絶句したい人はぜひとも。
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● 絶句作品なので、 ●
● 今のところ密林にもございませぬ ●
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ジョーズ+フランケンシュタイン=フランケンジョーズ
相変わらず雑な合成と、
相変わらず雑な脚本。
癖になるゥゥゥゥ!
海辺の街・カッツマン・コーブ。
沿岸警備隊のデュークは、最近頻発している海難事故に頭を悩ませてました。
ここにやってきた偏差値低い3人組。
■スキップ…バカ
■クープ…バカ
■マッジ…バカ
海岸にサメの遺体が流れ着いたん。
「ホオジロザメは最強生物なのに!!」とかのたまう地元民。
(…あの…シャチって言う動物がいるんですが…まぁこの辺には来ないから脳内から溢れてたんんやろうけどさぁ。…念のため一応言っとくね。マダム心の声)
かつてナチスが研究していたフランケンシュタインの心臓と脳を他の生命体に移植するというトンデモ実験を受け継いだマッドな博士クラウス。
トンデモ戦士なので、造形もトンデモなシャークで実験中。
サメは博士の意のままに動きます。
たまに海岸近くにいる人や釣りをしてる人を襲うんやで。
バカ三銃士は地元の無口なおっちゃんを運転手に雇ってクルージング(そんな御大層なもんじゃない)と洒落込みます。
バカ三銃士が楽しんでたら、デュークがやってきて、
「危険だから帰りんしゃい」「理由は言えないが危険やから」
と忠告。
帰ろうと思ったら船のエンジンの調子が悪くなったので、おっちゃんに修理をおまかせしてバカ三銃士たちは近くにある島に向かいました。
…ヲイ…。
島に上陸したバカ三銃士。
怪しい建物を発見し侵入を試み、クラウス博士に捕まります。
「誰にここに来る言うてきはったん?」
「黙ってきてしもうたん」
「フハハハハハ!お前ら、命が惜しければワシの実験の手伝いをするんじゃぜ」
ドの付く素人。
しかも見るからに偏差値低いこのバカ三銃士に手伝わせようとは…。
さてはおまえもバカなのかーーー!(ヨシコ風に)
「ここにあるのは、フランケンシュタインの脳みそと心臓だ。
これを屈強な生命体に移植する!」
何言うてんの?この人…と思わないところがバカ三銃士。
フランケンシュタインの脳と心臓(コードも生命維持装置も特についてない)がフツーの瓶に入ってます。
それを手で取り出してサメの脳&心臓と入れ替えるのです。
脳はごっそり切り開いて設置したので、そこに鉄板の蓋をかぶせて封をしました。
やっつけ感バリバリです。
雑!
オオザッパーにも程があるわ!!
ええねん!!
フランケンシュタインの脳と心臓は不死身だから、扱いがオオザッパーでもかまへんのんじゃ!
脳と心臓を移植されたサメはクラウス博士の言うことをきかなくなり己の意思のままに行動します。
「それが自立というものですのよ、フリーダーム」と、勝手気儘に動き出しました。
クラウス博士とスキップがやられます。
逃げ出したバカコンビはデュークに救助されましたが、すごい勢いで追いかけてくるフランケンに追いつかれそう。
桟橋にたどり着き「フランケンなら火に弱いだろう」とファイヤーアタックをかけるのですが、その時雷がフランケンの身体に落雷。
なんと腕が生えて陸上でも動けるようになっちゃったやん。
フランケンジョーズは水陸両用になったので牛を襲いに行きました。
牧場主のおばちゃんが怒って銃で攻撃。
この監督は牧場がスキ。
フランケンは森のなかに潜り込み、そこにいたクープがやられました。
おばちゃんを中心とした討伐隊が結成され、どう見ても寄せ集めの軍団が追いかけます。
フランケンは往年のアダルト女優に馬乗りになったり(サメなのに馬乗り)好き放題。
デュークは「廃棄されている灯台に誘い込んで殺そう」作戦を立てます。
灯台にはダイナマイトもあるのです。
なぜか。都合よく。
フランケンを惹きつけるため自分の腕を切って出血させたるでぇ。
血の匂いに誘われてやってくるフランケン。
討伐隊が銃を乱射。
「やめて、デュークがまだ灯台の中にいるの!」
「しらんがな」銃連射のおばちゃん達は己の欲望のままに銃撃。
ダイナマイトに引火して、灯台がドッカーンと爆破されました。
フランケンシュタインの脳と心臓は不死身じゃけぇ!というマッジ。
でもとりあえずは、終わったわ…と安心してたら、別のフランケンジョーズが?
おしまい
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皆様。
突っ込む準備はよろしいでしょうか?
突っ込むにも体力が必要です。
夏バテ気味のあなた、突っ込み体力アップで夏を乗り切りましょう。
アサルトワン。地雷。
マーク・ポロニア。地雷。
この名前を覚えておくがよくてよ!
この監督さんと言えば。
家族みんなが大爆笑したあの傑作。
ポンカス映画の金字塔。
TSUTAYAには置いてももらえない「ビッグフット VS ゾンビ」などなど。
本当に頭を抱えたくなるような衝撃映像。
初めて観ると怒りの炎でゴゴゴゴとなるのに、何故か中毒性があって、
「パッケージ詐欺でもいいじゃない。
だってマーク・ポロニアだもの」
あなたの寛容度が試される映画ですね。
このCG全盛の時代に。
テレビの戦隊ものですらそこそこなのに、
「何故今これだし?」な切り貼りCG。
素人のPhotoshop職人でも100倍マシなものを作ってくれはります。
これを一般市場に出すアサルトワンにも敬意を払うわ。
登場人物がバカなのはいつものこと。
皆さんにやる気が無いのもいつものこと。
全身にタトゥー入ってるクライングフリーマンか、おめーは!なヒロイン。
苦笑。
ニガワライ。
こういう映画を観て映画ハードルを下げておくと、たまにポンカスホラーに当たっても。
「ま…まぁ…神仏の気持ちで…」
と大らかになれるのでございます
少しのことでキーッとなる方は一度このような作品を見て忍耐力をつけるがよろしかろう。
御仏に近づけます。
こういう作品を借りるマダムがいるからこそ、
あそこのTSUTAYAには、たま~~にポンカスが入るのですね。
マダム、頑張って借ります!ポチ
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