良し、保安官襲って車いただこう。
保安官KILL。
 
 
マーキスはルイスの人形を水没させ(ルイス溺死)、
エロイーズの人形はかっきーんとフルスイングでぶっ飛ばしたったわ。
柱に激突したエロイーズは、腕を追ったっぽい。
しかも衝撃で蠟燭か松明か、なんかその辺のが倒れて火が回ってきたやん。
ありがちな出火原因。
 
 
鬼の形相で迫りくるエロイーズ。
しかし、清めの塩(また塩の出番かいびっくり)のせいで身動き取れないエロイーズは、炎に包まれてシボンヌ。
村人は何も手出しできず逃げる立ち去るマーキスを見てるだけ。
 
 
こうしてマーキス一家は、
カルト村から脱出したのだった。
 
 
燃えたはずのエロイーズ人形がお目々を開いた。
エロイーズはまだ死んでないのかもね。
 
 

おしまい

 
 

 

 

 

 

 

  感想

 

 

おばあちゃんにお金貸さへんかったら呪われる『スペル』とは別物。

 

 

 

地味。

地味だけど、

痛い。

痛いの嫌いな人は観ないほうがいいかも。

あと「猫に何すんねん!プンプン」があります。

 

 

エロイーズとか言うてるくせに、エロなんか微塵もない。

エロナシーズにすればいい。

 

 

とにかく釘だよ、釘!

 

 

釘を抜いたら化膿してるんよ。

あんな穴ぽこの空いた足で走ってたら破傷風(破傷風が怖いマダム)になるで。

 

 

見せ場は釘。

 

 

なんか不気味なブードゥー人形。

100円(税抜き)で売られてても絶対買わへんわ。

 

 

ものすごく予算を抑えてお金かからへんように努力してはるのはわかる。

わかるから、

お金かけてへんけど、

ラストの爽快感はなかなかよ?と言っておく。

 

 

人形を使った呪術で身動き取れない主人公。

下半身だけ動くからヨチヨチ歩きで脱出を試みる。

BGMとカメラアングルが良いから緊迫感あるように見えるけど、

冷静に考えたら、アホちゃうん?笑えるんちゃうん?やで。

上半身カチコチの下半身ヨチヨチ。

 

 

いろいろ「え?どういうこと?」となるシーンが多く、

無駄なシーンも多いんやけど、

そこはまぁ、

こういうもんやとおおらかに。

 

 

この映画のテーマは。

「5Gにすれば電波届くようになるで」

そ…そうなん?

マジ?

上矢印

これ

 

 

なんで実家に帰るのに自家用セスナ?

車でええやん?

「ほな、セスナで行くわ」言われたら、

えー?落ちたら怖いし(落ちたしふんわりウイング)、

狭いからいややわーってなると思います。

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