レッスンを受けることは手段であって、目的はその先に持っていて欲しい。 | シニアの脳と身体の健康運動指導士 石井です

シニアの脳と身体の健康運動指導士 石井です

こころ・からだ・すこやか体操企画 代表 石井誠のブログ。
脳と身体を元気にする楽しい運動指導のことから、何気ない日常まで‥。


レッスンを担当してるスポーツクラブが営業を再開。

 

本日より再びレッスンを指導することとなりました。

 

そこでは、身体調整のレッスンとステップのレッスンを担当しています。

 

調整のレッスン

「休館中はどのように過ごされました?」

『ウォーキングしました!』←8割くらいの方
『なにも…』←2割くらい

 

ステップのレッスン

「休館中はどのように過ごされました?」

『家でダラダラ‥‥』半数くらい。

 

この差。

 

調整系のレッスンは年代が高いです。

体力レベルは他のレッスンに比べると低め。

でも、再開後の皆様の身体の様子を見ると、少しは身体硬くなっているかもしれませんが、

以前と同じ内容でも、そんなに辛そうな様子は見られない。

 

ステップのレッスンは年代幅広いです。
以前と同じ内容でも明らかに皆様の動きが違います。

身体が重たそうだったり、表情などがいつもより辛そう。

 

今までそんな事なかったのに、何でもない動きでもバランスを崩しそうになるシーンも。

『歩く事はしていたわよ~』という方でも、ふらついたり。

 

この違い。

 

健康のための行動を自分で律して出来ているか、何かに依存しないと出来ないか。

 

その行動は何のため?
健康の為?楽しみのため?

どちらに重きを置いている?

 

無い!と分かった時にどこまで考えてその目的のために動ける?(考動)
その目的が自分にとって重要なものだと手段を変えてやろうとする。

それが【せめてウォーキングでも‥】

 

レッスン受けることが手段ならば、その先の健康が目的。

だとしたら考動できる。
目的のために手段を変えようと出来る。

 

レッスンを受けることが目的になっていしまっていると、目的が無くて自分を見失う‥。
楽しい!が前に出過ぎて、目的と手段が曖昧になっている方がいらっしゃるんでしょうね。