食への順応力
私は食への順応力が割と高い方である
いや、食っていうより、全般的な環境的応力が高いといった方が良いかも知れない。
以前滞在していたタイランド。
特にタイが大好きでも無かった。
増してやタイ料理なんて、
辛いし酸っぱいし、変な香草のにおいで一杯で、街にいるだけで胸焼け
極め付けが、何で料理にココナッツ?
タイ滞在最初の1ヶ月、ひたすらタイ料理を避けて暮らしていた。
2ヶ月目から街の匂いに少しずつ慣れ、辛くない香草の入っていない料理なら食べられるようになった。
3ヶ月目、香草も以外においしいじゃないの!辛いのも段々美味しくなってきたわ!って、この気候ならやっぱり辛いのが1番ね!
4ヶ月目、ちょっとタイ料理食べ過ぎて苦しいわ~。ご飯のレパートリーが少ないのよ!日本食レストラン行っても何か美味しくないし、あ~日本で美味しいご飯食べたい。
5ヶ月目、毎食タイ料理でも全然平気!私もタイに慣れたものね!
以後半年に一度、季節の変わり目の3月9月ぐらいになると衝動的に日本食が恋しくなったが、それも2-3年で終わり、それ以降は全く平気になりました。返って日本米食べるとムチムチ過ぎて胸焼け起こしてました。暑い国ではやっぱりサラサラ食べられるタイコメがベストだなぁ、、と。
もちろんこれは、私の特殊な例であって、大抵の日本人の方は日本食を自炊されている方が多かったですし、この様に順応してしまう方が稀なんだと思います。
一方ドイツではと言うと、、
ぶっちゃけ、私はパン嫌いでした
大体小麦が嫌い!
うどんとか小籠包とか、美味しいけど、胸焼けがする。
台湾や中国に行った時に、
いくら環境があっても、この食生活だけは相入れられないわ!と思ったものである。
幸ドイツのパンは旅行で食べてた白いパンであれば何とか食べられたし、まぁ何とかなるかな?
そう思って乗り込んだ1ヶ月目。
まりちゃんが毎食食べるのは、黒いシュトーレン(大きいパン)のスライス
黒パンとかこの酸っぱいボソボソのパンどうやって食べるのよ~と思ったが、レバーペーストという埼京線アイテムを手に入れてからは、毎食美味しくシュトーレンを食べる事が出来る様になった
クリーミーなレバーペーストにこの黒パンのボソボソ感と酸味が見事にマッチ
毎日毎日飽きもせず、モリモリ食べていた。
あんなにパン嫌いだったのに、わたしの順応力ってやっぱり凄いわ~と自画自賛
しーかーしー、
恐るべき時がとうとう来た
シュトーレンって言うか、、、
バターが食べられなくなってしまったのである
ウチの料理でバターを使う事はなく、大抵ラーマで代用するのだが、このラーマちゃんがダメになってしまった
シュトーレンも味はクリアーしたんだけど、バターっぽい油っぽさがダメで、、
クロワッサンとかバタバタタップリのパンは元から論外なんだけど、通常のパンまでバターが鼻に着く様になってしまった。
考えてみれば、西洋食文化って、
ドイツに限らず、全てバターよね
しょうがないので、ここ数日はご飯で我慢してます。
こういう時1番ホッとするのは、
お・そ・ば
私の大好物
全く脂っこくない、
だし汁と蕎麦のかおりを嗅ぐだけでホッとします
多分タイの例に習うなら、
数週間でこの状況は脱せると思うんだけど、、、
こればっかりは、アレルギーみたいなもので、なんともならないですね~
ここ数日はバター抜きで、胃をやすめたいと思います
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