秋田に東北にもっとNLP を!!

心理カウンセラー、マッキーこと

鈴木 マキコです。

 

前回までのお話はこちら

 

夫が浮気をする時①
夫が浮気をする時②

 

夫が浮気をする時③

夫が浮気をする時④

 

当時、

 

生後2カ月になったばかりのころ

韓国に連れてこられた長女でしたが


~ここでちょっと解説~

 

※結局長女は日本で出産しました。


韓国での出産を経験してみたい!

と、当時から

チャレンジャーな私でしたが


 

韓国では医者の都合で

帝王切開になるケースが多いとのことで

それは嫌だ、という思いから

実家に帰って出産しました

(平鹿病院にて:全くもって地元なネタ:笑)


そして、わずか生後二カ月でパスポートを取り

 

(写真屋さんでパスポートの写真を取る時

 

カメラマンさんから、“こんなに小さい子のパスポート

写真をとるのは初めてだ”と言われた我が子:笑)

 

まだ首がぐらぐらなうち

 

韓国に連れ帰りました。

 

どんだけタフなんじゃい、ワレ

 

 

 

 

寝がえりし、

はって歩くようになり、

つたい歩きし

 

他の子どもと同様に

日々順調に成長していきましt。

 

そしていつしか

わずか1歳しか離れていない

自分の兄と

家じゅう走り回るまで

成長しました。

 

(本当、私その間

どうやって生活していたか

あまり思い出せない。)

 

あぁ、そうそう、

私の買い物恐怖症も

あの後ほどなく解消され

 

だんだん慣れてくると

子供たちが昼寝している間

そのスキをついて

買い物にいくまでに

成長しました。

 

(だって、

まだ1歳になったばかりの

長男をおんぶし

 

ベビーカーには

生後間もない赤子。

 

この組み合わせでの買い物は

本当に骨の折れる作業でしたから)

 

子供が昼寝のため寝入る

1時半頃を見計らって

 

“二人とも目ぇ閉じたぁーー!!”

 

ってところを

ダッシュで走って

ハナマートまで

買い物に行っていました。

 

 

さてそんなある日

 

寿命が縮まるような事件が

我が家で起きました。

 

その頃

 

2歳になるかならないかの長男と

その一年後に生まれた長女との生活は

まるで毎日戦争のような日々。

 

 

一人が叫べば

 

 

もう一人も叫ぶ。

 

二人で仲良く遊んでいたかと思えば

 

次の瞬間大ゲンカ。

 

二人ともとてもやんちゃで

 

ここにそのやんちゃぶりが分かる

当時の写真があります。


粋な大人の心理学教室

ここは韓国の

お風呂場兼 トイレなのですが

長女が登っているのは

わずか20cmほどのすきま。

 

彼女はここのスペースが好きで

 

よく登っていましたね(笑)

 

 

そんなある日のことです。

 

 

 

 

私が食事の後かたずけで

 

 

忙しくしていると

 

突然寝室から

 

『ぎゃーーーーー!!』

という

尋常じゃない泣き声が

聞こえてきました。

 

 

一体何事?

 

 

と振り返って寝室をみると

 

なんと!!

 

 

重さにして

 

30kgはあろうかという

ものすごい大きな鏡台が

下に落下して

 

しかも

 

長女がその下敷きに

なっているではありませんか!!

 

 

韓国では

 

 

いろんな『ありえない』を

経験しましたが

 

この大きな鏡台も

 

大人の腰ほどの高さのタンスの上に

ほんの小さな

画びょう見たいな留め金で

固定してあるだけで

 

日本のように

 

地震の多い国だったら

一発で倒れるような

しろものです。

 

韓国は

 

きわめて地震の少ない国でしたから

そのあたりの危機管理とかは

ほとんどなかったんでしょうね。

 

 

さて、

 

 

鏡台の下敷きになった娘を見た時

私は絶対に

『娘を死なせてしまった』と思いました。

 

どうやらさっきの写真見たいに

 

タンスの上に登って

 

何かのひょうしに

 

鏡台ごと

下に落下したようでした。

 

まるで狂ったように鏡をどかし

 

下敷きになってる娘を助けだすと

 

あろうことか

 

頭から大量の出血がっ・・・・・

 

もう驚きと恐怖で

 

私はパニックの状態でした。

 

 

『娘を死なせてしまった。』

 

 

 

 

でも幸いなことに

 

 

娘は気を失っているわけでもなく

泣き声だけは大きな声で

泣いています。

 

でも、

 

流血した頭を見るに

大したことないと

片づけられることではないことは

あきらかでした。

 

 

震える手と声で

 

 

やっとのことで

仕事先の主人のところに

電話をかけました。

 

『長女の頭に

 

鏡台が落ちて

長女が大けがをした。

どうすればいい?』

 

たぶんそんなことを

 

言ったと思います。

 

自分が何を言ったかは

 

もう覚えていませんが

 

その後主人が言った言葉と

 

その時の嫌な気持ちは

忘れられません。

 

主人はとても面倒くさそうに

 

 

『一体何やってんだ?全く・・・。

 

帰ればいいわけ?』

 

私の不注意で起きてしまったこととはいえ

 

主人の全くあわてる素振りさえ

見せない対応と

 

自分の状況と

 

この私の慌てぶりが

とてもミスマッチな感じがしたことを

覚えています。

 

 

ほどなくして

 

 

主人が職場から

戻ってきました。

 

そして

 

通訳となって

病院に連れて行ってくれそうな人を

電話しながら

探していたみたいです。

 

私はとにかく

 

ぐったりした娘がとても心配で

気が気ではありませんでした。

 

今から考えると

 

救急車を呼べば良かったのかもしれませんが

その時はそんなことは

全く思い浮かびませんでした。

 

 

しばらくしてやってきたのは

 

 

例の韓国語の家庭教師でした。

 

夫の会社には

 

日本語が堪能な

会社専属の

運転手の男性が

いたにもかかわらず、

 

なぜその時

 

その女性が呼ばれたのか

少しだけ違和感はありました。

 

でも

 

そんなことを言ってはいられない。

 

まずはこのぐったりしている娘を

 

今すぐにでも病院に

連れて行きたい!

 

そんな一心で

 

わらにもすがる思いでその女性に頼り

病院に向かったのです・・・

 

 

第⑥話へ・・・

 

 

 

 

 

 

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