エクスペリメント・アット・セントレオナルズ女子刑務所(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

登場人物全員方向音痴?

 

 

 

 

―――――――――――――――――

 

 

 

 

雇用主一家をKILLした咎で刑務所にGoされたストーン

元軍人。

真実は、雇用主(有名な議員かなんか)が家族にDVを働いた挙句KILLしやがってさ。

大好きだった雇用主の妻の敵を討つため死を与えたら、

知らん間に全ての事件の犯人にされてた。

この雇用主の妻は、時折ストーンの幻覚に出て来はる。

 

 

「治験に協力したら減刑したる」言われますが、そんなことわしは知らん。

 

 

治験?

イヤナヨカーンガーン

治験怖いが刷り込まれていくホラー脳。

 

 

刑務所内でもいざこざがあり、同房の女に足を切られてしまったストーンは医務室に連れていかれた。

ベッドにはうんうん唸ってる重病人やらがいっぱい。

 

 

夜中に死んでた人がよみがえって、入院患者を襲いよった。

ストーンは看守のレノンに助けられ九死に一生。

襲ってくる化け物を倒すものの、レノンは返り血をたっぷり浴びはった。

イヤナヨカーンガーン

 

 

閉鎖された女子刑務所内では、多くの人が犠牲になりはる。

看守も次々やられ、囚人もやられ、

女子房のボス・ブッチャーをはじめとした何人かが所長室に立てこもり、何とか生き延びたが、状況はすでにヤバス。

 

 

生き延びた者たちも、

薬に依存してる博士とか、

性格最悪な看守とか、

隙あらば自分の立ち位置を上に持っていこうとたくらむ女とか。

一癖も二癖もありそうな方々ばかりなりけり。

 

 

そのうち、やっぱりレノンが発症。

ゾンビ(仮)へと変貌を遂げてしまった。

ストーンは撃ち殺すことで彼の魂を自由にしようと泣く泣く引き金を引く。銃

 

 

どうやら感染者は刑務所内だけでなく刑務所の外にもいるらしい。

本島から離れた孤島、

隔離された刑務所島の中で感染が広がってるんやわ。

所長の治験のせいやでムカムカ

 

 

防犯カメラで外の様子を見たら、刑務所に助けを求めてる人が門の前に大勢。

 

 

所長が「塀の外にいる妹ガー」言いだし、ブッチャーも「塀の外にいる娘ガー」言いだしはる。

一念発起して門を開けに行くものの、助けられたのは小娘・クロエ一人だけ。

ブッチャーは彼女と娘を重ね、彼女を守ろうとする。

 

 

 

 

生存者の間でも問題が発生。

所長の妹がゾンビ化してやってきよった。

何故来るし?滝汗

 

 

自分だけ助かったらええわ主義な奴らが、自分勝手を行動に移し始めるから、もうみんなワヤクチャ。

 

 

刑務所から脱出するにはヘリを呼ばなアカン(所長の肉声による緊急コールしか受け付けません~)。

「マジやばいから助けに来てくりょえーん

 

 

これで何とか生き残った方々は助かるかと思いきや。

 

 

我慢ができない方々が反旗を翻してゾンビ(仮)に襲われたり、

はずみで仲間をKILLしたり(はずみてポーン!?)。

 

 

それでもストーンとブッチャー、クレアは生き残るのに、

何たることか。

ブッチャーは電気椅子の上で死んでいた(この電気椅子は悪い看守をKILLしたときに使ったもの)仲間に情をかけて復活した彼女に噛まれ、

クレアはすでに感染してた。

ブッチャーはクレアとともに電気椅子に座り感電自死。

 

 

ストーンはただ一人生き残りヘリに救助される。

 

 

雇用主の妻が幻覚の中で初めて笑顔を見せてくれた。

なのに、その笑顔が蝕まれていく。

奴らの鳴き声が聞こえる。

ストーンもまた、感染しており、

ゾンビ(仮)と変異していくのだった。

 

 

おしまい

 

 

ハートブレイクドクロドクロドクロドクロドクロドクロドクロドクロドクロドクロドクロハートブレイク

 

 

 

 

勿体ない~~~。

面白くなる要素満タンなのに。

あ、マダムは好きですよ。

世間の評価の低さに、驚いた。

 

 

バツブルー良くなかったところ

●流れが少しかったるい

●クレアを連れてくる意味はあったのか

●なぜ同じところばかりぐるぐる?

●もっとお食事シーンを(要望)

 

 

丸ブルー良かったところ

●OPがむっちゃオサレ

●ゾンビ(仮)化が、あっという間

●ゾンビの鳴き声(?)が耳障りで善き

●ワルイヤツミナシヌ

●イイヒトモシヌ

 

 

 

 

そう、ゾンビ(仮)の鳴き声が金属音のような…キーキーギィィーンという不協和音の塊みたいな音なんよ。

不穏さマシマシ。

絶対音感のある人はきっと耐えられないのでは?

マダムはもうババァなのでモスキート音も聞こえへんから「おもろいわ」でしたが。

 

 

耳障りな雑音が聞こえたら、奴らがいる!

ゾンビ(仮)、蛍光灯の下では動きが止まるのに、

じゃあ光に弱いのかと言われたら日光でも平気。

どっちやねん?ってなりますよねー。

 

 

 

 

お前はそこで噛まれてシね、な人だけじゃなく、

この人たちは生き残らせてあげてな人もシボンヌ。

バッドエンドなので、そういうのが嫌いな方にはお勧めしません。

グロは控えめ。

予算の都合でしょうね。

首がゴローン、手がチョンパーなシーンはあるものの、作り物感。

女子刑務所シリーズにありがちなエロは無し

 

 

身近な人が感染する葛藤は、

もう何度も観たおなじみなのですが、

「う…撃てないえーん

言うてる人がいるんなら、

「ほな、わしがやるわニヒヒ」な豪気な人がいてもいいじゃない?

 

 

噛まれるだけじゃなく血や唾液でも感染して、発症まで猶予があるのがいやらしい。

きっとストーンを助けたヘリの人たちも、

ストーンに噛まれるんや。

ストーンは海に落とすなりなんなりすることが出来ても、

噛まれた人がそのまま本島に帰って感染爆発になるんやろうなぁ…なんて暗い未来しか見えない。

 

 

口からうにょーんなのが出てきたり、

顔の上をGが這いまわってたり(うひぃぃゲロー)、

グロよりそちらの方が嫌かも。

 

 

 

 

この映画のテーマは。

強くて割と正しい心を持ったヒロインでも、

生き残れない、

それが感染症。

あ、時世にピッタシ?

上矢印

これ!

 

 

みんな!

電気椅子でKILLした看守が消えてるやん、

「あ、電気でKILLしても、復活するんや」

って気付いてー。

そこに気付いてたらブッチャー噛まれなくて済んだんちゃうん?

非常時にはいつも以上の心配り気配りで。

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