2019夏☆エルツ山脈国境をまたぐ旅 | まこBlog in ドイツ
2019-06-01 08:30:00

2019夏☆エルツ山脈国境をまたぐ旅

テーマ:■ぶらぶら散策・旅行
5/29(木)は、ドイツは Himmelfahrt(キリスト昇天祭)で祝日でした。

この日はドイツでは、父の日でもあり、男達が飲んだくれてもいい日で、自転車でお酒片手に皆でサイクリングする日でもあります。←もはやどんな日かよくわからない。。

毎年、Himmelfahrt はお天気の良い日が多く、今年も良いお天気との予報でしたので、いつもの如く思いつきで旅をして参りました。

場所は、ずっと気になっていた、Erzgebirge(エルツ山脈)


ドイツとチェコの国境にまたがる山脈がエルツ山脈で、Erzとは『鉱石』という意味でして、豊富な鉱石が取れる地域であります。

また、鉱夫の街の玩具産業や、家々に飾ってあるこの街特有の飾りがとっても可愛いのです。

ついでに山脈超えて、こんな感じで回って来ました。



こうやって見ると、ベルリンからチェコは、ドイツのミュンヘンやフランクフルト・アム・マインに行くより、全然近いですね!私達の車旅は大体1日350kmから400km程の走行をします。

国境を越えて向かったのは、チェコの屈指の温泉保養地で世界遺産の、カルロヴィ・ヴァリ。

その後また山脈超えてドイツに戻り、普段滅多に立ち寄れない国境付近の街々を転々として、ベルリン郊外の我が家まで戻りました。

エルツ山脈、想像以上に景色が綺麗で、めちゃくちゃ良かったです。

ドイツからオーストラリア・インスブルックを抜けてイタリア・チロル地方に抜ける、アルプス越え黄金ルートを、長野の白馬に例えるなら、

エルツ山脈越えは、なだらかな丘の、長野の軽井沢から美ヶ原のビーナスラインを抜けるような感じ。

私好みどストライクの、ドライブルート!

天気は良いし、綺麗な丘陵に咲く満開の菜の花とのパッチワークの丘の景色も最高でした。

極みつけに、絢爛豪華な温泉保養地とか!

前にチェコ・プラハまで車で行って(ベルリンから4時間前後で到着出来ます。日帰り出来る距離!)、首都の絢爛豪華さにビックリしましたが、カルロヴィ・ヴァリもド肝を抜かれました。

素晴らしかったーーヽ(*´∀`)ノ

温泉水がまた飲めるのですよ!湯治と思って飲んでおりました。

今はこれから手術して、状況によっては化学療法を控えている身ですが、状態が落ち着いたら、ちゃんと宿泊して湯治したいですね!

中欧は物価は安いのに見所は圧倒されるような所ばっかりで、本当に素晴らしい。いつかハンガリーのブダペストも行きたいですねー。

最後に立ち寄った、ドイツとポーランド2国間にまたがっている英国式庭園の世界遺産ムスカウ公園も、私好みの自然な景観で素晴らしかったです。

この景色で長距離ドライブの疲れが一気に癒されました!

では、いつものように旅行記を書いて行きたいと思います。

ルートは以下の通りです。

Annaberg-Buchholz


Oberwiesentahl


Karlovy Vary(世界遺産)


Seiffen (素通り)


Bautzen


Görlitz ( 立ち寄ったが中心を見つけられず観光断念)

Bad Muskau(世界遺産)