元は加古川市泊神社の末社であった。社殿は宮本武蔵の養子宮本伊織が泊神社を改築寄進した際、旧社殿を当所へ移築したものである。
手水舎
拝殿
主祭神は菅原道真だ。天神社という社名でわかるが天満宮なのだ。泊神社の末社の天満宮が当地に勧請されたものだ。
獅子型の阿吽の狛犬の横に神牛がいる。この配置は珍しい。
幣殿、本殿はコンクリート造りだ。残念だけど、維持費を考えたら仕方ないんだろうな。
神楽殿
この神社には、宮本伊織とその弟、小松玄昌によって甲田重信による三十六歌仙扁額三十六面が奉納されている。また、伊織一族の大山久太郎政次によって石燈篭も寄進されている。隣接する神宮寺には伊織寄進の鰐口が保管されている。かっては、泊神社棟札、同文の棟札、甲冑、田原家由緒書等も奉納されていたというが、現存しない。武蔵、伊織は赤松氏の流れをくむ田原家の出身で当町に生まれの無二之助一真の養子となっている。尚、詳細は泊神社棟札に伊織貞次(小倉小笠原家老祿高四千石)が記している。
恵比寿神社
稲荷神社
庚申宮
住吉神社
宮本武蔵、伊織 縁の神社である。隣に宮本武蔵生誕の地の石碑がある。謎の多い、宮本武蔵生誕の地を歩いてみよう。