『欺す衆生』(月村了衛)&衣類乾燥機 | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

《雨の日の洗濯は、乾燥機派?部屋干し派?》

 

浴室乾燥機。

 

ブォォォォォォォォー、

ガスの得意はガスに任せろ!な(そんなCM一部の人しか知らん笑い泣き)な、ガス乾燥機。

 

 

星星星星星星星星星星星星

 

 

欺す衆生 欺す衆生
2,090円
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上矢印

読みました。

 

 

昭和史に残る、

豊田商事事件を下敷きにした小説。

 

 

月村さんの硬派な文章がハードさを増し増し。

月村さんの文章を読むのがしんどくなってきたら、

「あかんわー、

齢やわー」

って思っちゃうよ。

 

 

和牛商法原野商法などなど、

ありとあらゆる詐欺に手を染めていく主人公。

その過程で、

なりあがっていき、893な方々ともお付き合いをすることになったり、

仲間に裏切られたり裏切ったり…。

 

 

人は信用ならぬ!

…がこれでもかと伝わってくるぽん。

 

 

いっぱしのビジネスマンのようにふるまいながら、

次から次へと人を企業を欺していく主人公に、

なんだか心惹かれてしまうグリーンハート照れ

 

 

欺き、陥れ、

人を手にかけ、

そうして守り抜いた何物にも代えがたい家族が、

嗚呼滝汗

 

 

かなり分厚くて、

硬い文体、

内容も内容なので、

読書慣れした方にお勧めしたく候。

 

 

「このミス」7位です。

腰を据えて、

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