- ジュラシック・ビースト [DVD]/ヒューストン・ベイカー,ジェームズ・カロラス,トッド・カーペンター
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山小屋!池!恐竜!
ポンコツ刑事!変態!
アホンダラだらけの登場人物!
小汚い池の前に立つ一軒家。
グラサンの男が「ここはエエトコやでぇ」(ザックリ)的なことを言うよ。
牧場!牛!ンモーーンモーー。
そこへ何者かの視線が!
牛、なんの警戒も見せずンモーンモー。
飛び散る血飛沫…フリー素材であとのせサクサク。
恐竜の声なんか牛の声なんか、区別つかんわ!
ポンコツ警官(爺さんズ)が、市民の通報を受け、映画館の地下へ!
犬を虐待してるらしいのですが、
出てきたのは裸の大将・オプション糸鋸。
ズドン!なんの躊躇いもなくズドン!
さて、ヒロインっぽいジャッキーは、
峰不二子を気取って、情事の後、なんかを盗み出し、
「バイバイ、Tボーン」
……。
どうもこのジャッキーは、男と落ち合う約束をしてるらしく、
そこが例の山荘。
その頃、
恐竜に襲われて血飛沫あとのせサクサク。
ここで恐竜の足が出るのですが。
恐ろしい…もうこんな恐ろしい足、最近見たこと無い…。
ジャッキーは、Tボーンさんのお金をネコババ。
ジャッキーの彼氏は「ようやった」と喜び勇んで山小屋に行ったら、喰われました。
そのころジャッキーは、銀行強盗を企てていた一味に捕まったー!
車が故障した一味の代わりに自分の車を提供し、身の安全を確保。
しかし、あの「先走りポンコツヨボヨボ警官ズ」に発見され追われる羽目に。
山荘目指して逃げるジャッキーと強盗団は、上手く警察を巻きます。
強盗団も根っからの悪人じゃなく、元特撮ヒーローをやってたけど今貧乏とか、
元フランケンシュタイン俳優だったけど今貧乏とか…。
ろくな奴おらんがな!!
山荘に行ったら、なんでかヒットマンがおるんですが(ジャッキーが狙われてるん?)、
こいつも恐竜にあとのせサクサクー!
銀行強盗たちも、みんなガブガブ喰われていきます。
さっさと逃げたジャッキーと犯人の一人。
山小屋の中で「ちょー、何やのんあれ?」とかいいながらすっかり危機感もなくくつろいでたら、
元特撮ヒーローの嫁が「浮気しとるんちゃうんか?」(浮気よりアカンことをしてます)と、
警官たちと一緒にやってきたー。
嫁とヒーローは恐竜に喰われ、
警官も一人が喰われ、
残った警官は山小屋に助けを求めに来ますが、ジャッキーはスルー。
「くそっ、やるしか無いのか!」
そう思った警官。
片手にピストル、もう片手に松明、唇に呪詛、背中に人生を~~♪
松明て…!
この松明とピストルで恐竜を脅し、池に誘導して池の中に突き落とすぜ作戦!
恐竜は、池に堕ちたー。
ε-(´∀`*)ホッ
でも、ありがちに恐竜が池から出てきて、警官をガブゥ。
警官も池の中に引きずり込まれ、
ジャッキーだけが生き残りました。
そして沈んだはずの恐竜が、またもや池に現れ…。
おしまい
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今確認したら池ちゃうわ、沼らしいわ。
どっちでもええけどな…。
パッケージと中身がここまで違うのは、もう、
「わかってはるくせに…イケズなお人やわぁ」
と暗黙の了解を求められるっちゅうことですね?
「ビースト」で、予感スべきだったのです。
ビーストで。
『リバービースト』→■
なんたって奥様!恐竜がイマドキ、着包みですのよ!
キグルミ!
CG全盛のこのご時世に、キグルミ!
しかもところどころ、コマオクリモデキマスヨ!
アテクシ、タイム・トリップしちゃったのかしら?昭和に。
1960年代に…。
どいつもこいつも、恐竜に喰われる寸前までこいつの存在に気付かない。
草や樹の枝を踏む音も聞こえるやろうし、
牛の声…あ、ごめん恐竜の鳴き声は聞こえてるやんか!
気配を感じろや、気配を!!!
ところで、あらすじを読んでいて、わかりにくい…と思ったでしょうが、
本編はもっとわかりにくいのです。
「今何が起こってるんだ?」
と思うこと多々。
もっと人数を減らせばええのに。
あの糸鋸男、必要か?
70分という超短い作品なのに、
あまりのグダグダっぷりに、ものすごい長い映画を観ている気がしてくる…。
脚本と言うより「思いつき」をネタにしました、みたいな?
多分これ脚本大賞などに出したら、
「登場人物を整理してから、出直してこい」
「恐竜なんでおるのかわからん、出直てこい」
「ストーリーが意味不明、出直してこい」
けんもほろろに、突き返されるで!!
世の中にいる、Z級のかほりを嗅ぎ分け、
「わぁい、あほんだらや、あほんだらの宴やでぇ」
という種族(アホ人族…うわ、また新しい言葉作ったったわ)に、
感謝せぇや!
アホ人族あるいはその属性を持たない人は、
きっと耐えられへんと思いますねん。
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