《理想の結婚相手は?》
性格やらなんやらいろいろありますけど、
やっぱり適度な金は必要やとおもうの。
そうね、
スーパーに行って、
欲しい時に欲しいシチューのルーを躊躇なく買える程度の資金力。
(例え…)
玉の輿の日にちなんで…。
読みました。
つか結構前に読んでたんだけど玉の輿で思い出した。
両親を早くに事故で亡くした主人公は、
父親の祖父母に引き取られる。
祖父母はむっちゃ金持ちやった!
生まれ持った美貌と、努力の末手に入れた東大卒と言う肩書をバックに、
華族の御曹司と結婚するものの、
そこでは美貌も学歴も通用せぇへん。
「お家柄が違いはるよってに…」
主人公は自分の子供たちにはKOブランドを身につけさせようとお受験に躍起になる。
息子はすんなり受かるが娘は受験にことごとく失敗。
おまけに息子は事故で夭折。
主人公は娘にこそ、完璧な未来を…と望むのだけれど、
なかなかうまく行かへんもんやで。
主人公の気持ちもわかるのよぅ。
やっぱね、
なんぼ学歴関係ない言いましてでもですね、
KO学閥はすごいんですのよ
天下のKOに入ってくれたらあとは何とかなるやん?
そう思うのも仕方なし
子を想う気持ちと、
「わたしを見て!
わたしの凄さを知って!
お前らひれ伏せ」
…が重なって、そのうち後者の気持ちが強くなってしまい…。
タイトルが秀逸すぎて怖いわ
きれいで頭良くて料理もプロ並みの腕を持つ主人公(すげーやん?)。
なのに婚家でのこの扱い。
山口恵以子さんは美人で東大出てる人にコンプレックスでもあるんかいなってくらい貶められてはる。
時代が時代なら主人公はバリキャリとして、あるいは時代の波にのった剛腕女社長として、あるいはカリスマブロガー・インスタグラマーとして注目を浴びまくっていたやろうに、昭和という時代では宝の持ち腐れだったわけか。
ここではないどこかを永遠に追い求め続けるのはキツイ。
分相応って大事。
毒母になっていく主人公と、
毒母化待ったなしの主人公のせいで子供時代をつぶされた娘御。
でも、
主人公も相当アレなんだが、
娘御との相性が最悪すぎて悲劇になったわけやん?
娘御が柳に風と受け流すタイプ、
または母親と対等に渡り合うタイプやったら、
ここまで悪化してへんかったと思う。
あるいは母と娘が同じような思考だったら、そこそこうまくいったんちゃうやろか。
だからと言って、
あんまり価値観も何もかもそっくりすぎたら、
らくちんな分、
閉じた世界で親子ともども発展性がないやん…やし。
難しいですなー。
お姑さんの「●●ちゃま」に、
「スネちゃま」を思い出す人は少なくありますまい!
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