レースレポつづきます。
ウェーブスタートのためロスタイムはわからず。
ただ、わかっているのはタイムは二の次、13時ゴールがマストのこと。それに遅れたら殴られ怒られること。
そのため、大渋滞に巻き込まれてしまうと、その後のエイドでのタイムロスも予想されるので、ここはスタートダッシュが肝要。悪いですけどもざくざく行かせてもらうでござる。
そうして混雑をすり抜けすり抜け、ゆみとぴあの第一エイドに到着。
ここはスポンサーたるダイドーさんの各種ドリンクが提供されており、まだ3キロ弱しか走ってないのにエナジードリンクを一杯。序盤ということもあり、まだまだ混雑は解消されず。そそくさと先を急ぎます。
そこからは、各エイド豪華な給食祭り。
第二エイド(手石)ではお味噌汁、おにぎり、ところてんを。
第三エイド(アロエセンター)ではトルティーヤとチュロスを。
ただ、正直このへんで若干へばってましてね
先にも申し上げましたが、フルマラソンを5時間で走るということはペース換算ではキロななオーバー。ですが11か所ものエイドで、ご馳走を堪能するとなると、サブ4ペースで走る必要があり、
それも平地の適温であれば多少頑張れば何とかなるところ、ここは天下の南伊豆。山あり坂ありけもの道あり。加えてその日の気温たるや。軽く25度を超えてくる夏日とな!
それをこやつらが鼻歌まじりで5'30"ペースで進むのですから、どんどんその背中は遠くなり、次第に呪いしか出てこねえ!
不貞腐れている図
この第三エイドのアロエセンターを過ぎると、さらに登坂が続くため、あっさりここから白旗モード。もう疲れたよ、ぱとらっしゅ
石廊崎の灯台につづく石畳みのゲキ坂で、もう完「走」は諦めぐだぐだと歩き始めるわたし。
こんなん走れねーし暑いしキツイし、レース後の風呂とかどうでもいいわ!!(13時回ったら風呂なしといわれていた人←)
ひとりやさぐれながら石畳を上り切ると、そこにいたスタッフさんがわたしに一言。
「ファイトー!女子一位だよー!」
ウェーブスタートのため詳細はよくわからず、確かにばらけてきた後、数人の女子を抜かしましたが、一位ってホント?整列時たくさん前に女子いたぞ?もしや一位詐欺なんじゃねーの?
半信半疑ながらも、もしかしてという思いもあり、ロンモチ今回の大会は競技性はなく順位もつかないものだとわかっていましたが、ここまでの我がポンコツラン人生。一位という言葉に舞い上がり
急にやる気と元気全開
あたしゃもうちんたら歩かないでゴザル。
このまま走って逃げきってやるわ!
そうしていそいそ駆け下りてくる図(単純)
しかしこの日の海はこれまで以上の美しさでした。なぜか南伊豆を走るときは、11月というのに必ず晴れて暖かい一日となるのですが、今年は群を抜いて最高の日和。
南伊豆の神様、ありがとう
そうして、調子よく走りつづけ、
いくつものエイドで食べつづけ、
今回の大会で初めてとなる「もののけゾーン」(約30キロ~35キロ地点)に突入。ここは、大会アナウンスいわく「いかにももののけが出そうな薄暗い悪路(一応県道)」とのこと。
注:これはケモノです🦍
確かにコレはもののけは出ずとも薄暗い悪路だわww
悪路のうえにアップダウンが激しいという、ダレトク道←をもくもくと進み、ようやく舗装路にでたのが残り7キロ。そして時計はちょうど12時。おお!残りキロななペースでぴったんこ
ちょうどこのあたりでフジオ隊長と合流し、一緒にラス2となる上小野エイドを出発しましたが隊長の速いこと速いこと。
その背中を追っかける形でわたしも垂れずに最後のエイドへ。
そこは少しコースから外れた階段の上にあったのですが、上ってみるとなんというオアシス。こじゃれた古民家に冷やしぜんさい
13時まで残り30分。
そしてゴールまであと2.5キロ。
最後はあるっても間に合いますねーと、ここで追いついたフジオ隊長と、それでもぼちぼち走っていきますか、と二人でウィニングランとなる青野川沿いへ。
しかしまあ、この2.5キロの長いことww
実際はもっとあったんちゃうのー?という疑問はともかく、結局わりと頑張って走り、よーやく見えてきたゴールゲート。
なのですが。
先に行ったはずのらんな~さんとキングと、その他数人がゲート前の芝生のところで佇んでおり、よくよく見るとその先のゴールゲートが開いてねえ!!
コレ、まじで5時間以内のフィニッシュは失格なんですね。なのでがっちりと閉ざされたゲート。
ゴール待ちの図
ようやく13時になり、「では一人ずつ来てださーい」と向側からスタッフさんの呼び声。(一人ずつというのはゴール写真を一人ずつ写すからw)
もう順位なんてあったもんじゃない。どうぞどうぞで譲り合いながら、わたしはちゃっかり5番目くらいでゲートへ。
時間にしておそらく5時間02分くらい。
みんな仲良くフィニッシュです。
(つづく)