makiusiのすっとこどっこい日記
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物語「瀬をはやみ」

隼人が相手と組んで、投げ技に入ろうとする度、傷めた肩に痛みが走る様子が、表情で読み取れた。

「苦戦してるな、岩谷・・・前の大会では瞬殺楽勝だったのに」
大滝がひとりごちた。
違うと分かっていても、自分が責められているような思いがした。
結水子のカメラを持つ手に力が入った。

相手の投げ技にバランスを崩す隼人。
その姿に結水子は息を飲み、胸を痛めた。
胸が痛くて、涙が流れた。

涙はカメラを持つ指先に、一粒、また一粒と流れ落ちた。

結水子は視線をカメラに落とした。

―――もし・・・

思いが、浮かんだ。

―――あの人をこの中に隠せたら、全ての危険、全ての痛みから守れるのに。

結水子は、その思いを 聞いた。
自分の思い以上の思いを聞いていた。

「あの」
結水子の背後から声がした。
振り向くと、階段で隼人と一緒にいた柔道部員が立っていた。
「何ですか?」
萎縮して声が出せない結水子の代わりに、大滝が返事した。
「あの、彼女に話しが・・・」
柔道部員が結水子に話し始めた途端、会場から悲鳴、どよめきが起こった。
会場の方を向いていた柔道部員の顔色が変わった。
「・・・隼人!」

スターウォーズ☆ミ

フォースの覚醒・・・観て来ました(^^)

オープニングとエンディングの星空に圧倒させて来ました☆☆☆☆

あんなに星があるのに、地球にしか生命体がいないとは信じられない・・・
もしそうなら、地球に生まれて生きてる私達は、たまげるほどの確率で 生きているということになりますよね((((;゜Д゜)))

宝くじが当たる確率より、宇宙人がいる確率の方が高いんと違うかな?とか考えてました_(^^;)ゞ

物語「瀬をはやみ」


午後からの試合が始まった。
肩をかばいながらも、隼人は一瞬の勝機を確実にものにしながら、勝ち進んで行った。

ちなみにこの間、「恋は盲目」で周りが見えない結水子の替わりに、M高の選手の写真は、厚意で大滝が撮っていた。

結水子はただひたすら、隼人の無事を祈って彼の試合だけを見ていた。
隼人が勝てるように、というより・・・これ以上怪我をしないように、痛い思いをしないように、隼人が辛い思いをしないように、そして・・・生きていてくれるように。

生きていて・・・?

その時、結水子は、前にもそんな思いで、誰かの姿を見つめていたような気がした。
過去なのか、未来なのか。

次の試合前になり、隼人がやはり目を閉じて、精神統一を始めた。
逆光で隼人の姿が霞む。
結水子は、あれ?と思った。

岩谷さんって、あんな顔だったっけ・・・

結水子の中では、隼人はもう少し大人びている気がしていた・・・別人のように。
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